ヒノキ科ビャクシン属
漢字:伊吹
別名:ビャクシン(柏槇)
名前の由来:
「イブキ(伊吹)」は、滋賀、岐阜県境の伊吹山に生えていた説あり。
「ビャクシン(柏槇)」は、「柏子」が転訛した説あり。
樹形:常緑高木
葉:十字対生、鱗片葉または針葉
花:雌雄異株、風媒花
花期:4月頃
種子:球果、青白色→黒紫色(表面に白い蝋分をかぶる)、動物散布
種期:翌年の10月頃
備考:[1-53][71][3-640P][78P][上23]
ビャクシン属の球果は、肉質で開裂しない。
材はやわらかく光沢があり、彫刻材、床柱に用いる。
公園や生け垣によく植えられている「カイヅカイブキ(貝塚伊吹)」は園芸種で、幹がねじれて、枝が巻き上がるようにつく。
<先祖返り、隔世遺伝>
葉の多くはヒノキのように細かい鱗片葉(普通形)、幼木の時期や、成木でも枝を切るとスギのような針葉(原始形)が出る場合あり。
カイヅカイブキの先祖返り、隔世遺伝



































