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タグ: セリ科

  • セントウソウ Chamaele decumbens

    セリ科セントウソウ属
    漢字:仙洞草
    名前の由来:不明
    葉:1~3回3出複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:3~5月
    果実:2個の分果が接合
    習性:多年草

    セントウソウ
    20240410_有度山
    セントウソウ
    20240414_有度山
    セントウソウ
    20240414_有度山
  • シラネセンキュウ Angelica polymorpha

    セリ科シシウド属
    漢字:白根川芎
    名前の由来:
    「シラネ(白根)」は、日光白根山で発見された。
    「センキュウ(川芎)」は、センキュウに似る。
    葉:茎葉は互生、3~4回3出羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:9~11月
    果実:偏平な楕円体で分果の縁は翼状
    習性:多年草

    シラネセンキュウ
    20221012_しらびそ高原
    シラネセンキュウ
    20221012_しらびそ高原
    シラネセンキュウ
    20221012_しらびそ高原
  • シシウド Angelica pubescens

    セリ科シシウド属
    漢字:猪独活
    名前の由来:
    「シシ(猪)」は、ウドより大きくなり、どこにでも見られる様子を「猪」にたとえた説、
    イノシシが食べる大きさ説、
    イノシシがこの根を掘り起こして食べる説など諸説あり。
    「ウド(独活)」は、全体がウコギ科のウドに似る。
    葉:互生、2~3回羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:8~11月
    果実:2個の分果、両側に翼あり、紫色
    習性:多年草
    備考:
    葉柄の基部は鞘状にふくれて茎に抱きつくようについている。
    茎や葉にさわると甘い独特の香りあり。
    根茎は生薬「独活(どっかつ)」と呼ばれ、煎じたものは鎮痛、鎮静、血管拡張に、薬湯としてリューマチや神経痛、冷え性に用いた。

    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230724_八島湿原
    シシウド
    20230717_八島湿原
    シシウド
    20240911_箱根湿生花園
  • オヤブジラミ Torilis scabra

    セリ科ヤブジラミ属
    漢字:雄藪虱
    名前の由来:
    「オ(雄)」は、果実がヤブジラミよりも粗大。
    「ヤブジラミ(藪虱)」は、藪に生え、刺毛のある果実が衣類につくのをシラミにたとえた。
    葉:互生、2~3回3出羽状複葉
    花:複散形花序、白または帯紫色
    花期:4~6月
    果実:2個の分果、カギ状に曲がった刺毛が密生し動物などにくっつく。
    習性:越年草
    備考:
    <ヤブジラミとの違い>
    花弁の先が少し赤くなり、果実のカギ状に曲がった刺毛の先端も少し赤みを帯び、茎や葉が紫色を帯びる。

    オヤブジラミ
    20240421_遊木の森
    オヤブジラミ
    20240421_遊木の森
    オヤブジラミ
    20240427_遊木の森
    オヤブジラミ
    20240427_遊木の森
    オヤブジラミ
    20240427_遊木の森
    オヤブジラミ
    20240511_遊木の森
  • オオカサモチ Pleurospermum uralense

    セリ科オオカサモチ属
    漢字:大傘持
    名前の由来:
    「オオ(大)」は、カサモチ属のカサモチに比べて大きい。
    「カサモチ(傘持ち)」は、花の形が昔、傘を持って貴人にお供をしていた「傘持ち」に似ている。
    葉:2~3回羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:7~8月
    果実:2個の分果
    習性:多年草
    備考:茎は中空。

    オオカサモチ
    20230717_八島湿原
    オオカサモチ
    20230724_八島湿原
    オオカサモチ
    20230724_八島湿原
  • イワニンジン Angelica hakonensis

    セリ科シシウド属
    漢字:岩人参
    名前の由来:岩場に生えるニンジン。
    葉:互生、2~3回3出複葉
    花:複散形花序、緑白色または帯紫色
    花期:8~10月
    習性:多年草

    イワニンジン
    20230821_宝永遊歩道
  • イブキボウフウ Libanotis ugoensis var. japonica

    セリ科イブキボウフウ属
    漢字:伊吹防風
    名前の由来:
    「イブキ(伊吹)」は、滋賀県伊吹山に生える。
    「ボウフウ(防風)」は、ボウフウに似る。ボウフウは、漢名「防風」の音読み。薬用植物で根を乾かしたものが漢方の風邪薬。
    葉:互生、2回羽状複葉
    花:複散形花序、白色
    花期:8~9月
    習性:多年草

    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原
    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原
    イブキボウフウ
    20230724_八島湿原