カバノキ科クマシデ属
漢字:沢柴
名前の由来:沢に多く生え、柴(大きくない雑木やその枝)として利用された。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:雌雄同株、尾状花序、雄花序 緑黄色、雌花序 緑色
花期:4~5月
果実:堅果が集まった複合果
果期:8~10月
備考:
<クマシデ属の葉と果穂の違い>
イヌシデの備考参照。
タグ: カバノキ科
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サワシバ Carpinus cordata
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クマシデ Carpinus japonica
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オオバヤシャブシ Alnus sieboldiana
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ウダイカンバ Betula maximowicziana
カバノキ科カバノキ属
漢字:鵜松明樺(うたいまつかんば)
名前の由来:
「ウダイ(鵜松明)」は、漢字は「うたいまつ」と読み、樹皮は蝋分が多くよく燃え、雨でも消えないので鵜飼いの松明(たいまつ)に用いた。
「カンバ(樺)」は、シラカンバの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:互生(長枝)、一対(短枝)
花:雌雄同株
花期:5~6月
果実:堅果が集まった複合果
果期:9~10月
備考:若い葉は短毛が密生し、触るとビロードのような感触がある。 -
イヌシデ Carpinus tschonoskii
カバノキ科クマシデ属
漢字:犬四手
名前の由来:
「イヌ」は、クマシデやアカシデよりも特徴がない説、
花序の様子を子犬に見立てた説あり。
「シデ」は、果穂が、神前に供えたり飾ったりする玉串や注連縄(しめなわ)などに付ける白い布や紙の「四手」に似ている。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:雌雄同株、雄花 褐黄色、雌花 淡緑色
花期:3~4月
果実:堅果が集まった複合果
果期:10月頃
備考:
<クマシデ属の葉と果穂の違い>側脈 葉脚 葉形 葉身 果穂 アカシデ 7~15対 広い楔形 長卵形 6cm前後 細長い イヌシデ 12~15対 広い楔形 卵形 4~8cm 短い クマシデ 20~24対 浅心形 長楕円形 6~11cm 太い サワシバ 15~23対 心形 倒卵形 4~14cm 太い -
アカシデ Carpinus laxiflora