【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

カテゴリー: 草本

  • サワトラノオ Lysimachia leucantha

    サクラソウ科オカトラノオ属
    漢字:沢虎の尾
    名前の由来:
    「サワ(沢)」は、湿地に生える。
    「トラノオ(虎の尾)」は、花穂を虎の尾に見立てた。
    葉:互生
    花:総状花序、白色
    花期:5~6月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    湿地に生える。
    絶滅危惧lB類(EN)。

    サワトラノオ
    20230619_富士山こどもの国
    サワトラノオ
    20230619_富士山こどもの国
  • サワシロギク Aster rugulosus

    キク科シオン属
    漢字:沢白菊
    名前の由来:沢地に生える白花の菊。
    葉:互生
    花:まわりの舌状花と中心の筒状花の集まった頭状花序、舌状花は白色→紅紫色
    花期:8~10月
    果実:瘦果、粗毛があり冠毛は淡褐色で多い
    習性:多年草
    備考:湿地に生える。

    サワシロギク
    20231016_県立森林公園
    サワシロギク
    20231016_県立森林公園
    サワシロギク
    20231016_県立森林公園
  • サワギキョウ Lobelia sessilifolia

    キキョウ科ミゾカクシ属
    漢字:沢桔梗
    名前の由来:
    「サワ(沢)」は、沢に生える。
    「ギキョウ(桔梗)」は、漢名の「桔梗(きっこう・きちこう)」が転訛してキキョウとなった。
    葉:互生
    花:総状花序、濃紫色
    花期:8~9月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:山野の湿地に生える。

    サワギキョウ
    20240911_箱根湿生花園
    サワギキョウ
    20240911_箱根湿生花園
  • ササユリ Lilium japonicum

    ユリ科ユリ属
    漢字:笹百合
    別名:サユリ
    名前の由来:
    「ササ(笹)」は、葉が笹に似ている。
    「ユリ(百合)」は、”大きな花が風に揺れる様子”から”揺れる”が転訛した説、
    ”いくつもの欠片が寄り集まって鱗茎(りんけい)ができている様子”から”寄り”が転訛した説など諸説あり。
    漢字の「百合」は、地下茎の一種である鱗茎のいくつもの欠片が合わさっている様子から。
    葉:互生
    花:淡紅色(紅紫色や白色もあり)
    花期:6~8月
    習性:多年草

    ササユリ
    20240616_遊木の森
    ササユリ
    20240616_遊木の森
  • ササバギンラン Cephalanthera longibracteata

    ラン科キンラン属
    漢字:笹葉銀蘭
    名前の由来:
    「ササバ(笹葉)」は、笹の葉に似ている。
    「ギンラン(銀蘭)」は、花が黄色のキンランに対し、花が白色による。
    葉:互生
    花:穂状花序、白色
    花期:5~6月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    ずい柱は立ってその先端には直立した約を有し、2個の花粉塊がある。
    <ギンランとの違い>
    葉の裏側やふち、花序、子房に白い短毛状の突起あり。ギンランは無毛。
    下部の苞は葉状で長く、花序と同長またはやや長い。

    ササバギンラン
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
    ササバギンラン
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
  • サクラタデ Persicaria macrantha ssp. conspicua

    タデ科イヌタデ属
    漢字:桜蓼
    名前の由来:
    「サクラ(桜)」は、花色が淡紅色で大きく開きサクラに似る。
    「タデ(蓼)」は、イヌタデの名前の由来参照。
    葉:互生
    花:穂状花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、淡紅色
    花期:8~10月
    果実:瘦果
    習性:多年草
    備考:
    水辺や湿地に生える。
    鞘状の托葉の縁には長い毛が並んで生えている。
    <異型花柱性>
    短花柱花と長花柱花の2型の花がある。
    本種は、花柱3個、雄しべ8個。
    自分を含む同形の花から受粉しても結実しない(自家不和合性)。
    短花柱花:雌しべの長さが雄しべより短く、雄しべは花被から突き出る。
    長花柱花:短花柱花の逆で雌しべは花被から突き出る。

    サクラタデ
    20240911_箱根湿生花園
    サクラタデ
    20240911_箱根湿生花園
  • サギゴケ Mazus miquelii

    ハエドクソウ科サギゴケ属
    漢字:鷺苔
    別名:ムラサキサギゴケ
    名前の由来:
    「サギ(鷺)」は、白花(白花をサギゴケ、紫花をムラサキサギゴケとして区別する考えあり)の花の様子をサギに見立てた。
    「ゴケ(苔)」は、地面を這うよう広がる。
    葉:対生
    花:淡紫色~紅紫色
    花期:4~5月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    <柱頭運動>
    花柱の先は上下に広がって2裂し、その内側が柱頭になっている。柱頭に触れると分かれていた花柱の先が閉じ、しばらくするとまた開く。花粉を着けた虫が触れると、その刺激で閉じて虫の体に着いた花粉をつかみ取る仕組み。トキワハゼなどにも見られる。

    サギゴケ
    20240504_高山・市民の森
    サギゴケ
    20240504_高山・市民の森
    サギゴケ
    20240504_高山・市民の森
  • コモチマンネングサ Sedum bulbiferum

    ベンケイソウ科マンネングサ属
    漢字:子持ち万年草
    名前の由来:葉腋にむかご(珠芽)をつくり、地に落ちて繁殖する。
    葉:下部で対生、上部で互生
    花:集散花序、黄色
    花期:5~6月
    果実:袋果、放射状に並列する
    習性:多年草

    コモチマンネングサ
    20240608_遊木の森
    コモチマンネングサ
    20240608_遊木の森
  • コメツブツメクサ Trifolium dubium

    マメ科シャジクソウ属
    漢字:米粒詰草
    名前の由来:
    「コメツブ(米粒)」は、花や葉が小さいことによる説あり。
    「ツメクサ(詰草)」は、シロツメクサの名前の由来参照。
    葉:3出複葉
    花:黄色
    花期:5~7月
    習性:1年草
    備考:ヨーロッパ~西アジア原産

    コメツブツメクサ
    20240410_吉田川
    コメツブツメクサ
    20240410_吉田川
    コメツブツメクサ
    20240410_吉田川
  • コバンソウ Briza maxima

    イネ科コバンソウ属
    漢字:小判草
    別名:タワラムギ(俵麦)
    名前の由来:黄褐色に熟した小穂の形を小判や米俵に見立てた。
    葉:
    花:円錐花序、淡緑色→黄褐色
    花期:5~7月
    習性:1年草
    備考:ヨーロッパ原産

    コバンソウ
    20240608_遊木の森
    コバンソウ
    20240608_遊木の森
    コバンソウ
    20240608_遊木の森