キンポウゲ科キンポウゲ属
漢字:馬の脚形
別名:キンポウゲ(金鳳花)
名前の由来:
根生葉を馬のひづめに見立てた(根生葉の周縁が浅く5裂し、裂片が鋭尖形でないことから遠目には円形にみえる)。
「キンポウゲ(金鳳花)」は、黄色い八重咲きの花を「金色の鳳(おおとり)」に見立てた。
葉:
花:黄色(光沢あり)
花期:4~5月
果実:瘦果が集まった集合果
習性:多年草
備考:有毒
カテゴリー: 草本
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ウド Aralia cordata
ウコギ科タラノキ属
漢字:独活
名前の由来:
茎が生育すると中空になるので宇登呂(うどろ)が転訛した説、土の中の芽を食べる「埋(うづ)」から転訛した説など諸説あり。
漢字名は、大きな葉を広げ風が吹かなくても動いているように見えることから「独=ひ とりでも、活=動く」の漢字があてられた。
葉:互生、2回羽状複葉
花:雌雄同株(茎の上部に両性花序、下方に雄性花序)、散形花序、淡緑白色
花期:8~9月
果実:液果、黒紫色
習性:多年草
備考:
薄紫色の若芽は独特の香気と歯ざわりがあり、春の山菜となる。
乾燥した根茎を生薬「和独活(わどっかつ)」と呼び、発汗、解熱、鎮痛など用いる。 -
イワシャジン Adenophora takedae
キキョウ科ツリガネニンジン属
漢字:岩沙参
名前の由来:
岩場に生える「シャジン(沙参)」。
「シャジン(沙参)」は、ツリガネニンジンのこと。花の形が釣鐘に似て、根が朝鮮人参に似ている。
葉:互生
花:紫色
花期:9~10月
習性:多年草