基本情報
- 学名:Ulmus parvifolia
- 科名・属名:ニレ科ニレ属
- 漢字名:秋楡
名前の由来
- 「アキ(秋)」は、春に花が咲くハルニレに対して、秋の9月頃に花が咲く
- 「ニレ(楡)」は、樹皮をはぐとヌルヌルすることから「滑れ(ヌレ)」が転じて「ニレ」になった
生育地
- 山野の荒れ地、川岸や河原
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 灰褐色、不ぞろいな鱗片状にはがれ、まだらな斑紋が残る
葉
- 葉序:互生
- 葉形:左右不相称(特に基部)の平行四辺形状、葉身長2~7cm
- 葉縁:山形で角張った鋸歯
- 葉脈:羽状、側脈は8~14対、鋸歯の先端に達する
- 質感:皮質で表面は光沢がありざらつく、裏面は葉脈が突出し、脈液に毛が密生
- 葉柄:3~8mm
花
- 性: 両性花
- 花序:葉腋に4~6個ずつ集まってつく
- 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)、鐘形で基部近くまで4裂、花被片は長さ2.5mmほどの舟形、雄しべ4個、雌しべ1個、花柱は2裂、内側が柱頭で白い毛が密生
- 開花期:9月
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:翼果
- 形:扁平な楕円形、長さ1cmほど、周囲に膜状の翼、中央に種子、翼には網状脈が鮮明
- 色:黄色→淡褐色
- 成熟期:10~11月
種子
- 数:1個
- 形:広楕円形、長さ5mm
- 色:淡褐色
- 散布方法:風散布
冬芽
- 鱗芽
- 長さ2~3mmのやや扁平な卵形、芽鱗は4~5個
葉痕
- 形:半円形
- 維管束痕:3個
用途
- 生け垣、庭木、街路樹、公園樹
- 材:堅く粘りあり、くり物や器具材に用いる
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1880]
- 新牧野日本植物圖鑑:[162]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-294P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[335P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上175]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[117P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]
































































































































