セリ科カノツメソウ属
漢字:鹿の爪草
別名:ダケゼリ(嶽芹)
名前の由来:
根の形が鹿の爪に似ている説あり。
「ダケゼリ(嶽芹)」は、山地のセリ。
葉:根生葉は2回3出複葉、茎葉は互生で3出複葉
花:複散形花序、白色
花期:8~10月
習性:多年草
カテゴリー: 草本
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ミズヒキ Persicaria filiformis
タデ科イヌタデ属
漢字:水引
名前の由来:花を上から見ると赤く、下から見上げると白いため、これを紅白の水引(贈答品や祝儀袋などにかける紐)に見立てた。
葉:互生、初夏から花が咲く頃に「八の字」の模様がはいるものあり
花:総状花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、上の3枚が赤色で下の1枚が白色
花期:8~10月
果実:瘦果、先端が二股のカギ状になった柱頭が残り、動物などにくっついて運ばれる。
習性:多年草
備考:
やや日陰の水分が多い土壌を好む。
全草を乾燥させたものを民間薬として、止血や胃痛などに用いた。
白色の花だけの変種「ギンミズヒキ(銀水引)」あり。
黄色の花を咲かせる「キンミズヒキ(金水引)」は、バラ科の別の種。