基本情報
- 学名:Quercus dentata
- 科名・属名:ブナ科コナラ属
- 漢字名:柏
- 別名:カシワギ/モチガシワ
名前の由来
- 炊(かし)き葉に由来し、食物を包んだり、食物の下に敷いた
生育地
- 山地のやせ地や礫地、海岸
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 灰褐色~黒褐色。縦に不規則に深く割れる
葉
- 葉序:互生、枝先では輪生状に集まってつく
- 葉形:倒卵形。葉身長15~32cm(コナラ属で最大)
- 葉縁:粗く深い波状鋸歯、先はとがらずまるい
- 葉質:裏面は短毛と星状毛が密生し灰褐色
- 葉柄:0.2~1cm
花
- 花性: 雌雄同株/異花
- 花序:
- 雄花序:新枝の下部から下垂、長さ10~15cm
- 雌花序:新枝の葉腋に雌花が5~6個つく
- 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)
- 雄花:花被は直径約2mm
- 雌花:花柱3個
- 開花期:5~6月、葉の展開と同時
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:堅果
- 形:長さ1.5~2cmの卵球形
- 殻斗:線形で先がそり返った長い鱗片が密生、鱗片は薄くやわらか
- 成熟期:秋
種子
- 数:1個
- 散布方法:重力散布または動物(貯食)散布
冬芽
- アカガシの「カシ類(ブナ科コナラ属)の冬芽」参照
- 長さ4~10mmの卵状長楕円形。芽鱗20~25個
葉痕
- アカガシの「カシ類(ブナ科コナラ属)の葉痕」参照
用途
- 葉:食物を包むのにも使われ、現在も柏餅として残っている。柏餅用の葉は5~7月に採取し、蒸してから乾燥させる
- 材:加工がやや困難で狂いも出やすいが、ミズナラとほぼ同じように用いる
特記事項
- 枯葉は冬中ついていて、新芽が芽生えるときに落葉する。冬芽を寒風から守る説あり
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1954]
- 新牧野日本植物圖鑑:[144]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-238P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[365P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下192]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[106P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]

























































































































