【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • タイサンボク

    基本情報

    • 学名:Magnolia grandiflora
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:大山木/泰山木
    • 別名:ハクレンボク(白蓮木)

    名前の由来

    • 大きな花や葉をつけ、大木になる樹形を、泰然とした大きな山になぞらえた説あり

    生育地

    • 北米原産。明治初期に導入された

    樹形

    • 常緑高木

    樹皮

    • 灰白色。なめらかで小さな皮目が多い

    • 葉序:互生、枝先に集まってつく
    • 葉形:長楕円形、葉身長10~25cm
    • 葉縁:全縁、裏側にややそり返る
    • 葉質:厚い革質でかたい、表面は光沢あり、裏面は褐色の軟毛が密生
    • 葉柄:2~4cm

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径15~25cmの白色の花をつける
    • 花被:花被片9個
    • 開花期:6月
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:強い芳香あり

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ8~12cmの楕円形
    • 成熟期:9~11月、裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる?

    種子

    • :2個/袋果1個
    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は大きくて有毛。葉芽は無毛。頂芽は2個の芽鱗で鋭くとがる

    葉痕


    用途


    特記事項

    • モクレン科

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-128]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[466]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-383P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[99P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[128P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    タイサンボク
    20211018_城北公園
    タイサンボク
    20211018_城北公園
    タイサンボク
    20240809_県立美術館
    タイサンボク
    20241028_県立美術館
    20241125_佐鳴湖
    タイサンボク
    20241125_佐鳴湖
  • ホオノキ

    基本情報

    • 学名:Magnolia obovata
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:朴の木
    • 別名:ホオガシワ(朴柏)

    名前の由来

    • 「ホオ」は、「包」の意味で、大きな葉に食べ物を包んだ

    生育地

    • 丘陵、山地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰白色。なめらかで小さな皮目が多い

    • 葉序:互生、枝先に集まってつく
    • 葉形:倒卵状長楕円形、葉身長25~45cm、日本の樹木の中で最も大きい
    • 葉縁:全縁
    • 葉質:裏面は白色を帯び、軟毛が散生
    • 葉柄:2~6cm
    • その他:芳香あり

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径約15cmほどの黄白色の花をつける、日本の樹木の中で最も大きい
    • 花被:花被片9~12個。外側の3個は短い萼状で、淡緑色で一部紅色を帯びる。内側の6~9個は花弁状。雄しべは長さ2cmほど、花糸は赤色、葯は黄白色
    • 開花期:5~6月、葉の展開後
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:強い芳香あり
    • その他:「雌性先熟」で、雌しべと雄しべの成熟時期が異なる

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ10~15cmの長楕円形
    • 成熟期:9~11月、裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる

    種子

    • :2個/袋果1個
    • 長さ:1cmほど
    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ3~5cm、無毛

    葉痕

    • :扁円形または心形
    • 維管束痕:多数が散在

    用途

    • 大きな葉:香りがよく、味噌、餅、寿司などを包むのに用いられた(朴葉〇〇)。カシワに次いで用いられている
    • :狂いが少なく、加工しやすく、漆器、下駄の歯、版木(はんぎ)、刀の鞘、和包丁の柄などに用いる
    • :炭は「朴炭(ほおずみ)」と呼ばれ、漆器の研磨や金属、石類の細工研磨に用いる
    • 生薬:樹皮を剥皮して乾燥させたものを生薬「厚朴(こうぼく)」と呼び、鎮静、鎮痛作用があり、胃腸、気管支喘息、利尿の薬として用いる

    特記事項

    • アレロパシー
      • 落ち葉や根から他の植物を芽生えさせない物質(アレロパシー)を出している
    • 大きな葉
      • 光合成の能力が高く、成長を速くする。ただし、水分の蒸散も激しく、根からの供給が追いつかなければ水不足になる
    • ホソツクシタケ(細土筆茸)
      • 落ちた果実の翌年の夏にみられる
    • モクレン科

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-127]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[465]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-380P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[109P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[128P]
    • 「読む」植物図鑑:[1-41P]

    写真

    ホオノキ
    20220504_朝鮮岩
    ホオノキ
    20220504_朝鮮岩
    ホオノキ
    20220504_朝鮮岩
    ホオノキ
    20220613_高山・市民の森
    ホオノキ
    20220613_高山・市民の森
    ホオノキ
    20220613_高山・市民の森
    ホオノキ
    20220613_高山・市民の森
    ホオノキ
    20220613_高山・市民の森
    ホオノキ
    20230502_高山・市民の森
    ホオノキ
    20230502_高山・市民の森
    ホオノキ
    20230502_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240303_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240310_朝鮮岩・満観峰
    ホオノキ
    20240331_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240331_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240331_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240428_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240428_高山・市民の森
    ホオノキ
    20240428_高山・市民の森
  • シデコブシ

    基本情報

    • 学名:Magnolia stellata
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:四手辛夷/幣辛夷
    • 別名:ヒメコブシ(姫辛夷)

    名前の由来

    • 「シデ(幣)」は、平開した細長い花弁を、神前に供える垂れた幣(シデ)に見立てた
    • 「コブシ(辛夷)」は、コブシの名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 東海丘陵要素の植物
      東海地方の丘陵、台地などの低湿地を中心に生育する固有あるいは準固有の植物の一つ

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 灰白色でなめらか。皮目が多い

    • 本年枝は毛が密生、小枝を折ると香気あり?

    • 葉序:互生
    • 葉形:長楕円形、葉身長5~10cm、モクレン科では小さい
    • 葉縁:全縁
    • 葉脈:シワになって凹凸が目立つ
    • 葉質:ややかたい
    • 葉柄:0.2~1cm、有毛

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径7~10cmの白色~淡紅色の花をつける
    • 花被:萼状の花被片0~3個、花被片12~18個
    • 開花期:3~4月、葉が展開する前
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ7~8cmのこぶし状の長楕円形
    • 成熟期:10月。裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる

    種子

    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は長さ2~2.5cmの長卵形、長い開出毛におおわれる。葉芽は小さく、短い伏毛におおわれる

    葉痕

    • :V字形~三角形
    • 維管束痕:多数が散在

    用途


    特記事項

    • モクレン科

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-124]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[462]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-378P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[107P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[127P]
    • 「読む」植物図鑑:[1-18P]

    写真

    シデコブシ
    20240918_箱根湿生花園
    シデコブシ
    20240918_箱根湿生花園
    シデコブシ
    20240918_箱根湿生花園
    シデコブシ
    20240918_箱根湿生花園
  • タムシバ

    基本情報

    • 学名:Magnolia salicifolia
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:田虫葉など
    • 別名:カムシバ(噛柴)、ニオイコブシ(匂辛夷)

    名前の由来

    • 葉をかむとグリーンガムのような香りと少し甘い味がするので、カムシバ(かむ柴)から転訛した説、
    • 花が咲くのを田んぼの準備の目安とした「田の柴」説、
    • 葉にタムシのような斑点ができる「田虫の葉」説あり
    • 「ニオイコブシ(匂辛夷)」は、枝に含まれた精油成分が香りを発する

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰色~灰褐色でなめらか。縦に皮目が並ぶ

    • 本年枝は緑褐色で無毛、小枝を折ると香気あり

    • 葉序:互生
    • 葉形:広披針形、葉身長6~12cm、モクレン属では比較的幅が狭い
    • 葉縁:全縁
    • 葉質:コブシより薄い、裏は白色を帯びる
    • 葉柄:1~1.5cm
    • その他:もむと強い香りあり、かむと少し甘い

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径10cmほどの白色の花をつける
    • 花被:外側の萼状の花被片3個は小さく、内側の花被片6個は大きい
    • 開花期:4~5月、葉が展開する前
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ7~8cmのこぶし状の長楕円形
    • 成熟期:10月。裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる

    種子

    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は長さ1.7~2cmの長卵形、長い開出毛におおわれる。葉芽は小さくて無毛

    葉痕

    • :V字形~三角形
    • 維管束痕:多数が散在

    用途

    • つぼみを乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる(コブシ、ハクモクレンも)

    特記事項

    • モクレン科
    • コブシとの違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-123]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[461]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-374P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[106P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[4-27P]

    写真

    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
  • ハクモクレン

    基本情報

    • 学名:Magnolia denudata
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:白木蓮/白木蘭

    名前の由来

    • 「ハク(白)」は、花の色が白い
    • 「モクレン(木蓮)」は、花が蓮(ハス)に似ている木説、
    • 漢名「木蘭」が転訛した説あり

    生育地

    • 中国原産
    • 中国で改良された園芸品種で、山には生えていない。ほとんど実がならない。コブシの苗木に枝を接ぎ木して増やされる

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰白色でなめらか

    • 葉序:互生
    • 葉形:倒卵形、葉身長10~18cm、葉先側で幅広くまるくなり、先が短く突き出る
    • 葉縁:全縁
    • 葉質:裏面脈上に軟毛が生える
    • 葉柄:1~3cm

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径約10cmの白色の花をつける
    • 花被:花被片9個
    • 開花期:3~4月、葉が展開する前
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ約10cmのこぶし状の長楕円形
    • 成熟期:10月、裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる

    種子

    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は長さ2~2.5cmの長卵形、長い開出毛におおわれる。葉芽は長さ1~2cm、伏毛におおわれる

    葉痕

    • :V字形~三角形
    • 維管束痕:多数が散在

    用途

    • つぼみを乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる(コブシ、タムシバも)

    特記事項

    • モクレン科

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-120]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[458]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-376P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[105P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[127P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ハクモクレン
    20220801_県立美術館
    ハクモクレン
    20220801_県立美術館
    ハクモクレン
    20220801_県立美術館
    ハクモクレン
    20240310_その他
    ハクモクレン
    20240310_その他
    ハクモクレン
    20240809_県立美術館
    ハクモクレン
    20250430_県立美術館
    ハクモクレン
    20250430_県立美術館
    ハクモクレン
    20250929_県立美術館
  • コブシ

    基本情報

    • 学名:Magnolia kobus
    • 科名・属名:モクレン科モクレン属
    • 漢字名:辛夷

    名前の由来

    • つぼみあるいは果実が拳(こぶし)に似ている
    • 漢字名「辛夷」は、本来はモクレンなどの名で誤用

    生育地

    • 丘陵、山地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰白色でなめらか。皮目あり

    • 本年枝は無毛。緑色で紫色を帯びる、小枝を折ると香気あり

    • 葉序:互生
    • 葉形:倒卵形、葉身長7~17cm、先は短く突き出る
    • 葉縁:全縁、波打つ
    • 葉脈:網目は表で凹み、裏に突出
    • 葉柄:1~2cm
    • 紅葉:黄色
    • その他:もむと強い香りあり

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径7~10cmの白色の花をつける
    • 花被:外側の萼状の花被片3個は広線形で小さく、内側の花被片6個は大きい
    • 開花期:3~4月、葉が展開する前
    • 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:袋果が集まった集合果
    • :長さ7~10cmのこぶし状の長楕円形
    • 成熟期:10月。裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる

    種子

    • :種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい
    • 散布方法:動物(鳥)散布
    • :辛味がある?

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は長さ2~2.5cmの長卵形、長い開出毛におおわれる。葉芽は長さ1~1.5cmで花芽より細い、伏毛におおわれる

    葉痕

    • :V字形~三角形
    • 維管束痕:多数が散在

    用途

    • つぼみを乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる(ハクモクレン、タムシバも)

    特記事項

    • モクレン科
      • 冬芽
        • 2個の托葉と葉柄が合着したキャップ状の芽鱗に包まれる。芽のつく位置に枝を一周する托葉痕あり
        • 同花被花(花冠と萼が同形で区別できない)。花床(花托)が長く伸びて、それに上から多数の雌しべ、雄しべ、花被片がらせん状につく原始的な形態。花蜜がない。地球上にハチが現れる前に花が進化したため。当初は甲虫相手で、大きな花被片の白さと雄しべの花粉、花被片の香りでひきつけた
    • タムシバとの違い
    生息地
    コブシ淡乳白色
    花のすぐ下に小さな葉(托葉)あり
    幅が広く、先端に近い部分が最も広い沢沿いや沼端、平坦地
    タムシバ純白で基部が黄緑色
    托葉なし
    細長く、中央部が最も幅が広い斜面や尾根筋、二次林

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-121]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[459]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-372P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[103P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[126P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    コブシ
    20211103_その他
    コブシ
    20211103_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20231202_高山・市民の森
    コブシ
    20240303_高山・市民の森
    コブシ
    20240303_高山・市民の森
    コブシ
    20240331_高山・市民の森
    コブシ
    20240331_高山・市民の森
  • オオミヤマガマズミ

    基本情報

    • 学名:Viburnum wrightii var. stipellatum
    • 科名・属名:ガマズミ科ガマズミ属
    • 漢字名:大深山莢蒾

    名前の由来

    • 「オオミヤマ(大深山)」は、深山にはえる葉の大きい
    • 「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照

    生育地

    • ミヤマガマズミの変種で、母種の生育地より標高の高い山地。太平洋側のブナ帯ではほとんど本種が分布する

    樹形

    • 落葉低木

    • 若い枝は紫褐色

    樹皮

    • 灰褐色

    • 葉序:対生
    • 葉形:丸形、葉身長7~14cm?、先は尾状に長くのびて鋭くとがる(ミヤマガマズミより長い)
    • 葉縁:三角形の鋭鋸歯(ミヤマガマズミは角張る)
    • 葉脈:表面は凹んで裏面で隆起。鋸歯が多く25対以上(ミヤマガマズミは15対前後)
    • 葉質表面全体に微毛が生える(ミヤマガマズミは長毛が散生するかほぼ無毛)
    • 葉柄:1~2.5cm?、長毛が散生
    • 腺点:葉裏は全面に細かい腺点が多く、葉身基部に大きな腺点が2~3個あり(ガマズミ属共通)

    花(ミヤマガマズミ)

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径6~10cmの散房花序をだし、白い小さな花を多数つける。軸や小花柄には長い毛がまばらに生え、星状毛がまじる
    • 花被:花冠は直径5~7mmで5中裂し平開。雄しべ5個、花冠からつきでる。雌しべは短い。萼片5個、ごく小さい
    • 開花期:5~6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実(ミヤマガマズミ)

    • 種類:核果
    • :長さ6~9mmの広卵形
    • 成熟期:9~10月、赤色

    種子(ミヤマガマズミ)

    • :核1個
    • :長さ4~6mmの卵球形
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽(ミヤマガマズミ)

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ5~7mmの卵形。芽鱗は2対あり無毛または粗い毛あり、1対の小さい頂生側芽がつく

    葉痕

    • :浅いV字形?
    • 維管束痕:3個?

    用途


    特記事項

    • ミヤマガマズミとの違い
      • 葉の表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える。
        典型的なものは、葉がミヤマガマズミより大きく、先端は尾状にのびて鋭くとがる、鋸歯も鋭く明瞭で、ミヤマガマズミが15対程度に対し、25対程度になる
    • ガマズミとミヤマガマズミの違い
      • ガマズミは葉の先のとがり方が鈍く、葉柄に短毛や星状毛が密生しているのに対して、ミヤマガマズミは葉の先が鋭くとがる、葉柄には長い絹毛がまばらに生える

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-4137] ※ミヤマガマズミ
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2829] ※ミヤマガマズミ
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-448P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[725P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下327]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    オオミヤマガマズミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
  • コバノガマズミ

    基本情報

    • 学名:Viburnum erosum
    • 科名・属名:ガマズミ科ガマズミ属
    • 漢字名:小葉の莢蒾

    名前の由来

    • 「コバ(小葉)の」は、ガマズミより葉が小さい
    • 「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照

    生育地

    • 丘陵~山地。ガマズミよりも低山地に多い

    樹形

    • 落葉低木

    • 褐色ときに赤褐色で、4稜あり。星状毛が密生し、粗い毛がまばらにまじる

    樹皮

    • 灰褐色

    • 葉序:対生
    • 葉形:卵形、葉身長4~12cm、ガマズミより一回り小さく細い
    • 葉縁:鋭鋸歯?
    • 葉脈:表面は凹んで裏面で隆起
    • 葉質:両面全体に星状毛がありざらつく、裏面の脈上に長い絹毛が多い
    • 葉柄:0.2~0.7cm、短毛と星状毛が密生し、長い絹毛がまじる
    • 腺点:葉裏は全面に細かい腺点が多く、葉身基部に大きな腺点が2~3個あり(ガマズミ属共通)

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径3~7cmの散房花序をだし、白い小さな花を多数つける。柄には星状毛と粗い毛が密生
    • 花被:花冠は直径5mmで5深裂し平開。雄しべ5個、花冠からつきでる、雌しべは短い
    • 開花期:4~5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ5~7mmの広卵形
    • 成熟期:9~11月、暗赤色
    • 食用:可、熟すと赤黒くなり甘酸っぱくて食べられる。実を搾った果汁には、クエン酸やリンゴ酸が含まれ、体によい

    種子

    • :核1個
    • :長さ5~6mm?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ4~5mmの卵形。芽鱗は2対あり星状毛密生、1対の小さい頂生側芽がつく

    葉痕

    • :浅いV字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項

    • ガマズミとの違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-4135]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2827]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-450P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[726P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下327]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20231115_遊木の森
    コバノガマズミ
    20231115_遊木の森
    コバノガマズミ
    20240410_有度山
    コバノガマズミ
    20240410_有度山
    コバノガマズミ
    20250309_高山・市民の森
    コバノガマズミ
    20250309_高山・市民の森
    コバノガマズミ
    20250412_高山・市民の森
    コバノガマズミ
    20250427_高山・市民の森
    コバノガマズミ
    20250427_高山・市民の森
  • ガマズミ

    基本情報

    • 学名:Viburnum dilatatum
    • 科名・属名:ガマズミ科ガマズミ属
    • 漢字名:莢蒾(きょうめい)

    名前の由来

    • マタギがガマズミの実をみつけると、山の神からの授かり物として食したため「神ツ実」が由来とする説、
    • 枝を「鎌(カマ)」の柄に用い、実を染料とする「染め(ソメ)」で「カマソメ」からとする説、
    • 実に酸味があるので「噛み酢実」から説など諸説あり

    生育地

    • 丘陵~山地

    樹形

    • 落葉低木

    • 若枝は灰緑色で、開出毛と小さな星状毛あり

    樹皮

    • 灰褐色

    • 葉序:対生
    • 葉形:円形、葉身長3~14cm、先は短く突き出る
    • 葉縁:波状の鈍鋸歯
    • 葉脈:表面は凹んで裏面で隆起
    • 葉質:表面は短毛が生えざらつく、裏面も短毛があり特に脈上に多い
    • 葉柄:1~3cm、粗い短毛密生
    • 腺点:葉裏は全面に細かい腺点が多く、葉身基部に大きな腺点が2~3個あり(ガマズミ属共通)

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径6~10cmの散房花序をだし、白い小さな花を多数つける。柄には開出毛や星状毛が密生
    • 花被:花冠は直径5~8mmで5深裂し平開。雄しべ5個、花冠からつきでる、雌しべは短い
    • 開花期:5~6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ6~8mmの広卵形
    • 成熟期:9~11月、赤色
    • 食用:可、熟すと赤黒くなり甘酸っぱくて食べられる。実を搾った果汁には、クエン酸やリンゴ酸が含まれ、体によい

    種子

    • :核1個
    • :長さ5~6mm
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ3~5mmの卵形。芽鱗は2対あり星状毛密生、1対の小さい頂生側芽がつく

    葉痕

    • :浅いV字形
    • 維管束痕:3個

    用途

    • ガマズミ属の枝:弾力があって折れにくく、若い幹や枝をねじって繊維をほぐして縄の代用とした

    特記事項

    • コバノガマズミとの違い
      • 葉柄が長い(ガマズミ:1~3cm、コバノガマズミ:0.2~0.7cm)

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-4134]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2826]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-444P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[724P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下327]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[217P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ガマズミ
    20230626_富士山こどもの国
    ガマズミ
    20230626_富士山こどもの国
    ガマズミ
    20231011_遊木の森
    ガマズミ
    20231011_遊木の森
    ガマズミ
    20240519_遊木の森
    ガマズミ
    20240519_遊木の森
    ガマズミ
    20240519_遊木の森
    ガマズミ
    20250309_高山・市民の森
    ガマズミ
    20250309_高山・市民の森
    ガマズミ
    20250420_遊木の森
    ガマズミ
    20250420_遊木の森
    ガマズミ
    20250427_高山・市民の森
    ガマズミ
    20250427_高山・市民の森
    ガマズミ
    20250427_高山・市民の森
    ガマズミ
    20250926_高山・市民の森
  • モミ

    基本情報

    • 学名:Abies firma
    • 科名・属名:マツ科モミ属
    • 漢字名:樅

    名前の由来

    • 風で葉がもみ合うように揺れる様子から「もむ」が語源説、
    • 神聖な木とされ「臣の木(オミノキ)」が転訛説、
    • 新芽の「萌黄(もえぎ)色」説など諸説あり

    生育地

    • 日本固有種
    • 低山から標高1400m付近までに生える
    • 海岸近くの丘陵からブナ帯上部まで、上部でウラジロモミと入れかわる

    樹形

    • 常緑高木
    • 樹幹は円錐形、樹形が整っているので、クリスマスツリーに用いられる

    樹皮

    • 灰白色。なめらかまたは浅く割れる。ところどころに横長のヤニ袋が見られる

    • 葉序:上部の枝や日なたの枝はらせん状につき、若木や日陰の枝では羽状につく
    • 葉形:長さ2~3cmの線形で、先は若木や日陰は2裂して鋭く尖る、成木は凹む。葉枕は発達しない
    • 葉質:ウロジロモミよりかたく、裏面には白色が目立たない気孔帯が2本あり

    • 若枝には褐色の短毛あり
    • 幹からは数本が輪生、横枝では平に3分枝

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花:前年枝の葉腋につく、葯(花粉)は黄色
      • 雌花:緑色で、前年枝に直立
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:5月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果、上向きにつく
    • :長さ6~10cm、直径3cmの円柱形
    • :くすんだ緑色
    • 苞鱗:ペン先のような形で、種鱗より長く、つきでる
    • 種鱗:扇形、長さ約2.5cm、基部に種子が2個つく。熟すとばらばらになって飛散し、中軸だけ残る
    • 種子:種子本体より長い翼あり
    • 成熟期:10~11月
    • 散布方法:風散布

    冬芽

    • 葉芽は卵形で先はとがる、ヤニはほとんどつかない

    葉痕

    • :円形

    用途

    • :食品に接するもの(かまぼこの板など)、冠婚葬祭に関連した道具(棺など)。卒塔婆(そとば)などに用いる

    特記事項

    • モミ属
      • 樹皮にはヤニ袋あり。破るとにおいの強いヤニが流れ出る。ヤニ(樹脂)は、樹皮の傷口を塞いだり、虫や菌の侵入を防いでいる
      • 球果は直立し、種鱗が種子とともに散って、球果は軸を残して脱落する
    • トウヒ属との違い
      • トウヒ属に比べて葉枕が発達せず、葉の基部が膨らんで葉痕は丸くなる
    • ウラジロモミとの違い
    葉の先端若枝葉裏の気孔帯球果
    モミ若木:2裂して鋭く尖る
    成木:凹む程度
    球果をつける枝:鈍頭から円頭
    黒褐色の短毛あり
    溝なし
    白色が目立たない緑色から淡黄褐色
    苞鱗がつきでる
    ウラジロモミ若木でも凹む程度
    葉はモミに比べて柔らかい
    無毛
    縦に流れる溝あり
    モミより白色が目立つ紫色
    苞鱗はつき出ない

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-13]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[24]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-578P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[56P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上3]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[80P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    モミ
    20241129_県立美術館
    モミ
    20241129_県立美術館
    モミ
    20241129_県立美術館
    モミ
    20241129_県立美術館
    モミ
    20241129_県立美術館
    モミ
    20251006_県立美術館
    モミ
    20251029_寸又峡