【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タグ: カバノキ科

  • クマシデ

    基本情報

    • 学名:Carpinus japonica
    • 科名・属名:カバノキ科クマシデ属
    • 漢字名:熊四手
    • 別名:イシシデ/カタシデ

    名前の由来

    • 「クマ(熊)」は、アカシデやイヌシデに比べると葉が大きく、果穂が大きい説あり
      「シデ(四手)」は、アカシデ名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 日当たりのよい丘陵や山地の谷筋

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 黒褐色。若木の樹皮はなめらか、老木になると縦に裂ける

    • 葉序:互生
    • 葉形:長楕円形、葉身長6~12cm
    • 葉縁:細かい重鋸歯
    • 葉脈:20~24対、裏面に突出、サワシバと異なり基部の側脈は分枝しない
    • 葉質:表面は無毛、裏面は脈上に長毛があり、脈液の毛叢が目立つ
    • 葉柄:0.8~1.5cm

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:前年枝に垂れ下がる、長さ3~5cm
      • 雌花序:本年枝の先端あるいは短枝の腋から垂れ下がる
    • 花被:単花被花(花冠なし雌花に極めて退化した萼あり)
      • 雄花:黄褐色の苞の下に1個ずつつく、雄しべ8~10個
      • 雌花:苞の内側に2個ずつつく、花柱の上部2裂、基部に小苞があり、花のあと大きくなり、葉状の果苞になる
    • 開花期:3~4月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ5~10cm、葉状の果苞が密生。果苞は長さ1.5~2cmの狭卵形、ふちに粗い鋭鋸歯あり、基部に堅果を1個抱く
    • 成熟期:10月

    種子

    • :堅果は1個
    • :堅果は長さ約4mmの扁平な長楕円形、表面に縦の筋あり
    • 散布方法:果苞による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ6~10mmの紡錘形。芽鱗は14~16個

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕

    用途


    特記事項

    • シデ類の中で材が最もかたい
    • クマシデ属の葉と果穂の違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1978]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[111]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-188P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[402P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下198]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[101P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    クマシデ
    20230502_高山・市民の森
    クマシデ
    20230502_高山・市民の森
    クマシデ
    20230502_高山・市民の森
    クマシデ
    20231126_丸火自然公園
    クマシデ
    20231126_丸火自然公園
    クマシデ
    20240512_高山・市民の森
    クマシデ
    20240512_高山・市民の森
    クマシデ
    20240512_高山・市民の森
    クマシデ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    クマシデ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    クマシデ
    20241013_高山・市民の森
    クマシデ
    20241013_高山・市民の森
    クマシデ
    20241013_高山・市民の森
    クマシデ
    20250309_高山・市民の森
    クマシデ
    20250309_高山・市民の森
    クマシデ
    20250309_高山・市民の森
    クマシデ
    20250412_高山・市民の森
    クマシデ
    20250412_高山・市民の森
    クマシデ
    20250412_高山・市民の森
    クマシデ
    20250427_高山・市民の森
  • ヤシャブシ

    基本情報

    • 学名:Alnus firma
    • 科名・属名:カバノキ科ハンノキ属
    • 漢字名:夜叉五倍子

    名前の由来

    • 「ヤシャ(夜叉)」は、果穂に凸凹があり、これを夜叉に見立てた
      「ブシ(五倍子)」は、果穂にタンニンが多く、黒色染料とする五倍子(ふし)(ヌルデの虫えい)の代用にした

    生育地

    • 日本固有種
    • 丘陵~山地。とくに尾根沿いに多い。崩壊地や林道などの治山工事後の法面にすばやく侵入する

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 灰褐色。若木はなめらかだが、古くなるとはがれる

    • 葉序:互生
    • 葉形:長卵形、葉身長5~12cm、基部は左右不ぞろい
    • 葉縁:細重鋸歯
    • 葉脈:側脈13~18対
    • 葉柄:0.7~3cm
    • ヤシャブシ類
      • 裏全体に粘液を分泌する腺あり、やや光沢があって粘り、特有の香りあり

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:枝先から垂れ下がる、無柄で長さ4~6cm、やや太くて弓形に曲がる
      • 雌花序:雄花序よりすこし下部に1~2個直立、柄あり
    • 花被:単花被花(花冠なし雄花に萼のみ)
      • 雄花:苞のわきに3個つく
      • 雌花:苞のわきに2個つく。花柱は紅色で2裂
    • 開花期:3~4月、葉の展開前
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ1.5~2cmの卵状広楕円形、直立または斜上
    • 果鱗:長さ5~6mmの扇形で黒褐色
    • 成熟期:10~11月

    種子

    • :堅果は2個、果鱗の内側につく
    • :堅果は長さ3.5~4mmの楕円形で、頂部に花柱が残り、両側に本体とほぼ同じ幅の約1mmの翼あり
    • 散布方法:翼による風散布、堅果は風に飛ばされるが、果鱗は果軸に残る

    冬芽

    • 鱗芽
    • 葉芽と雌花序:長さ1~1.5cmの披針形で、無柄。3~4個の光沢のある芽鱗に包まれる
    • 雄花序:芽鱗に包まれず、裸出したまま冬を越す
    • ハンノキ類との違い
    先端
    ヤシャブシ類とがるなし
    ハンノキ類まるい短い柄あり

    葉痕

    • :三角形
    • 維管束痕:3個

    用途

    • 果穂:タンニンが多く、黒色の染料になる

    特記事項

    • ヤシャブシ類の違い
    側脈数花序の位置花穂
    ヤシャブシ13~18対雄花序:枝の先端
    雌花序:雄花序の下
    上向
    1~2個
    オオバヤシャブシ11~16対雌花序:枝先端の葉芽の下
    雄花序:雌花序の下
    上向
    1個
    ヒメヤシャブシ17~28対ヤシャブシと同じ下垂
    2~3個
    • ハンノキ属の根粒菌(放線菌)による窒素固定

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-2001]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[134]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-158P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[399P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下195]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ヤシャブシ
    20231023_県立森林公園
    ヤシャブシ
    20231023_県立森林公園
    ヤシャブシ
    20231023_県立森林公園
    ヤシャブシ
    20231023_県立森林公園
    ヤシャブシ
    20231101_八峰苑鹿の湯
    ヤシャブシ
    20231101_八峰苑鹿の湯
    ヤシャブシ
    20231101_八峰苑鹿の湯
    ヤシャブシ
    20231101_八峰苑鹿の湯
    ヤシャブシ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ヤシャブシ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ヤシャブシ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • オオバヤシャブシ

    基本情報

    • 学名:Alnus sieboldiana
    • 科名・属名:カバノキ科ハンノキ属
    • 漢字名:大葉夜叉五倍子

    名前の由来

    • 「オオバ(大葉)」は、ヤシャブシより葉が大きい
      「ヤシャブシ(夜叉五倍子)」は、ヤシャブシ名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 海岸近くの山地から丘陵。やせ地でもよく育ち、崩壊地などに侵入する

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 灰褐色。若木はなめらかだが、古くなるとはがれる

    • 葉序:互生
    • 葉形:長卵形、葉身長6~15cm、基部は左右不ぞろい
    • 葉縁:鋭重鋸歯
    • 葉脈:側脈11~16対
    • 葉柄:1~2cm
    • ヤシャブシ類

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:前年の葉腋から垂れ下がる、無柄で長さ4~5cm、やや太くて弓形に曲がる
      • 雌花序:雄花序より上につく、長さ1~2cmの柄あり
    • 花被:単花被花(花冠なし雄花に萼のみ)
      • 雄花:苞のわきに3個つく
      • 雌花:苞のわきに2個つく。花柱は紅色で2裂
    • 開花期:3~4月、葉の展開とほぼ同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ2~2.5cmの広楕円形
    • 果鱗:長さ約8mmの扇形で黒褐色
    • 成熟期:10~11月

    種子

    • :堅果は2個、果鱗の内側につく
    • :堅果は長さ4~5mmの狭長楕円形で、頂部に花柱が残り、両側に本体よりすこし幅の狭い幅1~1.5mmの翼あり、翼は左右不ぞろい
    • 散布方法:翼による風散布、堅果は風に飛ばされるが、果鱗は果軸に残る

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ1~1.5cmの披針形。芽鱗は3~4個
    • 先端に葉芽、その下に雌花序の芽、さらにその下に雄花序の芽がつく
    • ハンノキ類との違い

    葉痕

    • :三角形
    • 維管束痕:3個

    用途

    • 果穂:タンニンが多く、黒色の染料になる

    特記事項

    • ヤシャブシ類の違い
      • ヤシャブシ特記事項参照
      • ヤシャブシ類の雄花穂は枝の先端につくが、オオバヤシャブシだけは、先端に葉芽、その下に雌花穂、その下に雄花穂がつく
    • ハンノキ属の根粒菌(放線菌)による窒素固定

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-2003]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[136]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-160P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[398P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下195]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    オオバヤシャブシ
    20230619_富士山こどもの国
    オオバヤシャブシ
    20230619_富士山こどもの国
    オオバヤシャブシ
    20230619_富士山こどもの国
    オオバヤシャブシ
    20230626_富士山こどもの国
    オオバヤシャブシ
    20230626_富士山こどもの国
    オオバヤシャブシ
    20241125_佐鳴湖
    オオバヤシャブシ
    20241202_佐鳴湖
    オオバヤシャブシ
    20241202_佐鳴湖
    オオバヤシャブシ
    20241202_佐鳴湖
  • ウダイカンバ

    基本情報

    • 学名:Betula maximowicziana
    • 科名・属名:カバノキ科カバノキ属
    • 漢字名:鵜松明樺(うたいまつかんば)
    • 別名:サイハダカンバ/マカンバ

    名前の由来

    • 「ウダイ(鵜松明)」は、漢字は「うたいまつ」と読み、樹皮はろう分が多くよく燃え、雨でも消えないので鵜飼いの松明(たいまつ)に用いられた
      「カンバ(樺)」は、シラカンバ名前の由来参照

    生育地

    • 山地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰褐色または橙黄色。薄片となってはがれる。横長の皮目あり

    • 葉序:今年のびた長枝で互生、2年枝から短枝で1対つく(カバノキ属)
    • 葉形:広卵形、葉身長8~15cm(カバノキ属で最大)、基部は深い心形
    • 葉縁:重鋸歯、側脈の先の鋸歯が突き出ることが多い
    • 葉脈:8~13対
    • 葉質:裏面は腺点があり、脈液に毛が密生、若い葉は両面ともに短毛が密生し、触るとビロードのような感触あり
    • 葉柄:2~6cm

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:黄褐色で枝先に数個ずつ垂れ下がる、長さ約14cm、幅1cmほど
      • 雌花序:緑白色で短枝の先から2~4個垂れ下がる、松かさ状
    • 花被:単花被花(花冠なし萼は雄花にあり)
      • 雄花:苞のわきに3~6個?ずつつく、花糸2裂
      • 雌花:苞のわきに3個ずつつく、花柱は紅色で2裂
    • 開花期:5〜6月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ9cmの円柱形で垂れ下がる
    • 果鱗:長さ5~6mmでやや薄い、上部は3裂
    • 成熟期:9~10月

    種子

    • :堅果は3個、果鱗の内側につく
    • :堅果は長さ2~3mmの扁平な広倒卵形で、頂部に花柱が残り、両側に翼あり、翼の幅は本体の3~4倍
    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 雄花序の冬芽は芽鱗がなく、裸出したまま冬を越す(カバノキ属)
    • 長さ8~12mmの卵状長楕円形。先はややとがる。芽鱗は4個、栗褐色で樹脂をかぶる

    葉痕

    • :三角形~半円形
    • 維管束痕:3個?

    用途

    • :カバノキ類で最も優れている。重硬で、建築内装材、家具材、器具材として用いられる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1989]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[122]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-152P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[387P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下197]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原
    ウダイカンバ
    20221012_しらびそ高原
  • イヌシデ

    基本情報

    • 学名:Carpinus tschonoskii
    • 科名・属名:カバノキ科クマシデ属
    • 漢字名:犬四手
    • 別名:シロシデ/ソネ

    名前の由来

    • 「イヌ(犬)」は、クマシデやアカシデよりも特徴がない説、花序の様子を子犬に見立てた説あり
      「シデ(四手)」は、アカシデ名前の由来参照

    生育地

    • 山地や丘陵の雑木林に多い、人里近くでも見られる

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • なめらかで、白っぽい縦縞模様が目立つものが多い。老木には浅い割れ目が入る

    • 葉序:互生
    • 葉形:卵形、葉身長5~9cm、葉先は短く突き出る
    • 葉縁:細重鋸歯
    • 葉脈:12~16対、裏面に突出
    • 葉質:表面はややざらつき伏毛あり、裏面は脈上や脈液に毛あり
    • 葉柄:5~12mm、淡褐色の毛が密生

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:前年枝に垂れ下がる、長さ5~8cm、黄褐色。苞は卵状円形で、ふちに毛あり
      • 雌花序:本年枝の先端あるいは短枝の腋から垂れ下がる。苞は広卵形
    • 花被:単花被花(花冠なし雌花に極めて退化した萼あり)
      • 雄花:苞に1個ずつつく。雄しべ数個。葯の先にはひげ状の長い毛あり
      • 雌花:苞の基部に2個ずつつく。花柱は紅色で先は2裂、基部に小苞があり、花のあと大きくなり、葉状の果苞になる
    • 開花期:3〜5月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ4~12cm、葉状の果苞がまばらにつく。果苞は長さ1.5~3cmの半長卵形、先端は鋭くとがる、外縁に不ぞろいの鋸歯あり、内縁は全縁、基部に内側に巻いた裂片あり、基部に堅果を1個抱く
    • 成熟期:10月

    種子

    • :堅果は1個
    • :堅果は長さ4~5mmの扁平な広卵形。表面に縦の筋が10個ほどあり
    • 散布方法:果苞による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ4~8mmの卵形。先端はややとがる。芽鱗は12~14個
    • 頂芽は雌花序と葉が入った混芽

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕

    用途


    特記事項

    • クマシデ属の葉と果穂の違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1976]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[109]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-192P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[400P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下198]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[100P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    イヌシデ
    20211018_城北公園
    イヌシデ
    20211018_城北公園
    イヌシデ
    20220613_高山・市民の森
    イヌシデ
    20220613_高山・市民の森
    イヌシデ
    20220613_高山・市民の森
    イヌシデ
    20220619_遊木の森
    イヌシデ
    20220619_遊木の森
    イヌシデ
    20220619_遊木の森
    イヌシデ
    20230502_高山・市民の森
    イヌシデ
    20230502_高山・市民の森
    イヌシデ
    20230502_高山・市民の森
    イヌシデ
    20230502_高山・市民の森
    イヌシデ
    20230502_高山・市民の森
    イヌシデ
    20240421_遊木の森
    イヌシデ
    20240421_遊木の森
    イヌシデ
    20240608_遊木の森
    イヌシデ
    20240608_遊木の森
    イヌシデ
    20250309_高山・市民の森
    イヌシデ
    20250309_高山・市民の森
    イヌシデ
    20250412_高山・市民の森
    イヌシデ
    20250412_高山・市民の森
    イヌシデ
    20251013_遊木の森
    イヌシデ
    20251013_遊木の森
  • アサダ

    基本情報

    • 学名:Ostrya japonica
    • 科名・属名:カバノキ科アサダ属
    • 漢字名:浅田
    • 別名:ミノカブリ/ハネカワ

    名前の由来

    • 不明。樹皮が浅くはがれる様子からという説あり
    • 「ミノカブリ」は、樹皮のはがれ方が、ミノムシが蓑(みの)をかぶっているように見える
    • 「ハネカワ」は、樹皮が羽根のようにはがれる

    生育地

    • 日当たりのよい適度に湿った土地を好む

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 暗褐色または灰褐色。浅く縦に裂け、そり返った長い薄片となってはがれる

    • 葉序:互生
    • 葉形:狭卵形、葉身長7~13cm
    • 葉縁:やや粗い重鋸歯
    • 葉脈:側脈は9~13対
    • 葉質:やや薄い、はじめ両面に毛が密生し、その後裏面の脈上のみに残る
    • 葉柄:6~15mm、若枝も含め有毛で腺毛もあり

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:前年枝から垂れ下がる、長さ5~6cm、黄褐色
      • 雄花:腎臓形で先が鋭くとがる苞の下に1個ずつつく、雄しべ8個
      • 雌花序:新枝の先端につく、細く緑色
      • 雌花:広卵形の苞の内側に2個ずつつく、花被(萼)は子房に合着(単花被花とする説もあり?)、柱頭は2個、糸状で赤みを帯びる
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:4〜5月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂の長さ5~6cmで垂れ下がる、果穂全体がホップの実のような外見、子房を包んでいた小苞が大きくなり、袋状の果苞になって堅果を包み込む、果苞の長さ約1.5cm
    • 成熟期:9~10月、白色→淡褐色

    種子

    • :堅果は1個
    • :堅果は長さ5~6mmの扁平な長楕円形、表面に縦のすじあり
    • 散布方法:果苞による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ2~5mmの卵形で、先が丸い。芽鱗は6~10個。雄花序には芽鱗なし

    葉痕

    • :半円形~腎形
    • 維管束痕:‐

    用途

    • 緻密でかたく、粘りあり。床板などの建築材や家具材、器具材、船舶材、木工材料に用いる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1981]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[114]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-202P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[406P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下200]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    アサダ
    20251029_寸又峡
    アサダ
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    アサダ
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    アサダ
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    アサダ
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    アサダ
    20251112_寸又峡
  • アカシデ

    基本情報

    • 学名:Carpinus laxiflora
    • 科名・属名:カバノキ科クマシデ属
    • 漢字名:赤四手
    • 別名:シデノキ/コソネ/ソロ

    名前の由来

    • 「アカ(赤)」は、新芽や若葉が赤いあるいは紅葉する
      「シデ(四手)」は、果穂が、神前に供えたり飾ったりする玉串や注連縄(しめなわ)などに付ける白い布や紙の「四手」に似ている

    生育地

    • 山野の川岸など。湿った肥沃なところを好む

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 暗灰色でなめらか。隆起した皮目が多く、老木では筋状のくぼみが目立つ

    • 葉序:互生
    • 葉形:卵形、葉身長4~8cm、先は尾状に長く伸びる
    • 葉縁:細重鋸歯
    • 葉脈:7~15対、裏面に突出
    • 葉質:表面に長い伏毛散生、裏面の脈上と脈液に粗い毛あり
    • 葉柄:3~14mm

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序
      • 雄花序:前年枝に垂れ下がる、長さ4~5cm、黄褐色。苞は広卵形で紅色を帯び、先端は鋭くとがり、ふちには軟毛あり
      • 雌花序:本年枝や短枝の先端に上向きにつくか垂れ下がる。苞は卵状披針形
    • 花被:単花被花(花冠なし雌花に極めて退化した萼あり)
      • 雄花:苞に1個ずつつく。雄しべ8個。葯の先は紅色を帯び軟毛あり
      • 雌花:苞に1個ずつつく、基部に小苞があり、花のあと大きくなり、葉状の果苞になる
    • 開花期:4〜5月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:堅果が集まった複合果
    • :果穂は長さ4~10cm、葉状の果苞がまばらにつく。果苞は長さ1~1.8cm、基部で3裂し、中央裂片の片側に鋸歯あり、基部に1個の堅果がつく
    • 成熟期:8~9月

    種子

    • :堅果は1個
    • :堅果は広卵形、長さ3.5mm。表面に縦の筋が7~10個あり
    • 散布方法:果苞による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ5~10mmの紡錘形。葉芽の先端は鋭くとがる。芽鱗は16~18個

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕

    用途


    特記事項

    • クマシデ属の葉と果穂の違い
    側脈葉脚葉形葉身果穂
    アカシデ7~15対広い楔形卵形4~8cm細長い
    イヌシデ12~16対広い楔形卵形5~9cm短い
    クマシデ20~24対浅心形長楕円形6~12cm太い
    サワシバ15~24対心形広卵形6~15cm太い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1977]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[110]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-196P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[401P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下198]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[101P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    アカシデ
    20240428_高山・市民の森
    アカシデ
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    アカシデ
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    20240504_高山・市民の森
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