【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

カテゴリー: 木本

  • ウリハダカエデ Acer rufinerve

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:瓜膚楓/瓜肌楓
    名前の由来:
    「ウリハダ(瓜膚)」は、若い幹や枝の樹皮の緑色に黒い縦縞が入り、その様子がマクワウリ(真桑瓜)の未熟な果実の模様に似ている。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄異株(雄花雌花が混在する個体もあり)、総状花序、淡黄色
    花期:5月頃
    果実:翼果
    果期:7~10月
    備考:
    冬芽は混芽。
    雄から雌に「性転換」することがある。
    ホソエカエデとの葉の違い>

    葉裏の脈腋葉柄
    ウリハダカエデ三本脈のつけ根と主な葉脈の脇に褐色の軟毛あり緑色
    ホソエカエデ無毛、水かき状の膜がある赤色
    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240303_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240303_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20250427_高山・市民の森
  • ウリノキ Alangium platanifolium var. trilobum

    ミズキ科ウリノキ属
    漢字:瓜の木
    名前の由来:葉の形がウリの葉に似ている。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、集散花序、白色
    花期:6月
    果実:核果、藍色
    果期:8~9月
    備考:
    葉柄内芽。
    葉の下で開花し、開花と同時に6~8枚の白い花弁が外側に巻き上がり、鮮やかな黄色の雄しべと白色の雌しべが現れる。

    ウリノキ
    20240504_高山・市民の森
    ウリノキ
    20240504_高山・市民の森
    ウリノキ
    20240614_高山・市民の森
  • ウリカエデ Acer crataegifolium

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:瓜楓
    名前の由来:
    「ウリ(瓜)」は、樹皮がマクワウリ(真桑瓜)の果皮に似ている。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:雌雄異株、総状花序、淡黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果、ほぼ水平に開く
    果期:6~10月
    備考:
    日本固有種。
    葉はほとんど分裂しないが、3浅裂、ときに5裂することがある。

    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
  • ウラジロモミ Abies homolepis

    マツ科モミ属
    漢字:裏白樅
    名前の由来:
    「ウラジロ(裏白)」は、葉裏の気孔帯の幅が広く白く鮮明。
    「モミ(樅)」は、モミの名前の由来参照。
    樹形:常緑高木
    葉:蜜に互生、線形、長さ1cm、先は若木や日陰は小さく二叉に分かれて尖り成木や日なたは丸く凹む、裏の気孔帯は白色で見立つ
    花:雌雄同株、雌花 赤紫色、風散布
    花期:5~6月
    種子:球果、円柱形(長さ5~10cm 径3cm)、苞鱗は外から見えない、種鱗(長さ2cm)、暗紫色、風散布
    種期:10~11月
    備考:[1-14][25][3-574P][57][上3]
    日本固有種。
    葉に強いにおいあり。
    ブナ帯を中心に、亜高山帯(標高1000~2000m)に生える。
    若枝は明るい黄褐色で光沢があり無毛、葉の基部からのびる枝の溝が目立つ。
    <モミ属>
    モミの備考参照。
    <モミとの違い>
    モミの備考参照。

    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20230626_富士山こどもの国
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20231101_清里自然歩道
    ウラジロモミ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ウラジロモミ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • ウラジロノキ Sorbus japonica

    バラ科ナナカマド属
    漢字:裏白の木
    名前の由来:葉裏に白色の綿毛が密生して白い。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:両性花、複散房花序、白色
    花期:5~6月
    果実:ナシ状果、赤色、白い皮目が目立つ、先端はやや凹む
    果期:10~11月
    備考:
    日本固有種。
    若枝に白色の綿毛を密生している。
    側枝はほとんど短枝化している。
    材は堅く重く、薪炭材に用いたり、器具類や家具、櫛にも用いられる。

    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
    ウラジロノキ
    20240911_箱根湿生花園
  • ウラジロガシ Quercus salicina

    ブナ科コナラ属
    漢字:裏白樫
    名前の由来:
    「ウラジロ(裏白)」は、葉裏が蝋分を分泌して白い。
    「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄同株
    花期:5月
    果実:堅果
    果期:翌年の秋

    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20230902_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20231202_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20240303_高山・市民の森
    ウラジロガシ
    20240517_竜爪山
    ウラジロガシ
    20240517_竜爪山
  • ウメモドキ Ilex serrata

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:梅擬
    名前の由来:葉がウメの葉に似ている。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、細鋭鋸歯、葉柄の長さは4~9mm
    花:雌雄異株、散形状に腋生、淡紫色、虫媒花
    花期:6月頃
    果実:核果、球形(径5mm)、赤色、枝に群がる、動物(主に鳥)散布
    果期:9~10月
    備考:[2-3689][1635][2-458P][713P][下314]
    日本固有種。
    小枝は細かくジグザグになる。
    側芽の下に小さな副芽あり。
    全体に毛のないものを「イヌウメモドキ」という。

    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230502_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230619_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20230626_富士山こどもの国
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20231016_県立森林公園
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240428_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20240614_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250412_高山・市民の森
    ウメモドキ
    20250929_県立美術館
    ウメモドキ
    20250929_県立美術館
    ウメモドキ
    20251029_寸又峡

    イヌウメモドキ

    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
    イヌウメモドキ
    20240918_箱根湿生花園
  • ウバメガシ Quercus phillyraeoides

    ブナ科コナラ属
    漢字:姥目樫
    名前の由来:
    「ウバメ(姥目)」は、若葉が星状毛が密生して淡褐色であることが、姥の目に似ている説、馬の目(馬目(バベ))に似ている説あり。
    「カシ(樫)」は、アラカシの名前の由来参照。
    樹形:常緑低木~小高木
    葉:互生、備考の<海岸植物>参照
    花:雌雄同株、雄花(尾状花序)は黄色
    花期:4~5月
    果実:堅果、殻斗は鱗模様
    果期:翌年の秋
    備考:[1-1956][146][1-246P][368P][下191]
    材は堅く重く割れにくい。
    木炭原料に用いる。最も堅く、火力が強く、灰が少なく持続性がある「備長炭」として有名。
    果実は食べられる。
    <海岸植物>
    トベラの備考参照。
    もともと西日本の海岸沿いで林をつくり、乾燥に適応して葉は硬く、光沢がある。

    ウバメガシ
    20211018_城北公園
    ウバメガシ
    20211026_駿府城公園
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20230804_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20240414_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
    ウバメガシ
    20250404_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
    ウバメガシ
    20251103_県立美術館
  • ウツギ Deutzia crenata

    アジサイ科ウツギ属
    漢字:空木
    別名:ウノハナ(卯の花)
    名前の由来:
    「ウツギ(空木)」は、枝(茎)が中空。
    「ウノハナ(卯の花)」は、卯月(旧暦4月)に花が咲く。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:5~6月
    果実:蒴果、3花柱が残る
    果期:10~11月
    備考:
    森の縁で日照条件がよい場所を好む。
    幹らしいものは作らずに枝葉を何本も出して、藪のような樹形を作る(マント群落)。
    枝葉は長く生きず、次々に更新しながら株立ちになる。
    茎葉など全体に星状毛がある。
    材は堅く粘り強く腐りにくいため、木釘(きくぎ)にする。
    また、火おこしの棒に用いる(擦る板はヒノキ)。
    材や葉を乾燥させたものは生薬名で「溲疏(そうじょ)」と呼び、利尿薬として用いる。

    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20230705_遊木の森
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240517_竜爪山
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20240519_遊木の森
    ウツギ
    20250420_遊木の森
  • ウダイカンバ Betula maximowicziana

    カバノキ科カバノキ属
    漢字:鵜松明樺(うたいまつかんば)
    名前の由来:
    「ウダイ(鵜松明)」は、漢字は「うたいまつ」と読み、樹皮は蝋分が多くよく燃え、雨でも消えないので鵜飼いの松明(たいまつ)に用いた。
    「カンバ(樺)」は、シラカンバの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:互生(長枝)、一対(短枝)
    花:雌雄同株
    花期:5~6月
    果実:堅果が集まった複合果
    果期:9~10月
    備考:若い葉は短毛が密生し、触るとビロードのような感触がある。

    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原
    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原