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投稿者: kona

  • イワナンテン Leucothoe keiskei

    ツツジ科イワナンテン属
    漢字:岩南天
    名前の由来:岩場に生え、葉が「ナンテン(南天)」に似る。
    樹形:常緑低木、枝は垂れ下がる
    葉:互生
    花:両性花、総状花序、下垂、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果、上向き
    果期:10月頃

    イワナンテン
    20240918_箱根湿生花園
    イワナンテン
    20240918_箱根湿生花園
  • イワツメクサ Stellaria nipponica

    ナデシコ科ハコベ属
    漢字:岩爪草
    名前の由来:
    岩間に生える「ツメクサ(爪草)」。
    「ツメクサ(爪草)」は、細長く先が尖った葉の形が鳥の爪に似ている。
    葉:対生
    花:白色
    花期:7~8月
    果実:蒴果、6裂する
    習性:多年草
    備考:高山帯に生える。

    イワツメクサ
    20230817_富士山五合目付近
    イワツメクサ
    20230817_富士山五合目付近
  • イワシャジン Adenophora takedae

    キキョウ科ツリガネニンジン属
    漢字:岩沙参
    名前の由来:
    岩場に生える「シャジン(沙参)」。
    「シャジン(沙参)」は、ツリガネニンジンのこと。花の形が釣鐘に似て、根が朝鮮人参に似ている。
    葉:互生
    花:紫色
    花期:9~10月
    習性:多年草

    イワシャジン
    20240918_箱根湿生花園
    イワシャジン
    20240918_箱根湿生花園
  • イワガラミ Schizophragma hydrangeoides

    アジサイ科イワガラミ属
    漢字:岩絡
    名前の由来:気根(付着根)が岩や木に絡みついて這い上がる。
    樹形:蔓性落葉木本
    葉:対生、葉柄は赤みを帯びることが多い
    花:両性花、散房状の集散花序、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果
    果期:9~10月
    備考:
    新芽を摘んで、塩を一つまみ入れた熱湯に素早く潜らせ、冷水に取って食用としたり、新芽を茹でて和え物や味噌汁、揚げ物などにした。
    ツルアジサイとの違い>

    装飾花の萼片葉の鋸歯葉の匂い樹皮
    イワガラミ1枚粗い青臭い小さな割れ目ができる
    ツルアジサイ4枚細かいなし縦に剥がれる
    イワガラミ
    20230626_富士山こどもの国
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20241006_高山・市民の森
    イワガラミ
    20241006_高山・市民の森
  • イワオウギ Hedysarum vicioides

    マメ科イワオウギ属
    漢字:岩黄耆
    名前の由来:岩場に生え、中国原産の黄耆に似ている。
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:蝶形花、総状花序、黄白色
    花期:6~8月
    果実:豆果
    習性:多年草
    備考:高山帯に生える。

    イワオウギ
    20230817_富士山五合目付近
    イワオウギ
    20230817_富士山五合目付近
  • イロハカエデ(イロハモミジ) Acer palmatum

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:伊呂波楓
    別名:イロハモミジ(伊呂波紅葉)、タカオカエデ(高雄楓)
    名前の由来:
    「イロハ(伊呂波)」は、7つの葉の裂片を「いろはにほへと」と数えた。
    「カエデ(楓)」は、葉の形がカエルの手に似ていることから、「カエルテ(蛙手)」が転訛した。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序、暗紫色
    花期:4~5月
    果実:翼果
    果期:7~9月
    備考:
    オオモミジとの違い>

    葉身鋸歯葉先を結んだ線翼果
    イロハカエデ径4~7cmの円形重鋸歯楕円形
    手状複葉の中指が特別に長い
    ほぼ水平
    上向き
    オオモミジ径7~12cmの円形細かい単鋸歯が多い円形やや鈍角に開く
    下向き
    イロハモミジ
    20211018_城北公園
    イロハモミジ
    20211018_城北公園
    イロハモミジ
    20220801_県立美術館
    イロハモミジ
    20220801_県立美術館
    イロハモミジ
    20220911_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240504_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240504_高山・市民の森
  • イボタノキ Ligustrum obtusifolium

    モクセイ科イボタノキ属
    漢字:水蝋木/疣取木
    名前の由来:
    本種から得られるイボタ蝋(備考参照)を溶かして疣(いぼ)を取るのに使ったため「イボトリノキ(疣取りの木)」が転訛した説あり。
    漢字名「水蝋木」は、中国名。
    樹形:(半)落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、総状花序、白色
    花期:5~6月
    果実:液果状の核果、黒紫色
    果期:10~12月
    備考:
    陽樹。
    樹皮につくイボタロウムシ(ガイガラムシの一種)が分泌する白蝋を固めたイボタ蝋(中国では虫白蝋(ちゅうはくろう))を、疣取りだけでなく、蝋燭、家具などの艶だし、戸滑りをよくするなどにも用いた。
    ミヤマイボタとの違い>
    ミヤマイボタの備考参照。

    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20240427_遊木の森
    イボタノキ
    20240427_遊木の森
    イボタノキ
    20240519_遊木の森
    イボタノキ
    20240519_遊木の森
    イボタノキ
    20240904_遊木の森
    イボタノキ
    20240911_箱根湿生花園
  • イブキボウフウ Libanotis ugoensis var. japonica

    セリ科イブキボウフウ属
    漢字:伊吹防風
    名前の由来:
    「イブキ(伊吹)」は、滋賀県伊吹山に生える。
    「ボウフウ(防風)」は、ボウフウに似る。ボウフウは、漢名「防風」の音読み。薬用植物で根を乾かしたものが漢方の風邪薬。
    葉:互生、2回羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:8~9月
    習性:多年草

    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原
    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原
    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原
  • イブキトラノオ Bistorta officinalis

    タデ科イブキトラノオ属
    漢字:伊吹虎の尾
    名前の由来:滋賀県伊吹山に多い。花穂が虎の尾に似ている。
    葉:互生
    花:単花被花(花冠なし萼のみ)、白色~淡紅色
    花期:7~9月
    果実:瘦果
    習性:多年草

    イブキトラノオ
    20230724_八島湿原
    イブキトラノオ
    20230724_八島湿原
    イブキトラノオ
    20230724_八島湿原
  • イヌマキ Podocarpus macrophyllus

    マキ科マキ属
    漢字:犬槇
    名前の由来:
    かつてスギを「マキ(真木)」と呼んでおり、スギよりも木材として劣る説、
    「ホンマキ」の別名を持つコウヤマキよりも姿形が劣る説あり。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、雄花序は黄白色
    花期:5~6月
    種子:備考参照
    種子期:10~11月
    備考:
    秋に熟す種子は、赤紫色の肉質化した花托(花床)の上に球形で緑白色の実が載る。実は食べられないが、赤紫色に肉質化した花托は食べられる。
    土質を選ばずよく生長し、移植も容易で、強い刈り込みに耐え、病虫害が少ないことから、生垣、防風垣だけでなく、庭木としても用いられる。
    材は水湿に強く、桶材に用いる。

    イヌマキ
    20211026_駿府城公園
    イヌマキ
    20211026_駿府城公園
    イヌマキ
    20211030_遊木の森
    イヌマキ
    20220504_満観峰
    イヌマキ
    20220801_県立美術館
    イヌマキ
    20220801_県立美術館
    イヌマキ
    20231119_その他
    イヌマキ
    20231119_その他