アカネ科ヤエムグラ属
漢字:河原松葉
名前の由来:河原に多く、葉が松葉に似ている。
葉:8~10個輪生(2個以外は托葉が大きくなった)
花:円錐花序、白色
花期:7~8月
習性:多年草
備考:黄色花は「キバナカワラマツバ」。
投稿者: kona
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カラムシ Boehmeria nivea
イラクサ科カラムシ属
漢字:茎蒸
漢名:苧麻(チョマ)
別名:クサマオ(草真麻)
名前の由来:
茎(幹(から))を蒸して皮をはぎ、繊維をとる説、
蒸してから乾燥させる(乾蒸(からむし))など諸説あり。
葉:互生、鋸歯、裏面に白い綿毛を密生
花:雌雄同株(茎の上部 雌花序、下部 雄花序)
花期:7~9月
習性:多年草
備考:[1-1941][224][野388P][1-225P]
皮のある茎を蒸して皮をはぎ取り、その繊維で上質の織物(上布(じょうふ))を作った。
「ポンポン草」や「パンパン草」の呼び名あり。軽く握った手に葉をのせて、勢いよくこれを叩くと「ポン」という音がする遊びあり。
「ラミーカミキリ(中国原産の外来種)」が好んで葉を食べる。
「アカタテハ」の幼虫は、葉をたたんで糸でとめて身を隠す。 -
カラマツ Larix kaempferi
マツ科カラマツ属
漢字:唐松/落葉松
名前の由来:短枝に葉が束になってつく様子が中国の唐絵(からえ)に描かれた松に似ている。
樹形:落葉高木(森林限界付近では低木)
花:雌雄同株
花期:4~5月
種子:球果
種期:9~10月
備考:
日本固有種。
日本に自生する唯一の落葉する針葉樹。主に高地の寒さの厳しい環境に生育しており、雪の少ない場所では落葉することが、乾燥と低温対策に有効。このため、葉にはコストをかけず、常緑針葉樹に比べてやわらかい葉を付ける。
陽性で、山火事跡や崩壊地などの裸地に最も早く侵入する先駆樹種(パイオニアツリー)。<先駆樹種(パイオニアツリー)>については、アカメガシワの特記事項参照。
樹皮には褐色で細長い厚膜細胞があり、素手で触るとこれがとげのように刺さることがある。
材は強度があり腐りにくいが、割れやすく狂いが大きいため、建築材としては劣っていたが、最近は加工技術の進歩等により、集成材などに加工して、建築材にも使われるようになっている。
尾瀬の木道(もくどう)には、水に強いカラマツ材が主に使われている。 -
カラスノエンドウ Vicia sativa ssp. nigra
マメ科ソラマメ属
漢字:烏野豌豆
別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
名前の由来:
スズメノエンドウに比べて、花、葉、豆果が大形で、豆果が黒く熟すのをカラスにたとえた。
「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」は、小葉の先のくぼみの形を矢筈にたとえた。
葉:互生、偶数羽状複葉
花:蝶形花、紅紫色
花期:3~6月
果実:豆果、黒く熟し乾くと裂けて種子が飛ぶ。
習性:蔓性の越年草
備考:
葉柄の基部にある三角形の黒っぽい部分がふちに歯状突起がある托葉で、1個の花外蜜腺になっている。
若い芽や若いさやは、豆苗(とうみょう)のような味で食べられる。
<スズメノエンドウ/カスマグサとの違い>花のサイズとつき方 小葉の長さ 鞘 カラスノエンドウ 10~18mm
葉の付け根に1、2個20~30mm 無毛 スズメノエンドウ 3~4mm
枝先に3~7個10~17mm 有毛 カスマグサ 5~6mm
枝先に2個8~15mm 無毛 -
カラスザンショウ Zanthoxylum ailanthoides
ミカン科サンショウ属
漢字:烏山椒
名前の由来:
役に立たない大型のサンショウ説、
カラスが種子を食べる説あり。
樹形:落葉高木
葉:互生、奇数羽状複葉
花:雌雄異株、散房花序、緑白色
花期:7~8月
果実:蒴果(3個の分果)、灰褐色、種子は黒色
果期:11~12月
備考:
枝や幹にあるトゲは成長とともに無くなり、イボ状突起だけが残る。
葉の全面に褐色の油点があり、太陽に透かすと白く見える。
一部の果序は12月下旬から自然脱落し始め、落下した果序の果肉は閉じたままで、乾燥すると果肉が割れて黒い種子が出てくる。
果皮はミカン科特有のにおい成分があるため、「香袋(かおりぶくろ)」の材料に利用された。
若芽は天ぷらとして食べられた。
山火事跡や崩壊地などの裸地に最も早く侵入する先駆樹種(パイオニアツリー)。
<先駆樹種(パイオニアツリー)><シードバンク(埋土種子)>については、アカメガシワの特記事項参照。 -
カマツカ Aronia villosa Decne. var. laevis Stapf.
バラ科カナメモチ属
漢字:鎌柄
別名:ウシコロシ(牛殺し)
名前の由来:
材が丈夫で折れにくく、鎌の柄(つか)などに用いられた。
「ウシコロシ(牛殺し)」は、材を削って牛の鼻輪を通す穴開けに用いたり、鼻輪自体に用いた。
樹形:落葉小高木
葉:互生、短枝では輪生状
花:両性花、複散房花序、白色
花期:4~6月
果実:ナシ状果、赤色
果期:10~11月
備考:
株立ちしたものが多い。
果柄にはいぼ状の皮目が多い。
長枝(光環境が悪い)と短枝(光環境がよい)がはっきり分かれている。 -
カナメモチ Aronia glabra
バラ科カナメモチ属
漢字:要黐
別名:アカメモチ(赤芽黐)
名前の由来:
別名のアカメモチが転訛した説が有力、
モチノキに似ていて、材が扇の要に使われた説もあり。
「アカメモチ(赤芽黐)」は、若葉が赤く、葉や樹形がモチノキに似る。
樹形:常緑小高木
葉:互生
花:両性花、複散房花序、白色
花期:5~6月
果実:ナシ状果、赤色
果期:12月頃
備考:
国産材では最も重硬で比重が重い材。車輪、車軸などに用いられる。
春の若葉は赤くて美しい。落葉前にも紅葉する。
生垣としてよく植栽される「レッドロビン」は、本種とオオカナメモチの雑種。
<レッドロビンとの違い>葉柄 新芽 果実 カナメモチ 小さな突起が1〜2対見られることがある 赤みに個体差あり ‐ レッドロビン 突起なし 鮮やかで均一な赤色 少ないまたは
全くつかないレッドロビン?




























































