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タグ: トウダイグサ科

  • シラキ Neoshirakia japonica

    トウダイグサ科シラキ属
    漢字:白木
    名前の由来:材が白い。
    樹形:落葉小高木/高木
    葉:互生、全縁で波打つ、表面は光沢があり裏面は緑白色、両面無毛、葉身の基部や裏面の主な側脈の先に腺あり、葉柄の長さ1~2.5cm
    花:雌雄同株(上部に小さな雄花多数と下部に大きな雌花数個)、雌性先熟、総状花序、単花被花(花冠なし萼片のみ)、黄色、虫媒花
    花期:5~7月
    果実:蒴果、黒褐色に熟すと3裂する、種子は黒い斑紋あり、自発散布
    果期:10~11月
    備考:[1-2094][1467][2-194P][422P][上115]
    若枝や葉を傷つけると白い乳液が出る。

    シラキ
    20230902_高山・市民の森
    シラキ
    20230902_高山・市民の森
    シラキ
    20250926_高山・市民の森
    シラキ
    20250926_高山・市民の森
    シラキ
    20250926_高山・市民の森
    シラキ
    20251029_寸又峡
    シラキ
    20251029_寸又峡
    シラキ
    20251029_寸又峡
    シラキ
    20251029_寸又峡
  • ナンキンハゼ Triadica sebifera

    トウダイグサ科ナンキンハゼ属
    漢字:南京櫨
    名前の由来:中国原産で、種子に蝋分が多く、ハゼノキと同様に木蝋を採取した。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:雌雄同株、総状花序、黄色、香気あり
    花期:7月
    果実:蒴果、褐色、種子は白い蝋質の仮種皮に包まれている
    果期:10~11月
    備考:
    中国原産。
    総状花序の基部の数個が雌花で、それ以外は雄花。雌雄異熟で、雄花と雌花の開花の順序が木によって異なる。
    葉身基部に1対の蜜腺がある。

    ナンキンハゼ
    20211018_城北公園
    ナンキンハゼ
    20211018_城北公園
    ナンキンハゼ
    20211026_駿府城公園
    ナンキンハゼ
    20211026_駿府城公園
    ナンキンハゼ
    20211026_駿府城公園
    ナンキンハゼ
    20241125_佐鳴湖
    ナンキンハゼ
    20241125_佐鳴湖
    ナンキンハゼ
    20241125_佐鳴湖
  • タカトウダイ Euphorbia lasiocaula

    トウダイグサ科トウダイグサ属
    漢字:高燈台
    名前の由来:
    背丈の高い「トウダイグサ」。
    「トウダイグサ(燈台草)」は、草の形が、昔の 照明器具「燈明(とうみょう)」を置く 「燈台(とうだい)」に 似ている。
    葉:互生
    花:杯状花序、黄緑色
    花期:6~7月
    果実:蒴果、表面にいぼ状突起があり3裂する
    習性:多年草
    備考:
    有毒植物。
    葉の縁に細かい鋸歯あり。
    茎や葉を切ると白い汁が出る。

    タカトウダイ
    20230724_八島湿原
    タカトウダイ
    20230724_八島湿原
  • シナアブラギリ Aleurites fordii

    トウダイグサ科アブラギリ属
    漢字:支那油桐
    名前の由来:
    「シナ(支那)」は、中国原産。
    「アブラギリ(油桐)」は、葉がキリに似ていて、種子から油(桐油:とうゆ)を採った。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:雌雄同株、円錐花序、白色
    花期:5月
    果実:堅果、種子は4,5個
    果期:10~11月
    備考:
    果実が大きく、アブラギリより桐油がたくさん採れることから、油を採る目的で中国から移入され、野生化している。
    葉は楕円形または、3浅裂するものあり。葉身基部に2個蜜腺が隆起している。
    種子を乾燥して温庄搾(おんあっさく)して得られる桐油は、和紙に染み込ませて油紙とし、和傘や提灯、雨合羽などに用いたり、印刷用インク、ニスなどにも用いた。毒性あり。
    材は床板や下駄材、樹皮はタンニンを多く含むため、革のなめし剤や染色剤に用いた。

    シナアブラギリ
    20240331_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240331_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240428_高山・市民の森
    シナアブラギリ
    20240614_高山・市民の森
  • アカメガシワ Mallotus japonicus

    トウダイグサ科アカメガシワ属
    漢字:赤芽柏
    名前の由来:
    「アカメ(赤芽)」は、新芽が赤い。
    「ガシワ(柏)」は、カシワの葉のように、葉を食べ物の器にして神前に供えたり、団子を包んで蒸したりした。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、全縁、不分裂または3浅裂(幼木が多い)、葉柄は赤色で長さにバラツキあり(5~20cm)
    花:雌雄異株、円錐花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、緑黄色、風媒花(虫媒もあり?)
    花期:5~7月
    果実:蒴果、褐色、3裂して黒い種子を出す、動物(主に鳥)散布
    果期:8~10月
    備考:[1-2086][1459][2-204P][425P][上114][2-91P]
    紅色の葉柄は、枝の基部の葉は長く20cmほど、先端の葉は短く5センチほどで、日光を効率よく利用。葉柄の中には太い維管束が通っている。
    種子だけでなく、根からもよく萌芽する。
    <新芽が赤色になる理由>
    新芽は赤いが、赤いのは若葉そのものではなく、若葉の表面に密生している星状毛。赤色はアントシアニンで、有害な紫外線を吸収して未発達な葉の細胞を保護している説と、葉を食べる虫にとって忌避物質として働く説がある。
    <花外蜜腺>
    葉身の基部に2個の蜜腺があり、夏頃まではこれを舐めにアリが来ている。
    アリは蜜が欲しいから、花外蜜腺に近づく昆虫は追い払う。結果として、植物はやってくる害虫から守ってもらうことができる。
    <先駆樹種(パイオニアツリー)>
    暗い林内に到達した種子は発芽せず、伐採などで光環境がよくなると発芽する先駆樹種(パイオニアツリー)。一般に葉が大形で光を受けやい枝ぶりで初期成長が早いが、寿命は短いものが多い。他にヌルデ、カラズザンショウなど。
    <シードバンク(埋土種子)>
    種子の中で、暗い林内に到達したものが土中で休眠し、光環境がよくなると発芽する性質のもの(埋土種子)。土中に貯めた埋土種子集団。
    陽性の先駆種(パイオニア種)など、芽生えの成長に良好な光条件を必要とする植物の種子は、他の植物にすでに占有されている場所では発芽せず、地表面付近の土壌中にシードバンクをつくり、休眠状態で数十年、数百年もの間寿命を保つ。ギャップが形成されると、ギャップ環境特有の大きな日格差、昼間の高温などが種子の休眠を解除する刺激となって発芽する。

    アカメガシワ
    20211031_その他
    アカメガシワ
    20211031_その他
    アカメガシワ
    20250404_県立美術館
    アカメガシワ
    20250404_県立美術館
    アカメガシワ
    20220410_その他
    アカメガシワ
    20230604_その他
    アカメガシワ
    20230604_その他
    アカメガシワ
    20230604_その他
    アカメガシワ
    20231119_その他
    アカメガシワ
    20231119_その他
    アカメガシワ
    20240608_遊木の森
    アカメガシワ
    20240608_遊木の森
    アカメガシワ
    20240614_高山・市民の森
    アカメガシワ
    20240616_遊木の森
    アカメガシワ
    20240616_遊木の森
    アカメガシワ
    20241006_高山・市民の森
    アカメガシワ
    20241006_高山・市民の森
    アカメガシワ
    20250323_朝鮮岩
    アカメガシワ
    20250323_朝鮮岩
    アカメガシワ
    20250323_朝鮮岩
    アカメガシワ
    20250720_県立美術館
    アカメガシワ
    20250720_県立美術館