スイカズラ科オミナエシ属
漢字:男郎花
名前の由来:オミナエシより強剛なので、男性に見立てた。
葉:対生
花:散房花序、白色
花期:8~10月
果実:瘦果、小苞葉が大きくなってうちわのような翼になる
習性:多年草
投稿者: kona
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オトコエシ Patrinia villosa
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オオモミジ Acer amoenum
ムクロジ科カエデ属
漢字:大紅葉
名前の由来:「イロハカエデ(イロハモミジ)」より葉が大きい。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序
花期:4~5月
果実:翼果
果期:6~9月
備考:
<イロハカエデとの違い>
イロハカエデの備考参照。 -
オオミヤマガマズミ Viburnum wrightii var. stipellatum
ガマズミ科ガマズミ属
漢字:大深山莢蒾
名前の由来:
「オオミヤマ(大深山)」は、深山にはえる葉の大きい。
「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照。
樹形:落葉低木
葉:対生
花:両性花、散房花序、白色
花期:5~6月
果実:核果、赤色
果期:9~10月
備考:
「ミヤマガマズミ」の変種。
<ミヤマガマズミとの違い>
葉の表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える。
典型的なものは、葉がミヤマガマズミより大きく、先端は尾状にのびて鋭くとがり、鋸歯も鋭く明瞭で、ミヤマガマズミが15対程度に対し、25対程度になる。
<ガマズミとミヤマガマズミの違い>
ガマズミは葉の先のとがり方が鈍く、葉柄に短毛や星状毛が密生しているのに対して、ミヤマガマズミは葉の先が鋭くとがり、葉柄には長い絹毛がまばらに生える。 -
オオバヤシャブシ Alnus sieboldiana
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オオバコ Plantago asiatica
オオバコ科オオバコ属
漢字:大葉子
名前の由来:葉が広く大きい。
葉:
花:穂状花序、咲きながら上にのびる
花期:4~9月
果実:蓋果
習性:多年草
備考:
<生息場所>
日当たりのよい道端や荒れ地。踏まれる場所に生えるのは、そこしか生きられる場所がないから。いいかえれば、ほかの植物たちと競争せずに済む平和な世界。
葉柄には5~7本の筋(維管束)があり、これが丈夫なため踏まれても葉がちぎれない。
<種子の散布方法>
果実が熟すと、果実の中央部が横に割れて上部が蓋のように外れ、種子がこぼれ出る。オオバコ属は、表層に増粘多糖類のコーティングがあり、湿ると表面が水を吸って接着剤のような粘液質になり、靴やタイヤにくっついて運ばれる。また、粘液質に雨水を吸い込んで蓄えておくことができ、乾きやすい場所でも、芽は干からびることがない。
<雌性先熟>
オオバコの花(風媒花)は、咲くとまず雌しべを出し、あとから雄しべを出すことによって、性の成熟時期をずらす。
同じ花や株の花粉を受精(自家受粉)を避けるため。自家受粉は近親交配をもたらし、子孫に遺伝的欠陥が生じやすくなり、生存や子孫を残すうえで不利になる(近交弱勢)。
花茎の下から上に以下ように咲きあがる。雄の花粉が降り注ぐことを避ける工夫。
1)雌しべ(1本)を出して受粉。
2)雌しべが枯れると入れ替わりに雄しべ(4本)が伸びる。
<用途>
薬草として咳止め、下痢止め、膀胱炎やむくみに用いる。生葉は炙って腫れ物に貼りつけた。