【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ウリカエデ Acer crataegifolium

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:瓜楓
    名前の由来:
    「ウリ(瓜)」は、樹皮がマクワウリ(真桑瓜)の果皮に似ている。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:雌雄異株、総状花序、淡黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果、ほぼ水平に開く
    果期:6~10月
    備考:
    日本固有種。
    葉はほとんど分裂しないが、3浅裂、ときに5裂することがある。

    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
  • ウラジロモミ Abies homolepis

    マツ科モミ属
    漢字:裏白樅
    名前の由来:
    「ウラジロ(裏白)」は、葉裏の気孔帯の幅が広く白く鮮明。
    「モミ(樅)」は、モミの名前の由来参照。
    樹形:常緑高木
    葉:蜜に互生、線形、長さ1cm、先は若木や日陰は小さく二叉に分かれて尖り成木や日なたは丸く凹む、裏の気孔帯は白色で見立つ
    花:雌雄同株、雌花 赤紫色、風散布
    花期:5~6月
    種子:球果、円柱形(長さ5~10cm 径3cm)、苞鱗は外から見えない、種鱗(長さ2cm)、暗紫色、風散布
    種期:10~11月
    備考:[1-14][25][3-574P][57][上3]
    日本固有種。
    葉に強いにおいあり。
    ブナ帯を中心に、亜高山帯(標高1000~2000m)に生える。
    若枝は明るい黄褐色で光沢があり無毛、葉の基部からのびる枝の溝が目立つ。
    <モミ属>
    モミの備考参照。
    <モミとの違い>
    モミの備考参照。

    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ウラジロモミ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • ウラジロノキ Sorbus japonica

    バラ科ナナカマド属
    漢字:裏白の木
    名前の由来:葉裏に白色の綿毛が密生して白い。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:両性花、複散房花序、白色
    花期:5~6月
    果実:ナシ状果、赤色、白い皮目が目立つ、先端はやや凹む
    果期:10~11月
    備考:
    日本固有種。
    若枝に白色の綿毛を密生している。
    側枝はほとんど短枝化している。
    材は堅く重く、薪炭材に用いたり、器具類や家具、櫛にも用いられる。

    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
  • ウラジロガシ Quercus salicina

    ブナ科コナラ属
    漢字:裏白樫
    名前の由来:
    「ウラジロ(裏白)」は、葉裏が蝋分を分泌して白い。
    「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄同株
    花期:5月
    果実:堅果
    果期:翌年の秋

    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20231202_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20240303_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20240517_竜爪山
    ウラジロガシ
    20240517_竜爪山
  • ウラシマソウ Arisaema thunbergii ssp. urashima

    サトイモ科テンナンショウ属
    漢字:浦島草
    名前の由来:付属体が長く伸びているのを、浦島太郎が釣り糸を垂らしている姿に見立てた。
    葉:鳥足状複葉
    花:雌雄異株、肉穂花序
    花期:4~5月
    習性:多年草
    備考:
    <テンナンショウ属>
    マムシグサの備考参照。

    ウラシマソウ
    20240410_有度山
    ウラシマソウ
    20240410_有度山
  • ウメモドキ Ilex serrata

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:梅擬
    名前の由来:葉がウメの葉に似ている。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、細鋭鋸歯、葉柄の長さは4~9mm
    花:雌雄異株、散形状に腋生、淡紫色、虫媒花
    花期:6月頃
    果実:核果、球形(径5mm)、赤色、枝に群がる、動物(主に鳥)散布
    果期:9~10月
    備考:[2-3689][1635][2-458P][713P][下314]
    日本固有種。
    小枝は細かくジグザグになる。
    側芽の下に小さな副芽あり。
    全体に毛のないものを「イヌウメモドキ」という。

    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250929_県立美術館
    ウメモドキ
    20250929_県立美術館
    ウメモドキ
    20251029_寸又峡

    イヌウメモドキ

    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
  • ウマノアシガタ Ranunculus japonicus

    キンポウゲ科キンポウゲ属
    漢字:馬の脚形
    別名:キンポウゲ(金鳳花)
    名前の由来:
    根生葉を馬のひづめに見立てた(根生葉の周縁が浅く5裂し、裂片が鋭尖形でないことから遠目には円形にみえる)。
    「キンポウゲ(金鳳花)」は、黄色い八重咲きの花を「金色の鳳(おおとり)」に見立てた。
    葉:
    花:黄色(光沢あり)
    花期:4~5月
    果実:瘦果が集まった集合果
    習性:多年草
    備考:有毒

    ウマノアシガタ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
    ウマノアシガタ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
    ウマノアシガタ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
  • ウバユリ Cardiocrinum cordatum

    ユリ科ウバユリ属
    漢字:姥百合
    名前の由来:
    花が咲く時にほとんどの葉が枯れ始めたり、落葉し始めたりすることが多いことから、歯の抜けた老女にたとえた説、
    ウバを「乳母」に見立て、大きな葉は乳母として花を育て、育てた花が開くころ葉がなくなることが多いため、育てた娘が花盛りとなるころに葉(歯)がなくなる説など諸説あり。
    葉:互生
    花:緑白色、横向
    花期:7~8月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    山野の湿った林内に生える。
    鱗茎から質のよいデンプンが採れる。

    ウバユリ
    20240918_箱根湿生花園
    ウバユリ
    20240918_箱根湿生花園
    ウバユリ
    20250407_朝霧高原
  • ウバメガシ Quercus phillyraeoides

    ブナ科コナラ属
    漢字:姥目樫
    名前の由来:
    「ウバメ(姥目)」は、若葉が星状毛が密生して淡褐色であることが、姥の目に似ている説、馬の目(馬目(バベ))に似ている説あり。
    「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
    樹形:常緑低木~小高木
    葉:互生、備考の<海岸植物>参照
    花:雌雄同株、雄花(尾状花序)は黄色
    花期:4~5月
    果実:堅果、殻斗は鱗模様
    果期:翌年の秋
    備考:[1-1956][146][1-246P][368P][下191]
    材は堅く重く割れにくい。
    木炭原料に用いる。最も堅く、火力が強く、灰が少なく持続性がある「備長炭」として有名。
    果実は食べられる。
    <海岸植物>
    トベラの備考参照。
    もともと西日本の海岸沿いで林をつくり、乾燥に適応して葉は硬く、光沢がある。

    ウバメガシ
    20211018_城北公園
    ウバメガシ
    20211026_駿府城公園
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
  • ウド Aralia cordata

    ウコギ科タラノキ属
    漢字:独活
    名前の由来:
    茎が生育すると中空になるので宇登呂(うどろ)が転訛した説、土の中の芽を食べる「埋(うづ)」から転訛した説など諸説あり。
    漢字名は、大きな葉を広げ風が吹かなくても動いているように見えることから「独=ひ とりでも、活=動く」の漢字があてられた。
    葉:互生、2回羽状複葉
    花:雌雄同株(茎の上部に両性花序、下方に雄性花序)、散形花序、淡緑白色
    花期:8~9月
    果実:液果、黒紫色
    習性:多年草
    備考:
    薄紫色の若芽は独特の香気と歯ざわりがあり、春の山菜となる。
    乾燥した根茎を生薬「和独活(わどっかつ)」と呼び、発汗、解熱、鎮痛など用いる。

    ウド
    20240911_箱根湿生花園
    ウド
    20240911_箱根湿生花園
    ウド
    20240918_箱根湿生花園