基本情報
- 学名:Aucuba japonica
- 科名・属名:アオキ科アオキ属
- 漢字名:青木
名前の由来
- 一年中枝葉が緑色
生育地
- 日本固有種
- 山地などの暗い林内
樹形
- 常緑低木
- 幹はあまり太くならず、株立ち状になる
樹皮
- 緑色(老木では灰褐色)でなめらか、老木では浅い縦筋が生じる
葉
- 葉序:対生、枝の上部に集まってつく
- 葉形:長楕円形、葉身長8~25cm
- 葉縁:粗鋸歯
- 葉脈:羽状、裏面で特に明瞭
- 質感:皮質で厚く光沢あり
- 葉柄:1~6cm
花
- 性: 雌雄異株
- 花序:枝先に円錐花序
- 花被:花弁4個、長卵形で先端尖る、紫褐色、直径約1cm
- 雄花:雄しべ4個、葯は淡黄色
- 雌花:雌しべ1個、太い花柱
- 開花期:3〜5月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:核果
- 形:楕円形、長さ1.5~2cm
- 色:光沢のある赤色
- 成熟期:12月~翌年5月
- 食用の可否:不可(毒性分あり)
種子
- 数:核1個
- 形:核は長楕円形、長さ1.3~1.5cm、幅7~8mm、中央に溝あり
- 色:淡褐色
- 散布方法:鳥散布
冬芽
- 鱗芽
- 頂芽は長さ2cmほどの紡錘形で側芽は小さい、頂芽は、緑色で、先のとがった芽鱗が3対あり、基部の一対は短い
葉痕
- 形:中央が凹んだ三角形状の半円形
- 維管束痕:3個
用途
- 葉を火であぶり、黒変したものをやけど、腫れ物などの患部に張ると良いといわれる
特記事項
- 陰樹
- 林内の低木で、日陰に特化した陰樹。大きな葉を水平に伸ばし、枝も緑色で、光合成して暗さに耐える。樹体が大きくなると、幹から枯れ始める。自らの樹体を捨てて株立ちで根本から新しい芽を出し再生する。暗い環境の中では、株立ちで生き続ける木が生き残れる。
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3115]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1982]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-656P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[652P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下281]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[222P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]












