【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ジャコウソウ Chelonopsis moschata

    シソ科ジャコウソウ属
    漢字:麝香草
    名前の由来:茎葉をゆすると麝香のようなよい香りがする(それほど香りはない)。
    葉:対生
    花:唇形化、淡紅紫色
    花期:8~9月
    果実:4個の分果、宿存性の萼に包まれる
    習性:多年草
    備考:山地の木陰や谷間の湿地に生える。

    ジャコウソウ
    20240911_箱根湿生花園
    ジャコウソウ
    20240911_箱根湿生花園
    ジャコウソウ
    20240911_箱根湿生花園
  • シャガ Iris japonica

    アヤメ科アヤメ属
    漢字:射干
    名前の由来:シャガと同じように葉を扇形につけるヒオウギの漢名「射干(しゃっかん)」を誤って漢字につけて音読みした。
    葉:
    花:淡白紫色
    花期:4~5月
    習性:多年草
    備考:
    朝咲いて夕方しぼむ一日花。
    花は橙色と青紫色に彩られた外花被片(萼片)があり、中央の黄色い部分が「鶏冠状」の突起になっている。
    3組の染色体をもつ「3倍体」(多くの植物は2倍体)で結実しない。鱗茎(球根)や地下茎で栄養繁殖(無性繁殖)することによってクローンを増やす。他、ヒガンバナやニホンスイセンも同様。
    (参考)
    鱗茎(りんけい):短い茎に厚い鱗葉が重なり合ったもの。球根。
    塊茎(かいけい):地下茎の先がふくらんだいも。
    <単面葉>
    葉は表も裏も同じように見えるが、植物学上はすべて「裏」(1枚の葉の表同士が折り紙を折るように内側に折られてくっついて、外側はどちらも「裏」状態)。

    シャガ
    20240517_竜爪山
    シャガ
    20240517_竜爪山
  • シモツケ Spiraea japonica

    バラ科シモツケ属
    漢字:下野
    名前の由来:栃木県の旧名「下野国(しもつけのくに)」で最初に発見されたあるいは多く自生する説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、複散房花序、淡紅色
    花期:5~8月
    果実:袋果、5個集まってつく
    果期:9~10月
    備考:
    枝の出方は、コゴメウツギと同じように前年の枝の下に新しい枝が出る。
    シモツケに似ている草本として同じバラ科の「シモツケソウ」(葉は掌状で中裂)あり。

    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • シシウド Angelica pubescens

    セリ科シシウド属
    漢字:猪独活
    名前の由来:
    「シシ(猪)」は、ウドより大きくなり、どこにでも見られる様子を「猪」にたとえた説、
    イノシシが食べる大きさ説、
    イノシシがこの根を掘り起こして食べる説など諸説あり。
    「ウド(独活)」は、全体がウコギ科のウドに似る。
    葉:互生、2~3回羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:8~11月
    果実:2個の分果、両側に翼あり、紫色
    習性:多年草
    備考:
    葉柄の基部は鞘状にふくれて茎に抱きつくようについている。
    茎や葉にさわると甘い独特の香りあり。
    根茎は生薬「独活(どっかつ)」と呼ばれ、煎じたものは鎮痛、鎮静、血管拡張に、薬湯としてリューマチや神経痛、冷え性に用いた。

    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230717_八島湿原
    シシウド
    20240911_箱根湿生花園
  • シキミ Illicium anisatum

    マツブサ科シキミ属
    漢字:梻/樒
    名前の由来:
    有毒の実から「悪しき実」の「あ」が取れた説が有力、
    他、四季に芽が出ることから「四季芽」が転じた説など諸説あり。
    樹形:常緑小高木
    葉:互生
    花:両性花、黄白色
    花期:3~4月
    果実:袋果が集まった集合果、中国料理の「八角」に似る。
    果期:9月頃
    備考:[1-73][478][1-391P][95P][上27][1-32P]
    葉を日に透かすと細かい油点が多数見え、傷付けると芳香あり。
    全体が有毒で、特に実は猛毒(劇物)。
    仏花(ぶっか)として、仏檀や墓前に供える。
    葉や樹皮は、線香や抹香(まっこう、お焼香で用いられる粉末状のお香)の原料に用いた。

    シキミ
    20220320_朝鮮岩
    シキミ
    20230304_芹ヶ谷峠付近
    シキミ
    20230304_芹ヶ谷峠付近
    シキミ
    20230902_高山・市民の森
    シキミ
    20230902_高山・市民の森
    シキミ
    20240303_高山・市民の森
    シキミ
    20240303_高山・市民の森
    シキミ
    20240504_高山・市民の森
    シキミ
    20241108_高山・市民の森
    シキミ
    20250412_高山・市民の森
    シキミ
    20250427_高山・市民の森
    シキミ
    20250427_高山・市民の森
    シキミ
    20250427_高山・市民の森
  • シオデ Smilax riparia

    サルトリイバラ科シオデ属
    漢字:牛尾菜
    名前の由来:アイヌの方言シュウオンテ。「牛尾菜」は漢名。
    葉:互生、葉柄の基部に托葉の変形した巻きひげあり
    花:雌雄異株、散形花序、淡黄緑色
    花期:7~8月
    果実:液果、黒色
    習性:蔓性多年草
    備考:若芽は山菜になる。

    シオデ
    20221127_朝鮮岩
    シオデ
    20221127_朝鮮岩
    シオデ
    20221127_朝鮮岩
    シオデ
    20231028_朝鮮岩
    シオデ
    20231028_朝鮮岩
    シオデ
    20231028_朝鮮岩
    シオデ
    20231119_朝鮮岩
    シオデ
    20231119_朝鮮岩
  • サンショウバラ Rosa hirtula

    バラ科バラ属
    漢字:山椒薔薇
    名前の由来:とげの着き方や葉の形が「サンショウ」に似ているバラ。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:両性花、淡紅色
    花期:6月
    果実:バラ状果(集合果)
    果期:9~10月
    備考:富士山周辺の静岡・神奈川・山梨県に分布が限られる準絶滅危惧種。

    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20240918_箱根湿生花園
  • サンゴジュ Viburnum odoratissimum

    ガマズミ科ガマズミ属
    漢字:珊瑚樹
    名前の由来:赤い果実がたくさんつき、果序の枝も赤く染まる様子をサンゴに見立てた。
    樹形:常緑小高木
    葉:対生
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:6~7月
    果実:核果、赤色→黒色(二色効果)
    果期:9~10月
    備考:分厚く光沢のある葉は水分が多く燃えにくいことから、防火樹として人家の周りも植えられる。

    サンゴジュ
    20220801_県立美術館
    サンゴジュ
    20220801_県立美術館
    サンゴジュ
    20220801_県立美術館
    サンゴジュ
    20230607_遊木の森
    サンゴジュ
    20230607_遊木の森
    サンゴジュ
    20230607_遊木の森
    サンゴジュ
    20230804_県立美術館
    20230804_県立美術館
    20230804_県立美術館
    サンゴジュ
    20250404_県立美術館
    サンゴジュ
    20250430_県立美術館
    サンゴジュ
    20250430_県立美術館
  • サワフタギ Symplocos chinensis var. leucocarpa f. pilosa

    ハイノキ科ハイノキ属
    漢字:沢蓋木
    別名:ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)、ニシゴリ(錦織木)
    名前の由来:
    よく枝分かれして横に広がり、沢に蓋をするように生える。
    「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」は、牛の鼻輪として「牛の動き」を制御した。
    「ニシゴリ(錦織木)」は、木の灰汁(あく)を紫根(しこん)染めの媒染剤に用いた。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:5~6月
    果実:核果、瑠璃(藍)色
    果期:9~10月
    備考:
    材は堅くて強靭で、器具材、鎌の柄、細工用のツゲ材の代用に用いた。
    タンナサワフタギとの違い>

    葉序葉形葉先基部鋸歯葉の毛果実樹皮
    サワフタギらせん互生長楕円~倒卵形短く尖る楔状に細くなる細かくて鋭い両面に毛がありざらつく青藍色(瑠璃色)灰褐色・縦に裂ける
    タンナサワフタギ2列互生広倒卵~倒卵形長く尖る広い楔状粗い裏の脈上に白い毛あり黒藍色灰白色・薄片にはげる
    サワフタギ
    20230619_富士山こどもの国
    サワフタギ
    20230619_富士山こどもの国
    サワフタギ
    20230619_富士山こどもの国
    サワフタギ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    サワフタギ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    サワフタギ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    サワフタギ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
    サワフタギ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
    サワフタギ
    20240911_箱根湿生花園
    サワフタギ
    20240911_箱根湿生花園
  • サワヒヨドリ Eupatorium lindleyanum

    キク科ヒヨドリバナ属
    漢字:沢鵯
    名前の由来:
    湿地に生えて、「ヒヨドリバナ」に似る。
    「ヒヨドリ(鵯)」は、ヒヨドリバナの名前の由来参照。
    葉:対生(しばしば3全裂し、6枚の葉が輪生する)
    花:筒状花の集まった頭状花序、淡紫色
    花期:8~10月
    習性:多年草
    備考:
    フジバカマヨツバヒヨドリヒヨドリバナとの葉の違い>
    ヒヨドリバナの備考参照。

    サワヒヨドリ
    20231023_県立森林公園
    サワヒヨドリ
    20231023_県立森林公園
    サワヒヨドリ
    20240911_箱根湿生花園
    サワヒヨドリ
    20240911_箱根湿生花園