基本情報
- 学名:Cocculus trilobus
- 科名・属名:ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
- 漢字名:青葛藤
- 別名:カミエビ
名前の由来
- 「アオ(青)」は、果実の色。「ツヅラフジ(葛藤)」は、蔓で葛籠(つづら:衣服を入れる編みかご)を作った
生育地
- 低地の草原や道ばた、林縁など
樹形
- 落葉つる性木本
- 右巻き(ネジと同一方向として)
- 他の木に巻きつきながら伸びる
樹皮
- つるは緑色で淡黄褐色の毛あり
葉
- 葉序:互生
- 葉形:広卵形、3浅裂したり変化が多い、葉身長3~10cm
- 葉縁:全縁
- 葉質:両面に淡黄褐色の毛あり
- 葉柄:1~3cm
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:枝先と葉腋に円錐花序
- 花被:萼片と花弁6個、花弁の先は2裂、黄白色
- 雄花:雄しべ6個
- 雌花:雌しべ6個、仮雄しべ6個
- 開花期:7〜8月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:核果
- 形:直径6~7mmの球形
- 成熟期:10~11月、粉白を帯びた黒色
- 食用:不可(有毒)
種子
- 数:核1個
- 形:核は中心が凹んで、巻貝、アンモナイトのような形、直径約5mm
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
- 仮頂芽で、頂・側芽に大きさの違いがほとんどなく尖っている
葉痕
用途
- かつては、丈夫でしなやかなつるが葛籠(つづら)や籠細工の材料として用いられた
- 民間薬として、かつて根を乾燥させたものを生薬の「防已(ぼうい)」として利尿や鎮痛に用いられた
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1159]
- 新牧野日本植物圖鑑:[656]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-157P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[145P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上68]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]







