【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

タグ: ウルシ科

  • ヤマハゼ Rhus sylvestris

    ウルシ科ウルシ属
    漢字:山櫨
    名前の由来:
    山に生える「ハゼ」。
    「ハゼ(櫨)」は、ハゼノキの名前の由来参照。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:雌雄異株、円錐花序、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、黄褐色
    果期:10~11月
    備考:
    樹液に触れるとかぶれやすい。
    ヤマウルシ、ハゼノキ、ヌルデとの違いは、ヤマウルシの備考参照。

    ヤマハゼ
    20231016_県立森林公園
    ヤマハゼ
    20231016_県立森林公園
    ヤマハゼ
    20231016_県立森林公園
  • ヤマウルシ Rhus trichocarpa

    ウルシ科ウルシ属
    漢字:山漆
    名前の由来:
    山に生える「ウルシ」。
    「ウルシ(漆)」は、幹に傷をつけると汁(樹液)がしたたることから「潤液(うるしる)」から説、
    「塗液(ぬるしる)」が転訛した説など諸説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:雌雄異株、円錐花序、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、粗い毛が密に生える、黄褐色
    果期:9~10月
    備考:
    樹液にウルシオールなどを含み、触れるとかぶれやすい。
    若い茎の小葉は粗い鋸歯があるが、古い茎の小葉は全縁。
    ヤマハゼハゼノキヌルデとの違い>

    葉軸、小葉幼木の小葉果実冬芽葉痕
    ヤマウルシ葉軸、小葉柄に軟毛が密生、
    葉裏の脈上に軟毛が密生
    小葉の側脈が主脈と直角に近い角度
    粗い鋸歯あり外果皮が刺毛に覆われる頂芽があり冬芽は裸芽、やや短く円錐~球形で、毛は短い三角~ハート形で側芽の下
    ヤマハゼ葉軸の上面に軟毛が密生、
    葉裏に毛が散生
    小葉の側脈が主脈に対してやや鋭角
    全縁無毛頂芽があり冬芽は裸芽、少し長い卵形で、毛は長い同上
    ハゼノキ無毛同上同上頂芽があり冬芽に芽鱗あり、先端は尖る、無毛同上
    ヌルデ葉表は主脈以外は無毛、葉裏は軟毛が密生、小葉の間の葉軸に翼あり粗い鈍鋸歯外果皮に茶褐色の細毛が密生頂芽がなく仮頂芽で冬芽に芽鱗ありU/V字形で側芽を囲む
    ヤマウルシ
    20211212_県立森林公園
    ヤマウルシ
    20220619_遊木の森
    ヤマウルシ
    20220619_遊木の森
    ヤマウルシ
    20220619_遊木の森
  • ハゼノキ Rhus succedanea

    ウルシ科ウルシ属
    漢字:櫨/黄櫨
    名前の由来:
    「埴締(ハニシメ):蝋を採ること」の略→ハニシ→ハジ→ハゼ。と転訛した説、
    紅葉の色が、埴土(ハニツチ:埴輪を作る粘土)の色に似ている。ハニシ(埴師:埴輪をつくる工人)→ハジ→ハゼ。と転訛した説あり。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:雌雄異株、円錐花序、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、淡褐色
    果期:9~10月
    備考:
    中国原産。
    樹液に触れるとかぶれることがある。
    果実の中果皮にあるロウ(脂肪分)を木蝋として採取し、和蝋燭の原料にした他、整髪料・口紅などの化粧品やクレヨン・色鉛筆などに用いた。
    材は寄木(よせぎ)、木像嵌(もくぞうがん)などに用いる。
    <ヤマウルシやヤマハゼとの違い>
    ヤマウルシやヤマハゼは、葉に毛があるが、ハゼノキの葉は無毛。
    葉の先端は長く尖る。ヤマウルシの備考参照。

    ハゼノキ
    20211212_森林公園
    ハゼノキ
    20211212_森林公園
    ハゼノキ
    20211212_森林公園
    ハゼノキ
    20211212_森林公園
    ハゼノキ
    20220619_遊木の森
    ハゼノキ
    20220619_遊木の森
    ハゼノキ
    20220619_遊木の森
    ハゼノキ
    20240428_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20240428_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20240614_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20240614_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20240614_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20241006_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20241015_遊木の森
    ハゼノキ
    20240303_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20250309_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20250309_高山・市民の森
    ハゼノキ
    20250309_高山・市民の森
  • ヌルデ Rhus javanica var. roxburghii

    ウルシ科ウルシ属
    漢字:白膠木
    名前の由来:幹を傷つけると出る白い漆のような樹液を器に塗った「塗る手」が転訛した。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:雌雄異株、円錐花序、白色
    花期:8~9月
    果実:核果、黄赤色、核は黄褐色
    果期:10~11月
    備考:
    先駆樹種(パイオニアツリー)。陽樹。
    <先駆樹種(パイオニアツリー)><シードバンク(埋土種子)>については、アカメガシワの備考参照。
    小葉の間の葉軸に翼がある。
    ウルシ属のなかでは、ほとんどかぶれない。
    枝を切ると白い樹液がにじみ出るウルシ溝が、形成層の外側に並んでいる。
    果実の表面に白い結晶(リンゴ酸カルシウム)が浮き出ていて、舐めると塩辛い味がし塩の代用品にした。
    日干しにして乾燥させた果実は、生薬の「塩麩子(えんふし)」として、下痢、たん、咳などに用いた。
    材は比較的軽い割には耐腐朽性が高く、水を吸いにくいため、杭や農器具、浮き、箱物、シイタケ原木に用い、樹皮は染料に、実から蝋を採り、春の若芽は山菜とした。
    <五倍子(ごばいし、ふし)>
    葉にヌルデオオミミフシアブラムシ、ヌルデシロアブラムシなどのアブラムシが「虫えい形成物質」を注入して虫えいを作る。この虫えいを採取して乾燥させたものを「五倍子」と呼ぶ。タンニンが多く、染料や写真現像液、インキ、白髪染め、お歯黒の媒染剤に用いた。

    ヌルデ
    20211030_遊木の森
    ヌルデ
    20220619_遊木の森
    ヌルデ
    20220619_遊木の森
    ヌルデ
    20220619_遊木の森
  • ツタウルシ Rhus ambigua

    ウルシ科ウルシ属
    漢字:蔦漆
    名前の由来:ツタに似た「ウルシ」。
    樹形:蔓性落葉木本
    葉:互生、3出複葉
    花:雌雄異株、総状花序、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、黄褐色、無毛
    果期:8~9月
    備考:
    気根(付着根)を出して、木や岩にはい登る。
    葉に触れると非常にかぶれやすい(ウルシオールという物質による接触性皮膚炎)。紅葉時はウルシ成分が少なく、かぶれることは少ない。
    かぶれると炎症を起こし、猛烈に痒くなる。痒くてかくと傷が付き、熱が出て腫れてひどくなる。
    かぶれの危険度は、
    「ツタウルシ > ウルシ > ヤマハゼ > ハゼノキ > ヤマウルシ > ヌルデ」。
    若い茎の小葉は粗い鋸歯があるが、古い茎の小葉は全縁。
    ツタとの違い>

    巻き髭
    ツタウルシ3出複葉のみなし葉裏側脈や若枝に褐色毛あり
    ツタ3出複葉以外に単葉もあり変化が多い枝別れした巻き髭ありなし
    ツタウルシ
    20221013_しらびそ高原
    ツタウルシ
    20221013_しらびそ高原
    ツタウルシ
    20221013_しらびそ高原
    ツタウルシ
    20221013_しらびそ高原
    ツタウルシ
    20221013_しらびそ高原
    ツタウルシ
    20231101_清里自然歩道
    ツタウルシ
    20231101_清里自然歩道
    ツタウルシ
    20231101_清里自然歩道