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タグ: ユリ科

  • ホトトギス Tricyrtis hirta

    ユリ科ホトトギス属
    漢字:杜鵑草
    名前の由来:花の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てた。
    葉:互生
    花:白地に濃紫の斑点が多数あり、下部には黄色の斑紋あり
    花期:7~10月
    果実:蒴果
    習性:多年草

    ホトトギス
    20240918_箱根湿生花園
    ホトトギス
    20240918_箱根湿生花園
  • タイワンホトトギス Tricyrtis formosana

    ユリ科ホトトギス属
    漢字:台湾杜鵑草
    名前の由来:
    「タイワン(台湾)」は、台湾でもっともふつうに見られる。
    「ホトトギス(杜鵑草)」は、ホトトギスの名前の由来参照。
    葉:互生
    花:淡紅色で紅紫色の斑点あり
    花期:9~10月
    習性:多年草
    備考:外花被片の基部に球状のふくらみが2個あり。

    タイワンホトトギス
    20231016_県立森林公園
    タイワンホトトギス
    20231016_県立森林公園
  • ササユリ Lilium japonicum

    ユリ科ユリ属
    漢字:笹百合
    別名:サユリ
    名前の由来:
    「ササ(笹)」は、葉が笹に似ている。
    「ユリ(百合)」は、”大きな花が風に揺れる様子”から”揺れる”が転訛した説、
    ”いくつもの欠片が寄り集まって鱗茎(りんけい)ができている様子”から”寄り”が転訛した説など諸説あり。
    漢字の「百合」は、地下茎の一種である鱗茎のいくつもの欠片が合わさっている様子から。
    葉:互生
    花:淡紅色(紅紫色や白色もあり)
    花期:6~8月
    習性:多年草

    ササユリ
    20240616_遊木の森
    ササユリ
    20240616_遊木の森
  • コオニユリ Lilium leichtlinii

    ユリ科ユリ属
    漢字:小鬼百合
    名前の由来:
    「オニユリ」より小さい。
    「オニユリ(鬼百合)」は、大きな花を咲かせるユリ説、
    橙色の花びらを赤鬼の顔に見立てたユリ説あり。
    「ユリ(百合)」は、ササユリの名前の由来参照。
    葉:互生
    花:総状花序、橙赤色(内面に紫黒色の小点あり)
    花期:7~9月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    鱗茎は白色で苦味が少なく、食用として栽培される。
    <オニユリとの違い>
    ・葉が狭い
    ・茎に紫点がない
    ・新しい鱗茎は茎の地下部に前年の鱗茎と離れてつく
    ・茎の上にはむかごがない

    コオニユリ
    20230724_八島湿原
  • ウバユリ Cardiocrinum cordatum

    ユリ科ウバユリ属
    漢字:姥百合
    名前の由来:
    花が咲く時にほとんどの葉が枯れ始めたり、落葉し始めたりすることが多いことから、歯の抜けた老女にたとえた説、
    ウバを「乳母」に見立て、大きな葉は乳母として花を育て、育てた花が開くころ葉がなくなることが多いため、育てた娘が花盛りとなるころに葉(歯)がなくなる説など諸説あり。
    葉:互生
    花:緑白色、横向
    花期:7~8月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    山野の湿った林内に生える。
    鱗茎から質のよいデンプンが採れる。

    ウバユリ
    20240918_箱根湿生花園
    ウバユリ
    20240918_箱根湿生花園