【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

カテゴリー: 木本

  • ウメモドキ Ilex serrata

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:梅擬
    名前の由来:葉がウメの葉に似ている。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:雌雄異株、淡紫色
    花期:6月頃
    果実:核果、赤色
    果期:9~10月
    備考:
    側芽の下に小さな副芽あり。
    全体に毛のないものを「イヌウメモドキ」という。
    アオハダとの違い>
    アオハダの備考参照。

    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森

    イヌウメモドキ

    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
  • ウバメガシ Quercus phillyraeoides

    ブナ科コナラ属
    漢字:姥目樫
    名前の由来:
    「ウバメ(姥目)」は、若葉が星状毛が密生して淡褐色であることが、姥の目に似ている説あり。
    「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
    樹形:常緑小高木
    葉:互生
    花:雌雄同株、雄花(尾状花序)は黄色
    花期:4~5月
    果実:堅果
    果期:翌年の秋
    備考:
    材は重硬で割れにくく、加工が困難。
    木炭原料に用いる。最も堅く、火力が強く、灰が少なく持続性がある「備長炭」として有名。
    果実は食べられる。
    <海岸植物>
    トベラの備考参照。
    もともと西日本の海岸沿いで林をつくり、乾燥に適応して葉は堅く、光沢がある。

    ウバメガシ
    20211018_城北公園
    ウバメガシ
    20211026_駿府城公園
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
  • ウツギ Deutzia crenata

    アジサイ科ウツギ属
    漢字:空木
    別名:ウノハナ(卯の花)
    名前の由来:
    「ウツギ(空木)」は、枝(茎)が中空。
    「ウノハナ(卯の花)」は、卯月(旧暦4月)に花が咲く。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:5~6月
    果実:蒴果、3花柱が残る
    果期:10~11月
    備考:
    森の縁で日照条件がよい場所を好む。
    幹らしいものは作らずに枝葉を何本も出して、藪のような樹形を作る(マント群落)。
    枝葉は長く生きず、次々に更新しながら株立ちになる。
    茎葉など全体に星状毛がある。
    材は堅く粘り強く腐りにくいため、木釘(きくぎ)にする。
    また、火おこしの棒に用いる(擦る板はヒノキ)。
    材や葉を乾燥させたものは生薬名で「溲疏(そうじょ)」と呼び、利尿薬として用いる。

    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20250420_遊木の森
  • ウダイカンバ Betula maximowicziana

    カバノキ科カバノキ属
    漢字:鵜松明樺(うたいまつかんば)
    名前の由来:
    「ウダイ(鵜松明)」は、漢字は「うたいまつ」と読み、樹皮は蝋分が多くよく燃え、雨でも消えないので鵜飼いの松明(たいまつ)に用いた。
    「カンバ(樺)」は、シラカンバの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:互生(長枝)、一対(短枝)
    花:雌雄同株
    花期:5~6月
    果実:堅果が集まった複合果
    果期:9~10月
    備考:若い葉は短毛が密生し、触るとビロードのような感触がある。

    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原
    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原
  • ウグイスカグラ Lonicera gracilipes var. glabra

    スイカズラ科スカイズラ属
    漢字:鶯神楽
    名前の由来:
    ウグイスに関係があるらしいが諸説あり。
    ウグイスが隠れる木を意味するウグイスカクレが由来説、
    果実をついばみに来たウグイスが、細かい枝の中を上下左右に動く姿を神楽に見立てた「鶯神楽」説、
    ウグイスが鳴き始めるころに花が咲くことと、小鳥を捕まえる場所を意味する「狩り座(ぐら)」を結び付けて「鶯狩り座」が転訛した説など。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、下垂、淡紅色
    花期:4~5月
    果実:液果、緑色→赤色
    果期:6月
    備考:
    日本固有種。
    液果は甘味があり食べられる。ジャムや果実酒にもなる。
    若い枝は赤褐色を帯びて、よく枝分かれして茂る。
    途長枝(とちょうし)の葉の基部にはつば状の托葉があり、左右が合着している。
    本種は全体無毛だが、葉や花にまばらに毛が生えるものは「ヤマウグイスカグラ」、枝や葉、萼、花に腺毛があるものは「ミヤマウグイスカグラ」。

    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • イワナンテン Leucothoe keiskei

    ツツジ科イワナンテン属
    漢字:岩南天
    名前の由来:岩場に生え、葉が「ナンテン(南天)」に似る。
    樹形:常緑低木、枝は垂れ下がる
    葉:互生
    花:両性花、総状花序、下垂、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果、上向き
    果期:10月頃

    イワナンテン
    20240918_箱根湿生花園
    イワナンテン
    20240918_箱根湿生花園
  • イワガラミ Schizophragma hydrangeoides

    アジサイ科イワガラミ属
    漢字:岩絡
    名前の由来:気根(付着根)が岩や木に絡みついて這い上がる。
    樹形:蔓性落葉木本
    葉:対生、葉柄は赤みを帯びることが多い
    花:両性花、散房状の集散花序、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果
    果期:9~10月
    備考:
    新芽を摘んで、塩を一つまみ入れた熱湯に素早く潜らせ、冷水に取って食用としたり、新芽を茹でて和え物や味噌汁、揚げ物などにした。
    ツルアジサイとの違い>

    装飾花の萼片葉の鋸歯葉の匂い樹皮
    イワガラミ1枚粗い青臭い小さな割れ目ができる
    ツルアジサイ4枚細かいなし縦に剥がれる
    イワガラミ
    20230626_富士山こどもの国
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20230817_西臼塚
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240504_高山・市民の森
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240517_竜爪山
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    イワガラミ
    20241006_高山・市民の森
    イワガラミ
    20241006_高山・市民の森
    イワガラミ
    20250309_高山・市民の森
    イワガラミ
    20250309_高山・市民の森
  • イロハカエデ(イロハモミジ) Acer palmatum

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:伊呂波楓
    別名:イロハモミジ(伊呂波紅葉)、タカオカエデ(高雄楓)
    名前の由来:
    「イロハ(伊呂波)」は、7つの葉の裂片を「いろはにほへと」と数えた。
    「カエデ(楓)」は、葉の形がカエルの手に似ていることから、「カエルテ(蛙手)」が転訛した。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序、暗紫色
    花期:4~5月
    果実:翼果
    果期:7~9月
    備考:
    オオモミジとの違い>

    葉身鋸歯葉先を結んだ線翼果
    イロハカエデ径4~7cmの円形重鋸歯楕円形
    手状複葉の中指が特別に長い
    ほぼ水平
    上向き
    オオモミジ径7~12cmの円形細かい単鋸歯が多い円形やや鈍角に開く
    下向き
    イロハモミジ
    20220801_県立美術館
    イロハカエデ
    20220911_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240504_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240504_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
  • イボタノキ Ligustrum obtusifolium

    モクセイ科イボタノキ属
    漢字:水蝋木/疣取木
    名前の由来:
    本種から得られるイボタ蝋(備考参照)を溶かして疣(いぼ)を取るのに使ったため「イボトリノキ(疣取りの木)」が転訛した説あり。
    漢字名「水蝋木」は、中国名。
    樹形:(半)落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、総状花序、白色
    花期:5~6月
    果実:液果状の核果、黒紫色
    果期:10~12月
    備考:
    陽樹。
    樹皮につくイボタロウムシ(ガイガラムシの一種)が分泌する白蝋を固めたイボタ蝋(中国では虫白蝋(ちゅうはくろう))を、疣取りだけでなく、蝋燭、家具などの艶だし、戸滑りをよくするなどにも用いた。
    ミヤマイボタとの違い>
    ミヤマイボタの備考参照。

    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20230619_富士山こどもの国
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20231115_遊木の森
    イボタノキ
    20240427_遊木の森
    イボタノキ
    20240427_遊木の森
    イボタノキ
    20240519_遊木の森
    イボタノキ
    20240519_遊木の森
    イボタノキ
    20240904_遊木の森
    イボタノキ
    20240911_箱根湿生花園
    イボタノキ
    20250407_朝霧高原
    イボタノキ
    20250407_朝霧高原
    イボタノキ
    20250407_朝霧高原
  • イヌマキ Podocarpus macrophyllus

    マキ科マキ属
    漢字:犬槇
    名前の由来:
    かつてスギを「マキ(真木)」と呼んでおり、スギよりも木材として劣る説、
    「ホンマキ」の別名を持つコウヤマキよりも姿形が劣る説あり。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、雄花序は黄白色
    花期:5~6月
    種子:備考参照
    種子期:10~11月
    備考:
    秋に熟す種子は、赤紫色の肉質化した花托(花床)の上に球形で緑白色の実が載る。実は食べられないが、赤紫色に肉質化した花托は食べられる。
    土質を選ばずよく生長し、移植も容易で、強い刈り込みに耐え、病虫害が少ないことから、生垣、防風垣だけでなく、庭木としても用いられる。
    材は水湿に強く、桶材に用いる。

    イヌマキ
    20211026_駿府城公園
    イヌマキ
    20211026_駿府城公園
    イヌマキ
    20211030_遊木の森
    イヌマキ
    20220504_満観峰
    イヌマキ
    20220801_県立美術館
    イヌマキ
    20220801_県立美術館
    イヌマキ
    20231119_その他
    イヌマキ
    20231119_その他