基本情報
- 学名:Quercus acuta
- 科名・属名:ブナ科コナラ属
- 漢字名:赤樫
名前の由来
- 「アカ(赤)」は、材色が淡紅褐色で赤みが強い
- 「カシ(樫)」は、カタギ(堅い木)
生育地
- 山地
樹形
- 常緑高木
樹皮
- 緑灰黒色、皮目は見立たない。老木は割れ目が目立つ
葉
- 葉序:互生
- 葉形:長楕円形、葉身長10~20cm
- 葉縁:全縁
- 葉脈:羽状、裏面の葉脈が盛り上がる
- 質感:厚く革質で表面は光沢あり、裏面は淡緑色
- 葉柄:2~4cm
花
- 性: 雌雄同株
- 花序:
- 雄花序:新枝の下部から多数垂れ下がる、白い軟毛密生、黄緑色
- 雌花序:新枝の上部の葉腋に直立、褐色の軟毛が密生
- 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)
- 雄花:苞は褐色で白い軟毛密生、長さ4mmほどの卵形で先端が尖る、萼は膜質で5~6裂する、多数
- 雌花:苞は広卵形、5~6個つく
- 雄しべ・雌しべ:
- 雄花:雄しべ5~9個
- 雌花:雌しべ1個、黄緑色の花柱3裂、さじ形でそり返る
- 開花期:5〜6月
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:堅果
- 形:卵球形、長さ2cmほど
- 色:褐色
- 殻斗:鱗片が合着した同心円状の輪が10個ほど並び、褐色の軟毛あり
- 成熟期:翌年秋(10~11月頃)
種子
- 数:1個
- 食用の可否:タンニンによるアクが強い。アク抜きすれば食べられる。
- 散布方法:重力散布または動物(リス、ネズミ、カケスなど)による貯食散布
冬芽
- 鱗芽
- 楕円形で細かい絹毛あり
- カシ類の冬芽は多数の鱗片が重なり合って砲弾形をしている
- 頂生側芽(枝先にいくつかの同じような大きさの芽が着く)
- 芽を上から見ると5稜があり、5角錐形になっている。コナラ属共通の形態
葉痕
- 形:‐
- 維管束痕:‐
用途
- 材:カシ類の中でも特に堅くて重いため、高級な木刀に用いられる
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1961]
- 新牧野日本植物圖鑑:[151]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-248P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[375P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下190]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[109P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]










































































































































