サクラソウ科オカトラノオ属
漢字:沢虎の尾
名前の由来:
「サワ(沢)」は、湿地に生える。
「トラノオ(虎の尾)」は、花穂を虎の尾に見立てた。
葉:互生
花:総状花序、白色
花期:5~6月
果実:蒴果
習性:多年草
備考:
湿地に生える。
絶滅危惧lB類(EN)。
カテゴリー: 草本
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サクラタデ Persicaria macrantha ssp. conspicua
タデ科イヌタデ属
漢字:桜蓼
名前の由来:
「サクラ(桜)」は、花色が淡紅色で大きく開きサクラに似る。
「タデ(蓼)」は、イヌタデの名前の由来参照。
葉:互生
花:穂状花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、淡紅色
花期:8~10月
果実:瘦果
習性:多年草
備考:
水辺や湿地に生える。
鞘状の托葉の縁には長い毛が並んで生えている。
<異型花柱性>
短花柱花と長花柱花の2型の花がある。
本種は、花柱3個、雄しべ8個。
自分を含む同形の花から受粉しても結実しない(自家不和合性)。
短花柱花:雌しべの長さが雄しべより短く、雄しべは花被から突き出る。
長花柱花:短花柱花の逆で雌しべは花被から突き出る。 -
サギゴケ Mazus miquelii
ハエドクソウ科サギゴケ属
漢字:鷺苔
別名:ムラサキサギゴケ
名前の由来:
「サギ(鷺)」は、白花(白花をサギゴケ、紫花をムラサキサギゴケとして区別する考えあり)の花の様子をサギに見立てた。
「ゴケ(苔)」は、地面を這うよう広がる。
葉:対生
花:淡紫色~紅紫色
花期:4~5月
果実:蒴果
習性:多年草
備考:
<柱頭運動>
花柱の先は上下に広がって2裂し、その内側が柱頭になっている。柱頭に触れると分かれていた花柱の先が閉じ、しばらくするとまた開く。花粉を着けた虫が触れると、その刺激で閉じて虫の体に着いた花粉をつかみ取る仕組み。トキワハゼなどにも見られる。 -
コメツブツメクサ Trifolium dubium
マメ科シャジクソウ属
漢字:米粒詰草
名前の由来:
「コメツブ(米粒)」は、花や葉が小さいことによる説あり。
「ツメクサ(詰草)」は、シロツメクサの名前の由来参照。
葉:3出複葉
花:黄色
花期:5~7月
習性:1年草
備考:ヨーロッパ~西アジア原産