ムクロジ科カエデ属
漢字:瓜楓
名前の由来:
「ウリ(瓜)」は、樹皮がマクワウリ(真桑瓜)の果皮に似ている。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉小高木
葉:対生
花:雌雄異株、総状花序、淡黄色
花期:4~5月
果実:翼果、ほぼ水平に開く
果期:6~10月
備考:
日本固有種。
葉はほとんど分裂しないが、3浅裂、ときに5裂することがある。
投稿者: kona
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ウリカエデ Acer crataegifolium
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ウラジロモミ Abies homolepis
マツ科モミ属
漢字:裏白樅
名前の由来:
「ウラジロ(裏白)」は、葉裏の気孔帯の幅が広く白く鮮明。
「モミ(樅)」は、モミの名前の由来参照。
樹形:常緑高木
葉:蜜に互生、線形、長さ1cm、先は若木や日陰は小さく二叉に分かれて尖り成木や日なたは丸く凹む、裏の気孔帯は白色で見立つ
花:雌雄同株、雌花 赤紫色、風散布
花期:5~6月
種子:球果、円柱形(長さ5~10cm 径3cm)、苞鱗は外から見えない、種鱗(長さ2cm)、暗紫色、風散布
種期:10~11月
備考:[1-14][25][3-574P][57][上3]
日本固有種。
葉に強いにおいあり。
ブナ帯を中心に、亜高山帯(標高1000~2000m)に生える。
若枝は明るい黄褐色で光沢があり無毛、葉の基部からのびる枝の溝が目立つ。
<モミ属>
モミの備考参照。
<モミとの違い>
モミの備考参照。 -
ウラジロガシ Quercus salicina
ブナ科コナラ属
漢字:裏白樫
名前の由来:
「ウラジロ(裏白)」は、葉裏が蝋分を分泌して白い。
「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
樹形:常緑高木
葉:互生
花:雌雄同株
花期:5月
果実:堅果
果期:翌年の秋 -
ウラシマソウ Arisaema thunbergii ssp. urashima
サトイモ科テンナンショウ属
漢字:浦島草
名前の由来:付属体が長く伸びているのを、浦島太郎が釣り糸を垂らしている姿に見立てた。
葉:鳥足状複葉
花:雌雄異株、肉穂花序
花期:4~5月
習性:多年草
備考:
<テンナンショウ属>
マムシグサの備考参照。 -
ウメモドキ Ilex serrata
モチノキ科モチノキ属
漢字:梅擬
名前の由来:葉がウメの葉に似ている。
樹形:落葉低木
葉:互生、細鋭鋸歯、葉柄の長さは4~9mm
花:雌雄異株、散形状に腋生、淡紫色、虫媒花
花期:6月頃
果実:核果、球形(径5mm)、赤色、枝に群がる、動物(主に鳥)散布
果期:9~10月
備考:[2-3689][1635][2-458P][713P][下314]
日本固有種。
小枝は細かくジグザグになる。
側芽の下に小さな副芽あり。
全体に毛のないものを「イヌウメモドキ」という。イヌウメモドキ
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ウバメガシ Quercus phillyraeoides
ブナ科コナラ属
漢字:姥目樫
名前の由来:
「ウバメ(姥目)」は、若葉が星状毛が密生して淡褐色であることが、姥の目に似ている説、馬の目(馬目(バベ))に似ている説あり。
「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
樹形:常緑低木~小高木
葉:互生、備考の<海岸植物>参照
花:雌雄同株、雄花(尾状花序)は黄色
花期:4~5月
果実:堅果、殻斗は鱗模様
果期:翌年の秋
備考:[1-1956][146][1-246P][368P][下191]
材は堅く重く割れにくい。
木炭原料に用いる。最も堅く、火力が強く、灰が少なく持続性がある「備長炭」として有名。
果実は食べられる。
<海岸植物>
トベラの備考参照。
もともと西日本の海岸沿いで林をつくり、乾燥に適応して葉は硬く、光沢がある。 -
ウド Aralia cordata
ウコギ科タラノキ属
漢字:独活
名前の由来:
茎が生育すると中空になるので宇登呂(うどろ)が転訛した説、土の中の芽を食べる「埋(うづ)」から転訛した説など諸説あり。
漢字名は、大きな葉を広げ風が吹かなくても動いているように見えることから「独=ひ とりでも、活=動く」の漢字があてられた。
葉:互生、2回羽状複葉
花:雌雄同株(茎の上部に両性花序、下方に雄性花序)、散形花序、淡緑白色
花期:8~9月
果実:液果、黒紫色
習性:多年草
備考:
薄紫色の若芽は独特の香気と歯ざわりがあり、春の山菜となる。
乾燥した根茎を生薬「和独活(わどっかつ)」と呼び、発汗、解熱、鎮痛など用いる。











































































