シソ科トウバナ属
漢字:山塔花
名前の由来:
山に生える「トウバナ」。
「トウバナ(塔花)」は、トウバナの名前の由来参照。
葉:対生
花:唇形花、白色
花期:6~7月
果実:4個の分果
習性:多年草
備考:茎は四角形。
タグ: シソ科
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ヤマトウバナ Clinopodium multicaule
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ヤブムラサキ Callicarpa mollis
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ムラサキシキブ Callicarpa japonica
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ホトケノザ Lamium amplexicaule
シソ科オドリコソウ属
漢字:仏の座
名前の由来:茎の上の方で対生する葉を仏様が座っている「蓮華座(れんげざ)」に見立て、その上に咲く花を仏様にたとえた。
葉:対生
花:唇形花、紅紫色
花期:3~6月
習性:2年草
備考:
春の七草のホトケノザは本種ではなく、コオニタビラコ。
<閉鎖花(咲かないつぼみ)>
花が咲かないつぼみの「閉鎖花」をつけることが多い。
「閉鎖花」は、つぼみのままで種子をつける。
つぼみの形に閉じたままの花の中で、花粉管が葯の壁を貫き、直接雌しべの中にある胚珠に到達して受精する。
実を結ぶ確率はほぼ100%で、開放花に比べて桁違いに高い。
虫を誘うための美しい花びらや甘い蜜が必要ではないため、コストがかからない。「近親交配」なので、生まれてくる種子の性質は親に似通ったものになる。
環境の変化についていきにくく、病原菌にやられて全滅する危険性も高い。さらに子孫に遺伝的な弊害が生じる可能性あり。
<アリ散布>
ハコベの備考参照。 -
ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
シソ科オドリコソウ属
漢字:姫踊り子草
名前の由来:
「ヒメ(姫)」は、背丈・葉や花の⼤きさが「オドリコソウ」の半分以下で小さい。
「オドリコソウ(踊り子草)」は、花の形を笠をかぶった踊り子の姿にたとえた。
葉:十字対生
花:唇形花、淡紅色
花期:4~5月
果実:4個の分果
習性:2年草
備考:
ヨーロッパ原産。
<アリ散布>
ハコベの備考参照。