【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • オニタビラコ Youngia japonica

    キク科オニタビラコ属
    漢字:鬼田平子
    名前の由来:
    「オニ(鬼)」は、コオニタビラコに比べて大きい。
    「タビラコ(田平子)」は、コオニタビラコの名前の由来参照。
    葉:
    花:舌状花の集まった頭状花序、黄色
    花期:5~10月
    果実:瘦果
    習性:1~2年草

    オニタビラコ
    20220504_朝鮮岩・満観峰
    オニタビラコ
    20220504_朝鮮岩・満観峰
    オニタビラコ
    20240410_吉田川
    オニタビラコ
    20240410_吉田川
    オニタビラコ
    20240410_吉田川
  • オニシバリ Daphne pseudomezereum

    ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
    漢字:鬼縛り
    別名:ナツボウズ(夏坊主)
    名前の由来:
    樹皮の繊維が強靭で鬼をも縛ることができる。
    「ナツボウズ(夏坊主)」は、冬に葉をつけて夏に落葉する。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:雌雄異株、単花被花(花冠なし萼のみ)、黄緑色
    花期:2~4月
    果実:液質の核果、赤色
    果期:5~7月
    備考:
    果実は有毒で辛味がある。
    樹皮は和紙の原料になる。
    落葉樹の林の中で育つオニシバリは低木のため、夏の間、葉の繁った高木に太陽の光を奪われる。そのため、夏の期間は葉を落として休眠し、秋、落葉樹の葉が落ち始めて林が明るくなるころ芽を吹く。

    オニシバリ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    オニシバリ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    オニシバリ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    オニシバリ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • オニグルミ Juglans mandshurica

    クルミ科クルミ属
    漢字:鬼胡桃
    名前の由来:
    「オニ」は、核果の表面が凸凹で、これを鬼面に見立てた説、
    殻が厚く堅い説あり。
    「クルミ」は、中国を意味する「呉(ご)」の国の「呉実(クレミ)」が転訛した説、
    くるくると転がる丸い実の意味とする説あり。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:雌雄同株
    花期:5~6月
    果実:核果状の堅果、黄緑色
    果期:9~10月
    備考:
    種子は食用。栽培されるクルミのほとんどは、カシグルミとシナノグルミ。
    種子を食べられるのは、歯の鋭いネズミやリスぐらい。ネズミは殻に穴を開けて中の種子を食べるが、リスは殻の継ぎ目に歯を入れて割って中の種子を食べる。また、貯食を行う。
    サワグルミとの違い>
    果実が、オニグルミは、径4cmぐらいの球形で、果皮を取り除くと堅い凸凹のある3cm前後に核が現れる、サワグルミは、2cmぐらいの広い翼のような苞に1cmほどの小さい堅い実が着く。
    サワグルミは、側芽に1~5cmほどの柄がある。

    オニグルミ
    20220613_高山・市民の森
    オニグルミ
    20220613_高山・市民の森
    オニグルミ
    20220613_高山・市民の森
    オニグルミ
    20230702_高山・市民の森
    オニグルミ
    20230702_高山・市民の森
    オニグルミ
    20230702_高山・市民の森
    オニグルミ
    20230702_高山・市民の森
    オニグルミ
    20231202_高山・市民の森
    オニグルミ
    20240303_高山・市民の森
    オニグルミ
    20240428_高山・市民の森 雄花序
    オニグルミ
    20240428_高山・市民の森 雄花序
    オニグルミ
    20240504_高山・市民の森 雌花序
    オニグルミ
    20240504_高山・市民の森 雌花序
    オニグルミ
    20250412_高山・市民の森
    オニグルミ
    20250412_高山・市民の森
    オニグルミ
    20250427_高山・市民の森
    オニグルミ
    20250427_高山・市民の森
    オニグルミ
    20250427_高山・市民の森
  • オトコエシ Patrinia villosa

    スイカズラ科オミナエシ属
    漢字:男郎花
    名前の由来:オミナエシより強剛なので、男性に見立てた。
    葉:対生
    花:散房花序、白色
    花期:8~10月
    果実:瘦果、小苞葉が大きくなってうちわのような翼になる
    習性:多年草

    オトコエシ
    20240918_箱根湿生花園
    オトコエシ
    20240918_箱根湿生花園
    オトコエシ
    20241015_遊木の森
    オトコエシ
    20241015_遊木の森
    オトコエシ
    20241015_遊木の森
  • オクトリカブト Aconitum japonicum ssp. subcuneatum

    キンポウゲ科トリカブト属
    漢字:奥鳥兜
    名前の由来:
    「オク(奥)」は、みちのく(陸奥)に多く生える。
    「トリカブト(鳥兜)」は、花の形が舞楽(ぶがく)を奏でる伶人(れいじん)がかぶる鳳凰の頭をかたどった冠(兜)に似ている。
    葉:互生
    花:散房または総状花序、青紫色
    花期:8~10月
    果実:袋果
    習性:多年草
    備考:
    世界で二番目に毒性の強いトリカブト。
    トリカブト類は、毒物の代表でもあったが、重要な薬草でもあった。

    オクトリカブト
    20240911_箱根湿生花園
    オクトリカブト
    20240911_箱根湿生花園
    オクトリカブト
    20240911_箱根湿生花園
  • オガラバナ Acer ukurunduense

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:麻殻花
    名前の由来:材(枝)が麻殻(おがら:皮を剥いだアサの茎)のようにやわらかい。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、総状花序、黄緑色
    花期:6~8月
    果実:翼果、翼は鋭角に開く
    果期:9~10月
    備考:
    亜高山帯に生える。
    葉裏は白みを帯びて毛が多く、特に葉脈に沿って淡褐色の柔らかい毛が密生する。

    オガラバナ
    20221013_しらびそ高原
    オガラバナ
    20221013_しらびそ高原
  • オカトラノオ Lysimachia clethroides

    サクラソウ科オカトラノオ属
    漢字:岡虎の尾
    名前の由来:丘陵などの日当たりのよい草地に生え、花穂を虎の尾に見立てた。
    葉:互生
    花:総状花序、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果、宿存性の萼に包まれている
    習性:多年草

    オカトラノオ
    20230626_富士山こどもの国
    オカトラノオ
    20230626_富士山こどもの国
    オカトラノオ
    20240616_遊木の森
    オカトラノオ
    20240616_遊木の森
    オカトラノオ
    20240616_遊木の森
  • オオルリソウ Cynoglossum furcatum var. villosulum

    ムラサキ科オオルリソウ属
    漢字:大瑠璃草
    名前の由来:
    「オオ(大)」は、ルリソウより大きい。
    「ルリソウ(瑠璃草)」は、瑠璃色の花が咲く。
    葉:互生
    花:サソリ型花序、淡青紫色
    花期:7~9月
    果実:4個の分果、平たく全面にかぎ状に曲がったとげを密生
    習性:2年草

    オオルリソウ
    20240614_高山・市民の森
    オオルリソウ
    20240614_高山・市民の森
    オオルリソウ
    20240614_高山・市民の森
  • オオモミジ Acer amoenum

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:大紅葉
    名前の由来:「イロハカエデ(イロハモミジ)」より葉が大きい。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序
    花期:4~5月
    果実:翼果
    果期:6~9月
    備考:
    イロハカエデとの違い>
    イロハカエデの備考参照。

    オオモミジ
    20231031_健康の森
    オオモミジ
    20231031_健康の森
    オオモミジ
    20231031_健康の森
  • オオミヤマガマズミ Viburnum wrightii var. stipellatum

    ガマズミ科ガマズミ属
    漢字:大深山莢蒾
    名前の由来:
    「オオミヤマ(大深山)」は、深山にはえる葉の大きい。
    「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、白色
    花期:5~6月
    果実:核果、赤色
    果期:9~10月
    備考:
    「ミヤマガマズミ」の変種。
    <ミヤマガマズミとの違い>
    葉の表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える。
    典型的なものは、葉がミヤマガマズミより大きく、先端は尾状にのびて鋭くとがり、鋸歯も鋭く明瞭で、ミヤマガマズミが15対程度に対し、25対程度になる。
    ガマズミとミヤマガマズミの違い>
    ガマズミは葉の先のとがり方が鈍く、葉柄に短毛や星状毛が密生しているのに対して、ミヤマガマズミは葉の先が鋭くとがり、葉柄には長い絹毛がまばらに生える。

    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺