【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

カテゴリー: 木本

  • モッコク Ternstroemia gymnanthera

    サカキ科モッコク属
    漢字:木斛
    名前の由来:花の香りがラン科のセッコク(石斛)の花に似た木の説あり。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雄性両性異株、白色→黄色を帯びる
    花期:6~7月
    果実:蒴果、赤色、種子は橙赤色
    果期:10~11月
    備考:
    葉柄は鮮明な紅紫色。
    材は堅く強靭で、寄木細工、象嵌(がん)材などに用いる。

    モッコク
    20211018_城北公園
    モッコク
    20211018_城北公園
    モッコク
    20220801_県立美術館
    モッコク
    20220801_県立美術館
  • モチノキ Ilex integra

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:黐の木
    名前の由来:夏に樹皮を剥いで、数ケ月間水につけて腐らせ、臼でついて鳥もちをとった。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、黄緑色
    花期:4月
    果実:液果状の核果、赤色
    果期:11~12月
    備考:材は緻密で光沢があり、櫛や印材、旋削材、寄木細工に用いる。

    モチノキ
    20211018_城北公園
    モチノキ
    20211018_城北公園
    モチノキ
    20211026_駿府城公園
    モチノキ
    20211026_駿府城公園
    モチノキ
    20211026_駿府城公園
  • モチツツジ Rhododendron macrosepalum

    ツツジ科ツツジ属
    漢字:黐躑躅
    名前の由来:
    「モチ(黐)」は、萼、新芽、花柄、子房などに生えた腺毛が鳥もちのように粘る。
    腺毛:植物の表皮に生じる突起状の毛で特殊な液体を分泌する。
    「ツツジ(躑躅)」は、ヤマツツジの名前の由来参照。
    樹形:半落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、淡紅紫色
    花期:4~6月
    果実:蒴果
    果期:8~10月
    備考:
    ツツジについては、ヤマツツジの備考参照。
    春に出る葉は広楕円形で少し大きく、夏に出る葉は春より小さい狭楕円形。秋には紅葉するが、多くの葉は落葉せず越冬する半落葉。
    <モチツツジカスミカメ>
    一般の小昆虫類は本種の粘液に捕らえられるが、モチツツジカスミカメ(体長4.5mm程)はその腺毛上を自由に歩き回ることができ、動けなくなった昆虫類の体液を吸う。

    モチツツジ
    20230502_高山・市民の森
    モチツツジ
    20230502_高山・市民の森
    モチツツジ
    20231016_県立森林公園
    モチツツジ
    20231016_県立森林公園
  • メグスリノキ Acer nikoense

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:目薬の木
    名前の由来:樹皮や葉を煎じて洗眼液に用いた。
    樹形:落葉高木
    葉:対生、3出複葉
    花:雌雄異株、散形花序、淡黄色
    花期:5月
    果実:翼果、ほぼ直角に開く
    果期:8~10月
    備考:
    日本固有種。
    若枝、葉柄、葉裏(特に葉脈)、花柄に灰白色の粗い毛が密生している。
    ミツデカエデとの花序の違い>
    ミツデカエデの備考参照。

    メグスリノキ
    20220911_高山・市民の森
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
  • メギ Berberis thunbergii

    メギ科メギ属
    漢字:目木
    名前の由来:木を煎じて洗眼薬にした。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、短枝では束生
    花:両性花、淡黄色、下向き
    花期:4月
    果実:液果、赤色
    果期:10~11月
    備考:
    日本固有種。
    枝には稜があり節毎に5~12mmの鋭いとげがあり、3本に分かれていることもあり。
    花弁の基部に2個の黄色の蜜腺あり。
    材はやや堅く割れにくく、寄木細工に用いる。
    キハダ同様に、内皮にベルベリンを含み鮮黄色で苦い。
    煎汁は洗眼、健胃・整腸剤に用いる。
    雄しべは花弁にくっついているが、触ると「内曲運動」を起こす。
    <内曲運動>
    刺激を受けると雄しべの花糸が急に内側または外側に屈曲し花粉を虫や雌しべに挿しつける。

    メギ
    20240517_竜爪山
    メギ
    20240517_竜爪山
    メギ
    20240517_竜爪山
    メギ
    20240517_竜爪山
    メギ
    20240911_箱根湿生花園
    メギ
    20240911_箱根湿生花園
    メギ
    20240911_箱根湿生花園
    メギ
    20241121_環境省生物多様性センター
  • ムラサキシキブ Callicarpa japonica

    シソ科ムラサキシキブ属
    漢字:紫式部
    名前の由来:
    紫色の重なり合った実を古名「紫重実(むらさきしきみ)」と呼び、「み」が「ぶ」に変わった説、
    紫色の果実に基づいて、紫式部の名前をかりた説あり。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:両性花、集散花序、淡紅紫色
    花期:6~7月
    果実:液果状の核果、紫色
    果期:10~11月
    備考:
    ヤブムラサキとの違い>

    枝、葉、萼葉脚花の色果実
    ムラサキシキブほぼ無毛くさび形淡紫萼が下部を覆わない
    ヤブムラサキ星状毛が密生円形紅紫萼が下部を覆う

    コムラキとの違い>

    花軸の位置葉の鋸歯
    ムラサキシキブ葉腋全体
    コムラサキ湾曲して垂れ下がる葉腋の少し上上半分のみ
    ムラサキシキブ
    20230619_富士山こどもの国
    ムラサキシキブ
    20230619_富士山こどもの国
    ムラサキシキブ
    20230619_富士山こどもの国
    ムラサキシキブ
    20230619_富士山こどもの国
    ムラサキシキブ
    20230702_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20230702_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20230702_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20230702_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20231031_山梨・健康の森
    ムラサキシキブ
    20231031_山梨・健康の森
    ムラサキシキブ
    20231202_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20231202_高山・市民の森
    ムラサキシキブ
    20231202_高山・市民の森
  • ムシカリ(オオカメノキ) Viburnum furcatum

    ガマズミ科ガマズミ属
    漢字:虫狩/大亀の木
    別名:オオカメノキ
    名前の由来:
    虫食いの葉が多いことから「虫食われ」が転訛した説あり、
    「オオカメノキ」は、葉の形を亀の甲羅に見立てて「大亀の木」説、
    同類のガマズミの漢字「莢迷」の音読み「キョウメイ」がカメになり、「大きなガマズミ」から説あり。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、白色
    花期:4~6月
    果実:核果、赤色→黒色
    果期:8~10月
    備考:
    ガマズミ属で装飾花をつけるグループがヤブデマリ節のヤブデマリとムシカリ。
    装飾花は花冠が変化したもので、アジサイ属のようにの変化したものではない。
    果実は赤から黒く熟し、ガマズミ類と異なり、果軸は赤く、鳥に目立つ「二色効果」あり。
    ヤブデマリとの違い>

    装飾花の5つの裂片の大きさ葉の基部花序
    ムシカリ同じではないが、極端な差はない。心形(ハート形)柄なし斜上
    ヤブデマリそれぞれ違い、1つだけが特に小さい。広いくさび形~円形柄あり水平
    ムシカリ
    20230527_岩岳
    ムシカリ
    20230527_岩岳
    ムシカリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ムシカリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ムシカリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ムシカリ
    20240911_箱根湿生花園
    ムシカリ
    20240911_箱根湿生花園
    ムシカリ
    20240911_箱根湿生花園
  • ムクロジ Sapindus mukurossi

    ムクロジ科ムクロジ属
    漢字:無患子
    名前の由来:
    和名は、同じムクロジ科で中国原産のモクゲンジ「木欒子」を誤って本種にあて、日本語読みの「モクランシ」が転訛した。
    漢字の「無患子」は、「子が患わ無い」という意味。種子は羽根突きの玉に使われ、羽子板が厄や病気を跳ね返す無病息災のお守りになったり、種子自体をお守りにする。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、偶数羽状複葉(小葉の葉軸へのつき方にずれがあり左右不相称)
    花:雌雄同株、円錐花序、黄緑色
    花期:6月頃
    果実:核果、袋状の半透明な飴色の果皮に包まれる、核は黒色
    果期:10~11月
    備考:
    冬芽には主芽と副芽あり。
    果皮にはサポニンが多く、泡立ちがよく、昔は洗剤や洗髪に用いた。
    種子(核)は硬く黒く、径1cmほどの球形で、羽根突きの玉や数珠などに用いた。
    果皮の薄いところを削って穴をあけ、ストローまたは直接息を吹きかけると、ホイッスルのように大きな音で鳴る。

    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20240912_有度山
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241129_県立美術館
  • ムクノキ Aphananthe aspera

    アサ科ムクノキ属
    漢字:椋木
    名前の由来:木材を磨くのにムクノキの葉で仕上げたので「木工(むく)」など諸説あり。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:雌雄同株
    花期:4~5月
    果実:核果、黒紫色→黒色
    果期:10月
    備考:
    黒く熟した果実は甘く食べられる(干し柿に似た味)。
    葉表に硬い毛があり、昔は黄葉の前に葉を乾燥して、漆器や象牙、べっ甲などを磨くのに用いた。
    材は堅く、農具・運動具・器具などに用いる。

    ムクノキ
    20220903_その他
    ムクノキ
    20220903_その他
  • ムクゲ Hibiscus syriacus

    アオイ科フヨウ属
    漢字:木槿
    名前の由来:中国語の「木槿(モクキン)」に由来する説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、白/紅紫/桃色など
    花期:8~9月
    果実:蒴果、黄褐色の星状毛が密生、種子は腎形で長い綿毛あり
    果期:10月頃
    備考:
    中国原産。韓国の国花。
    花は雄しべの花糸が合着して筒状となり、雌しべの花柱を包んでいるので、花柱に葯がついているように見える。

    ムクゲ
    20230910_高山・市民の森
    ムクゲ
    20230910_高山・市民の森
    ムクゲ
    20230910_高山・市民の森
    ムクゲ
    20230910_高山・市民の森
    ムクゲ
    20230910_高山・市民の森