バラ科サクラ属
漢字:西洋博打の木
名前の由来:
「セイヨウ(西洋)」は、ヨーロッパ原産。
「バクチ(博打)」は、樹皮が鱗片状にはがれるので、博打に負けて身ぐるみはがれることにたとえた。
樹形:常緑低木
葉:互生
花:両性花、総状花序、白色
花期:4月
果実:核果、紫黒色
果期:7~9月
備考:
葉裏の主脈脇に2~3の大きな黒い腺あり。
材は重硬・強靭で家具材工具の柄などに用いる。
樹皮は紅~黄色の染料になる。
バクチノキとは葉柄が短いこと、葉の先端が長く尖らないことなどにより区別できる。
投稿者: kona
-
セイヨウバクチノキ Laurocerasus officinalis
-
セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
キク科タンポポ属
漢字:西洋蒲公英
名前の由来:
「セイヨウ(西洋)」は、ヨーロッパ原産。
「タンポポ(蒲公英)」は、花の蕾を「鼓(づづみ)」に見立て、鼓を叩く音で「タン、ポ、ポ」説など諸説あり。
葉:
花:舌状花の集まった頭状花序、黄色
花期:3~9月
果実:瘦果
習性:多年草
備考:
食べられる。
民間薬として健胃、整腸、解熱、発汗、催乳に用いた。
<在来種との違い>
在来種は、総苞片が瓦状に重なり合う。舌状花の雌しべは真っ直ぐ伸びているか、ゆるくわん曲している。
外来種は、総苞片がくるりと反り返る。舌状花の雌しべの先が強くカールしている。
セイヨウタンポポと在来のタンポポの交雑により雑種も増えている。
<在来種との生態的な性質の違い>
・春だけでなく、夏から冬も開花結実し、多数のタネをつける。
・タネは在来種に比べて軽く、遠くまで飛ぶ。
・タネの発芽温度は幅広く、いつでも発芽できる。
・成熟が早く、小さな個体でも開花する。
・一年を通じて葉を広げ、光合成を行う。
・染色体数の面で3倍体である。
・無融合生殖によってタネをつくる。
→ 外来種は、都会のような環境で有利。
在来種(自家不和合性)は、自然度の高い環境で有利。
<無融合生殖(無性生殖の一型)>
雌しべの体細胞が減数分裂や受精という過程を経ず、そのまま育って種子になる。
種子やそれが育った娘植物は、完全に親と同一な遺伝子をもつ「クローン」。
[利点]
受粉が不要。
増殖スピードが、有性生殖に比べて2倍(子を産む雌のみ)の速さ。
[欠点]
病気が流行したり環境が変化した場合に同じ運命をたどることになり、全滅の危険性が高い。 -
ズミ Malus toringo
バラ科リンゴ属
漢字:酸実
名前の由来:
果実の酸味を表す「酢実(すみ)」が転訛した説、
樹皮から黄色の染料をとった「染み(そみ)」が転訛した説あり。
樹形:落葉小高木
葉:互生
花:両性花、散形花序、白色
花期:4~6月
果実:ナシ状果、黄色または赤色
果期:9~10月
備考:
長枝と短枝があり、側芽はほとんど短枝化して、とげ状になるものが多い。
長枝:節間が長く伸び、葉が散在してつく通常みられる枝
大きな葉をつけて光合成を盛んに行い伸長成長する
短枝:節と節の間が年々わずかしか伸びない枝
小さい葉をたくさんつけ花芽をつけて結実する
果実は数回霜に当たると渋味が採れて甘酸っぱくなる。完熟前の果実を漬けて果実酒などにする。
材は緻密で堅く、斧や農具の柄、櫛や器具類に用いた。
<異形葉性>
短枝につく葉は楕円形、長枝につく葉は3~5裂(欠刻)するものが多い。
<根萌芽(こんぼうが)>
親株を中心に根を水平に伸ばして根萌芽幹を発生させる。他、タラノキ、ハリギリ、ハリエンジュ、ヤマナラシなど。 -
スノキ Vaccinium smallii var. glabrum
ツツジ科スノキ属
漢字:酢の木
別名:コウメ(小梅)
名前の由来:
葉を噛むと酸味があり酸っぱい。
「コウメ(小梅)」は、果実の酸味を梅の実になぞらえた。
樹形:落葉低木
葉:互生
花:両性花、総状花序、鐘形、下垂、緑白色(まれに紅色)
花期:5~7月
果実:液果、緑色→紫黒色、先端に5個の萼歯が残る
果期:7~8月
備考:熟した果実は甘酸っぱく食べられる。口の中が紫色に染まる。 -
スズメノエンドウ Vicia hirsuta
マメ科ソラマメ属
漢字:雀野豌豆
名前の由来:カラスノエンドウに似ていて小型。
葉:互生、偶数羽状複葉
花:蝶形花、白紫色
花期:4~6月
果実:豆果
習性:蔓性の越年草
備考:
全草を茶として飲み、牧草に用いる。
<カラスノエンドウとの違い>
カラスノエンドウの備考参照。 -
スイカズラ Lonicera japonica
スイカズラ科スカイズラ属
漢字:吸葛
別名:忍冬(にんどう)、金銀花(きんぎんか)
名前の由来:
「スイ(吸)」は、花筒の奥にある甘い蜜を味わうために花冠を引き抜いて「吸う」行為とする説や、
花弁の形が人がものを吸い込むときの唇の形に似ている説あり。
「カズラ(葛)」は、つるを表す。
「忍冬(にんどう)」は、暖地では冬に落葉せず、葉を内側に丸めて耐え忍んでいるように見える。生薬名でもあり、葉茎を乾燥したもので、痔や腰痛、腫物の薬とした。
「金銀花(きんぎんか)」は、花色が白色から黄色へ変わり、それらが混ざって咲く様子による。生薬名でもあり、花を乾燥したもので、関節痛や解熱の薬とした。
樹形:蔓性半落葉(半常緑)木本、左巻き(ネジと同一方向として)
葉:対生
花:両性花、白色→黄色
花期:5~7月
果実:液果、黒色
果期:9~12月
備考:
白い花は甘い芳香あり。白は闇に浮き立つ色で夜咲く。芳香は昼間より夜のほうが強くなる。花粉を媒介するスズメガを誘うためとされる。
株元に近いところ(”若い茎”の記述もあり)の葉は羽状に切れ込むことがある。 -
シロヤシオ(ゴヨウツツジ) Rhododendron quinquefolium
ツツジ科ツツジ属
漢字:白八入/白八汐
別名:ゴヨウツツジ(五葉躑躅)
名前の由来:
「白」は、花の色。
「八入(やしお)」は、布を幾度も染汁(そめしる)に浸して濃く染めること。八は多いことを意味し、純白の花の色が布を幾度も染めるほど鮮やかに見える。
「ゴヨウツツジ(五葉躑躅)」は、葉が5個輪生するツツジ。
樹形:落葉小高木
葉:互生
花:両性花、白色
花期:5月下旬~6月
果実:蒴果
果期:9~10月
備考:ツツジについては、ヤマツツジの備考参照。


























































