シソ科タツナミソウ属
漢字:小葉の立浪
名前の由来:
「コバノ(小葉の)」は、タツナミソウより葉も含め全体に小さい。
「タツナミ(立浪)」は、同じ方角を向いて咲く花の様子を、海で泡立ちながら立つ波に見立てた。
葉:対生
花:唇形花、淡青紫色
花期:5~6月
習性:多年草
備考:
タツナミソウの変種。タツナミソウに比べ、茎は下部がはい、葉は小さく縁の鋸歯が少ない。
開花期以降は「閉鎖花」をつける。
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クサギ Clerodendrum trichotomum
シソ科クサギ属
漢字:臭木
名前の由来:葉や枝をちぎると強い臭気がある。
樹形:落葉小高木
葉:対生
花:両性花、集散花序、花冠 白色 萼 紅紫色、甘い芳香あり
花期:7~9月
果実:核果、藍色
果期:10~11月
備考:
若葉(新芽)は天ぷらなどの山菜になる。
若い枝や葉の脈に軟毛が生えている。
垂直方向につく葉の葉柄は、上側の葉は短く、下側の葉は長くせり上がり平面に並んでいる。1枚1枚の葉が重ならないように配置され、光合成を効率よく行う仕組み。
果実が藍色、開いた萼の内側が紅色で、鳥に目立つ「二色効果」あり。
夏の葉は小枝ごと刈り取って乾燥させ、煎液をつくってリウマチや高血圧症、腫れ物、痔に用いた。
根皮は利尿、健胃剤に用いた。
果実は青色の染料として用いた。
<雄性先熟>
自家受粉を避ける仕組み。
雄性期:最初に4本の雄しべが伸びて、1本の長い雌しべは下にうなだれている。
雌性期:雄しべがしおれると、雌しべが起き上がって伸び始める。 -
キバナアキギリ Salvia nipponica
シソ科アキギリ属
漢字:黄花秋桐
名前の由来:
花の色が黄色の「アキギリ(秋桐)」。
「アキギリ(秋桐)」は、アキギリの名前の由来参照。
葉:対生
花:唇形花、黄色
花期:8~10月
習性:多年草