【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タグ: スイカズラ科

  • ウグイスカグラ

    基本情報

    • 学名:Lonicera gracilipes var. glabra
    • 科名・属名:スイカズラ科スカイズラ属
    • 漢字名:鶯神楽
    • 別名:ウグイスノキ

    名前の由来

    ウグイスに関係があるらしいが諸説あり

    • ウグイスが隠れる木を意味するウグイスカクレが由来説
    • 果実をついばみに来たウグイスが、細かい枝の中を上下左右に動く姿を神楽に見立てた「鶯神楽」説
    • ウグイスが鳴き始めるころに花が咲くことと、小鳥を捕まえる場所を意味する「狩り座(ぐら)」を結び付けて「鶯狩り座」が転訛した説など

    生育地

    • 日本固有種
    • 山野の日当たりのよいところにふつう

    樹形

    • 落葉低木
    • 若い枝は赤褐色を帯びて、よく枝分かれして茂る

    樹皮

    • 灰褐色。縦に裂けてはがれ落ちる

    • 葉序:対生
    • 葉形:広楕円形、葉身長3~6cm
    • 葉縁:全縁
    • 葉脈:裏は網目状の葉脈が見える
    • 葉質:両面ほぼ無毛
    • 葉柄:2~4mm、基部は線で繋がる
    • 途長枝の葉:基部が広がり、対の葉柄基部と合着してつば状になる。花序枝ではつば状にならない

    • 花性: 両性花
    • 花序:枝先の葉腋に長さ1~2cmの細い花柄をだし、淡紅色の花をふつう1個下垂
    • 花被:花冠は長さ1~2cmの漏斗状で、先は5裂し、裂片は平開、基部の苞は長さ3~7mmの線形、萼は微小
    • 開花期:4~5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:漿果(液果)
    • :長さ1~1.5cmの楕円形
    • :緑色→赤色
    • 成熟期:6月
    • 食用の可否:可(甘酸っぱい)

    種子

    • :数個?
    • :長さ4~5mmの楕円形
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ2~4mmの卵形、芽鱗は1~2対/2~4対?

    葉痕

    • :三角形
    • 維管束痕:1個

    用途

    • 漿果は甘味があり食べられる。ジャムや果実酒にもなる

    特記事項

    • 本種は全体無毛だが、葉や花にまばらに毛が生えるものは「ヤマウグイスカグラ」、枝や葉、萼、花に腺毛があるものは「ミヤマウグイスカグラ」

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-4176]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2854]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-404P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[742P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下332]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[5-27P]

    写真

    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ウグイスカグラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • ヤブウツギ Weigela floribunda

    スイカズラ科タニウツギ属
    漢字:藪空木
    名前の由来:
    「ヤブ(藪)」は、枝が密生してやぶ状になる。
    「ウツギ(空木)」は、ウツギの名前の由来参照。枝の髄は白く充実している。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、濃~暗紅色
    花期:5~6月
    果実:蒴果、裂開すると有翼の細小な種子を出す
    果期:11月頃
    備考:
    日本固有種。
    枝や花冠、果実に毛が多い。

    ヤブウツギ
    20230702_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20230702_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20240428_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20240428_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20240428_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20240428_高山・市民の森
    ヤブウツギ
    20250427_高山・市民の森
  • ハコネウツギ Weigela coraeensis

    スイカズラ科タニウツギ属
    漢字:箱根空木
    名前の由来:箱根に生え、枝が空洞であることかららしいが、箱根の山中には生えておらず(低地には生えている)、枝の髄は白く充実している。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、白色→紅色
    花期:5~6月
    果実:蒴果
    果期:11月頃
    備考:
    日本固有種。
    花は白から、(アントシアニンが合成されて)赤に変わる。
    花色の変化は、虫に花の熟度を知らせるサインになる。
    白(フラボン色素)は紫外線を吸収し、紫外色を見ることができるハチの目には目立つ色。ハチは花の色(白/赤)を学習して効率的に蜜を吸い、花はハチに未受粉の花を集中的に巡回させる相利関係が成立している。
    <ニシキウツギとの違い>

    花冠葉裏の主脈
    ハコネウツギ花筒下部で急に角ばり細くなるほとんど無毛
    ニシキウツギ花筒下部で徐々に細くなる白い伏毛が密生
    ハコネウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ハコネウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ハコネウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ハコネウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ハコネウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
    ハコネウツギ
    20240512_高山・市民の森
  • ツクバネウツギ Abelia spathulata

    スイカズラ科ツグバネウツギ属
    漢字:衝羽根空木
    名前の由来:
    「ツクバネ(衝羽根)」は、花が落ちた後も果実の先に5枚の萼片が残り、羽根つきの羽根(衝羽根)に似ている。
    「ウツギ(空木)」は、木の姿がウツギに似る。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、集散花序、白色ときに淡黄色や淡紅色
    花期:5~6月
    果実:瘦果
    果期:9~11月
    備考:中国原産の「シナツクバネウツギ」との交配種「ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)」あり。

    ツクバネウツギ
    20230626_富士山こどもの国
    ツクバネウツギ
    20230626_富士山こどもの国
    ツクバネウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    ツクバネウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    ツクバネウツギ
    20240911_箱根湿生花園
  • タニウツギ Weigela hortensis

    スイカズラ科タニウツギ属
    漢字:谷空木
    名前の由来:
    「タニ(谷)」は、谷間に多く生える。
    「ウツギ(空木)」は、ウツギの名前の由来参照。枝の髄は白く充実している。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、淡紅色
    花期:5~6月
    果実:蒴果
    果期:10月頃
    備考:葉裏の脈の両側に白い毛が密生する。

    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
  • スイカズラ Lonicera japonica

    スイカズラ科スカイズラ属
    漢字:吸葛
    別名:忍冬(にんどう)、金銀花(きんぎんか)
    名前の由来:
    「スイ(吸)」は、花筒の奥にある甘い蜜を味わうために花冠を引き抜いて「吸う」行為とする説や、
    花弁の形が人がものを吸い込むときの唇の形に似ている説あり。
    「カズラ(葛)」は、つるを表す。
    「忍冬(にんどう)」は、暖地では冬に落葉せず、葉を内側に丸めて耐え忍んでいるように見える。生薬名でもあり、葉茎を乾燥したもので、痔や腰痛、腫物の薬とした。
    「金銀花(きんぎんか)」は、花色が白色から黄色へ変わり、それらが混ざって咲く様子による。生薬名でもあり、花を乾燥したもので、関節痛や解熱の薬とした。
    樹形:蔓性半落葉(半常緑)木本、左巻き(ネジと同一方向として)
    葉:対生
    花:両性花、白色→黄色
    花期:5~7月
    果実:液果、黒色
    果期:9~12月
    備考:
    白い花は甘い芳香あり。白は闇に浮き立つ色で夜咲く。芳香は昼間より夜のほうが強くなる。花粉を媒介するスズメガを誘うためとされる。
    株元に近いところ(”若い茎”の記述もあり)の葉は羽状に切れ込むことがある。

    スイカズラ
    20230619_富士山こどもの国
    スイカズラ
    20230619_富士山こどもの国
    スイカズラ
    20250430_県立美術館
    スイカズラ
    20250430_県立美術館
  • オミナエシ Patrinia scabiosifolia

    スイカズラ科オミナエシ属
    漢字:女郎花
    名前の由来:
    オミナは「美しい女」、エシが古語の「へし(圧)」を意味し、美女を圧倒する美しさから説、
    こんもりと咲く花を優しい味の粟(あわ)ごはんに見立て、「女飯(おんなめし)」が転訛した説など諸説あり。
    「女郎花」は、オミナエシよりも日陰に強くて全体に毛が多く、花が白い「オトコエシ(男郎花)」に対比して弱々しい説あり。
    葉:対生
    花:集散花序、黄色
    花期:7~9月
    果実:瘦果
    習性:多年草
    備考:
    秋の七草の一つ。
    全草から独特のにおいを放つ。特に「敗醤根(はいしょうこん)」と呼ばれる根は、乾燥時に腐った醤油のにおいを放ち、生薬として、解熱や消炎、浄血、排膿などに用いる。

    オミナエシ
    20230724_八島湿原
    オミナエシ
    20230724_八島湿原
    オミナエシ
    20240911_箱根湿生花園
    オミナエシ
    20240911_箱根湿生花園
  • オトコエシ Patrinia villosa

    スイカズラ科オミナエシ属
    漢字:男郎花
    名前の由来:オミナエシより強剛なので、男性に見立てた。
    葉:対生
    花:散房花序、白色
    花期:8~10月
    果実:瘦果、小苞葉が大きくなってうちわのような翼になる
    習性:多年草

    オトコエシ
    20240918_箱根湿生花園
    オトコエシ
    20240918_箱根湿生花園
    オトコエシ
    20241015_遊木の森
    オトコエシ
    20241015_遊木の森
    オトコエシ
    20241015_遊木の森