セリ科カノツメソウ属
漢字:鹿の爪草
別名:ダケゼリ(嶽芹)
名前の由来:
根の形が鹿の爪に似ている説あり。
「ダケゼリ(嶽芹)」は、山地のセリ。
葉:根生葉は2回3出複葉、茎葉は互生で3出複葉
花:複散形花序、白色
花期:8~10月
習性:多年草
タグ: セリ科
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シシウド Angelica pubescens
セリ科シシウド属
漢字:猪独活
名前の由来:
「シシ(猪)」は、ウドより大きくなり、どこにでも見られる様子を「猪」にたとえた説、
イノシシが食べる大きさ説、
イノシシがこの根を掘り起こして食べる説など諸説あり。
「ウド(独活)」は、全体がウコギ科のウドに似る。
葉:互生、2~3回羽状複葉
花:複散形花序、白色
花期:8~11月
果実:2個の分果、両側に翼あり、紫色
習性:多年草
備考:
葉柄の基部は鞘状にふくれて茎に抱きつくようについている。
茎や葉にさわると甘い独特の香りあり。
根茎は生薬「独活(どっかつ)」と呼ばれ、煎じたものは鎮痛、鎮静、血管拡張に、薬湯としてリューマチや神経痛、冷え性に用いた。 -
オヤブジラミ Torilis scabra
セリ科ヤブジラミ属
漢字:雄藪虱
名前の由来:
「オ(雄)」は、果実がヤブジラミよりも粗大。
「ヤブジラミ(藪虱)」は、藪に生え、刺毛のある果実が衣類につくのをシラミにたとえた。
葉:互生、2~3回3出羽状複葉
花:複散形花序、白または帯紫色
花期:4~6月
果実:2個の分果、カギ状に曲がった刺毛が密生し動物などにくっつく。
習性:越年草
備考:
<ヤブジラミとの違い>
花弁の先が少し赤くなり、果実のカギ状に曲がった刺毛の先端も少し赤みを帯び、茎や葉が紫色を帯びる。