【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タグ: モクセイ科

  • オリーブ

    基本情報

    • 学名:Olea europaea
    • 科名・属名:モクセイ科オリーブ属
    • 漢字名:阿列布

    名前の由来

    • 古代ギリシャやローマの神話

    生育地

    • 地中海沿岸で栽培され、江戸時代末期に日本に渡来、香川県の小豆島(しょうどしま)が果実の最大産地。香川県の木

    樹形

    • 常緑高木

    樹皮

    • 灰緑色。多くの皮目あり

    • 葉序:対生
    • 葉形:細長い楕円形、葉身長3~6cm
    • 葉縁:全縁、やや裏に巻く
    • 葉質:革質で厚くかたい。両面に鱗状網あり、裏面で密生して銀白色→夏の乾燥と暑さ対策のため
    • 葉柄:2~5mm

    • 花性:両性花
    • 花序:前年枝の葉腋から円錐花序をだし、黄白色の花をつける
    • 花被:花冠は直径6~7mmで、4裂。雄しべ2個
    • 開花期:5~7月
    • 送粉方法:虫媒+風媒?
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ1.2~4cm(品種によって大きさや形はさまざま)
    • :緑色→淡黄緑色→紅紫色→黒紫色
    • 成熟期:10~11月?

    種子

    • :核は1個?
    • :楕円形?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽


    葉痕


    用途

    • 果実:未熟果を塩漬けにしてピクルスにし、完熟した果肉からはオリーブ油を採取し、食用、薬用とする

    特記事項

    • 平和の象徴
      • キリスト教では平和の象徴とされる。日本のたばこ・ピース(1946年発売)は、ハトがオリーブの枝をくわえたデザインになっている

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3374]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2311]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-288P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[691P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下301]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    オリーブ
    20241125_佐鳴湖
    オリーブ
    20241125_佐鳴湖
  • シナレンギョウ

    基本情報

    • 学名:Forsythia viridissima
    • 科名・属名:モクセイ科レンギョウ属
    • 漢字名:志那連翹

    名前の由来

    • 「シナ(志那)」は、中国原産、既に中国から渡来していた「レンギョウ」と区別するためつけたと推測される
    • 「レンギョウ(連翹)」は、漢名の音読み、トモエソウ(オトギリソウ科)の漢名「連翹」を誤用

    生育地

    • 中国原産

    樹形

    • 落葉低木

    • 4稜あり
    • 髄は細かいはしご状。皮目は円形

    • 葉序:対生
    • 葉形:長楕円形、葉身長5~10cm
    • 葉縁:先半分に鋭鋸歯、ときに全縁
    • 葉脈:表面で凹み、裏面で突出
    • 葉質:両面とも無毛
    • 葉柄:5~12mm

    • 花性:雌雄異株
    • 花序:前年枝の葉腋に黄色の花が下向きにつく
    • 花被:花冠は直径約2.5cm、4裂し、裂片は幅約4mm。雄しべ2個
    • 開花期:4月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:蒴果
    • :長さ1.5~1.7cmの三角状卵形で先はとがる
    • 成熟期:8~11月?

    種子

    • :多数?
    • :長さ約5mm
    • 散布方法:風散布?

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ3~8mmの卵形で先はとがる。側芽は予備芽が大きく発達することが多い
    • 10個ほどの芽鱗が十字対生

    葉痕

    • :半円~三角形
    • 維管束痕:1個

    用途

    • 果実:生薬名「連翹」、利尿、消炎、解毒剤に用いる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[‐]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[‐]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-270P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[682P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下296]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[2-161P]

    写真

    シナレンギョウ
    20231124_有度山
    シナレンギョウ
    20231124_有度山
    シナレンギョウ
    20250404_県立美術館
    シナレンギョウ
    20250404_県立美術館
    シナレンギョウ
    20250404_県立美術館
    シナレンギョウ
    20250404_県立美術館
  • キンモクセイ

    基本情報

    • 学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus
    • 科名・属名:モクセイ科モクセイ属
    • 漢字名:金木犀

    名前の由来

    • 「金」は橙黄色の花を金にたとえた
    • 「木犀」は木肌が動物のサイ(犀)の肌に似ている

    生育地

    • ギンモクセイの変種
    • 中国原産とされるが、ウスギモクセイ(中国原産のギンモクセイの変種)から育成したという説もあり

    樹形

    • 常緑小高木

    樹皮

    • 淡灰褐色。縦に裂け目がある

    • 葉序:対生
    • 葉形:長楕円形、葉身長7~15cm、ギンモクセイより小さく細長い
    • 葉縁:全縁または上部にわずかに細鋸歯
    • 葉脈:表面で凹み、裏面で突出。表面はシワが目立つ
    • 葉質:革質で硬い
    • 葉柄:7~15mm

    • 花性:雌雄異株(日本では全て雄株)
    • 花序:葉腋に橙黄色の花が束生
    • 花被:花冠は直径4~5mm、4深裂し、裂片は厚く凹む。雌しべ2個。雌しべは退化
    • 開花期:10月頃
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:ギンモクセイより強い甘い芳香あり

    果実

    • 種類:核果。日本ではすべて雄株で結実しない。挿し木で増やす

    種子


    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕


    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3364]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2302]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-293P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[692P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下302]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[199P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    キンモクセイ
    20211026_駿府城公園
    キンモクセイ
    20211026_駿府城公園
    キンモクセイ
    20211103_その他
    キンモクセイ
    20250404_県立美術館
    キンモクセイ
    20231016_県立森林公園
    キンモクセイ
    20231016_県立森林公園
  • ヒイラギ

    基本情報

    • 学名:Osmanthus heterophyllus
    • 科名・属名:モクセイ科モクセイ属
    • 漢字名:柊

    名前の由来

    • とげが刺さるとヒリヒリ痛む「疼(ひい)らぐ」という古語に由来
    • 漢字「柊」は、冬に花が咲くため

    生育地

    • 山地

    樹形

    • 常緑小高木

    樹皮

    • 灰白色

    • 葉序:対生
    • 葉形:楕円形、葉身長4~8cm
    • 葉縁:若木は刺状の大型の鋸歯が3~5対あり、老木では全縁が多い
    • 葉質:厚い革質でかたい。表面は光沢あり。裏面は緑色の細点あり
    • 葉柄:7~12mm
    • 先祖返り、隔世遺伝
      • 若木の葉は鋭い鋸歯があるが、老木では全縁になる。幼木の時期は樹高が低く、草食動物などに食べられる危険性が高いためとげで武装し、成長して樹高が高くなるととげの必要性がなくなるからと考えられる(とげを作るのにもコストがかかる)。強く剪定したりして枝が若返ると、再びとげを作る

    • 花性:雄性両性異株
    • 花序:葉腋に白い花が束生
    • 花被:花冠は直径約5mm、4裂し、裂片はそり返る。雌しべ2個。雌しべは雄花で小さく、両性花で長くつきでる
    • 開花期:11~12月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:甘い芳香あり

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ1.2~1.5cmの楕円形
    • :紫黒色
    • 成熟期:翌年の6~7月

    種子

    • :核は1個?
    • :核は網状の突起あり
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 赤みがかった黄緑色で、先端はとがる。白い短毛あり

    葉痕


    用途

    • :緻密で堅く、印鑑や将棋の駒などに用いた

    特記事項

    • 鋭いとげによって邪気を祓う木と考えられ、庭に植える習慣あり
    • 焼嗅(やいか)がし(柊鰯(ひいらぎいわし))
      • 二月の節分に、ヒイラギやトベラの小枝に焼いたイワシの頭をさして戸口に立て、魔除けにする厄除けの習慣あり。ヒイラギやトベラの生葉を火にくべると葉が膨らんでパチパチと音を立てて弾けながら燃えることがあり、この音が鬼おどしの意味があるとも言われている

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3368]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2306]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-290P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[693P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下302]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[199P]
    • 「読む」植物図鑑:[2-161P]

    写真

    ヒイラギ
    20220801_県立美術館
    ヒイラギ
    20220801_県立美術館
    ヒイラギ
    20220801_県立美術館
    ヒイラギ
    20241129_県立美術館
    ヒイラギ
    20241129_県立美術館
  • トウネズミモチ

    基本情報

    • 学名:Ligustrum lucidum
    • 科名・属名:モクセイ科イボタノキ属
    • 漢字名:唐鼠黐

    名前の由来

    • 「トウ(唐)」は、中国原産
    • 「ネズミモチ(鼠黐)」は、ネズミモチ名前の由来参照

    生育地

    • 中国原産。明治初期に渡来

    樹形

    • 常緑小高木

    樹皮

    • 灰褐色。多くの皮目あり

    • 葉序:対生
    • 葉形:卵状楕円形、葉身長6~12cm、ネズミモチより大きい
    • 葉縁:全縁
    • 葉脈日に透かした場合、羽状脈は透けて見えない
    • 葉質:革質でネズミモチより薄い。表面は光沢あり。両面無毛
    • 葉柄:10~25mm

    • 花性:両性花
    • 花序:新枝の先に長さ10~20cmの円錐花序をだし、白色の花を多数つける
    • 花被:花冠は長さ3~4mmの筒状漏斗形で、なかほどまで4裂し、裂片は平開。雌しべ2個。葯と花柱は花筒からつきでる
    • 開花期:6~7月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ8~10mm、直径5~6mmの楕円形
    • :黒紫色
    • 成熟期:10~12月、白い粉をかぶる

    種子

    • :核は1個?
    • :核は表面に大きなしわあり
    • :核は黒色
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗は赤褐色で光沢あり

    葉痕

    • :半円形?
    • 維管束痕:1個?

    用途


    特記事項

    • 成長が早く、鳥による種子散布で増え、要注意外来生物に指定されている
    • ネズミモチとの違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[‐]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[‐]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-284P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[691P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下300]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[198P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    トウネズミモチ
    20220801_県立美術館
    トウネズミモチ
    20220801_県立美術館
    トウネズミモチ
    20220801_県立美術館
    トウネズミモチ
    20240809_県立美術館
    トウネズミモチ
    20240809_県立美術館
    トウネズミモチ
    20250923_県立美術館
    トウネズミモチ
    20251103_県立美術館
  • ネズミモチ

    基本情報

    • 学名:Ligustrum japonicum
    • 科名・属名:モクセイ科イボタノキ属
    • 漢字名:鼠黐
    • 別名:タマツバキ

    名前の由来

    • 「ネズミ(鼠)」は、黒紫色に熟した果実がネズミの糞に似ている
    • 「モチ(黐)は、葉がモチノキに似ている

    生育地

    • 暖地の山地

    樹形

    • 常緑小高木

    樹皮

    • 灰褐色。楕円形の皮目あり

    • 葉序:対生
    • 葉形:楕円形、葉身長4~9cm
    • 葉縁:全縁
    • 葉脈日に透かした場合、羽状脈は透けて見えない
    • 葉質:革質でトウネズミモチより厚い。表面は光沢あり。両面無毛
    • 葉柄:4~12mm

    • 花性:両性花
    • 花序:新枝の先に長さ5~12cmの円錐花序をだし、白色の花を多数つける
    • 花被:花冠は長さ5~6mmの筒状漏斗形で、なかほどまで4裂し、裂片は平開。雌しべ2個。雄しべと花柱は花筒からつきでる
    • 開花期:6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :長さ8~10mm、直径5~7mmの楕円形
    • :紫黒色
    • 成熟期:10~12月

    種子

    • :核は1個?
    • :核は長さ約8mm。表面に細かな粒々あり
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗は十字対生し、イボタノキに似る

    葉痕

    • :半円形?
    • 維管束痕:1個?

    用途


    特記事項

    葉を日に透かした場合の羽状脈(葉の厚み)葉身の長さ葉の先端葉の最大幅の位置花序の大きさ
    ネズミモチ透けて見えない
    (厚い)
    4~9cm中央5~12cm
    トウネズミモチ透けて見える
    (薄い)
    6~12cmやや長鋭尖する基部より10~20cm

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3361]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2299]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-282P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[690P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下300]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[198P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ネズミモチ
    20220801_県立美術館
    ネズミモチ
    20220801_県立美術館
    ネズミモチ
    20220801_県立美術館
    ネズミモチ
    20240531_その他
    ネズミモチ
    20240531_その他
    ネズミモチ
    20240809_県立美術館
    ネズミモチ
    20240809_県立美術館
    ネズミモチ
    20251130_県立美術館
  • ミヤマイボタ

    基本情報

    • 学名:Ligustrum tschonoskii
    • 科名・属名:モクセイ科イボタノキ属
    • 漢字名:深山水蝋/深山疣取

    名前の由来

    • 「ミヤマ(深山)」は、山に生える
    • 「イボタ(水蝋/疣取)」は、イボタノキの名前の由来参照

    生育地

    • 山地

    樹形

    • 落葉低木

    樹皮

    • 灰色

    • 葉序:対生
    • 葉形:卵状長楕円形、葉身長2~5cm、先はとがる
    • 葉縁:全縁
    • 葉質:イボタノキより薄く光沢なし
    • 葉柄:2~5mm

    • 花性:両性花
    • 花序:新枝の先に長さ2~4cmの総状花序をだし、白色の花をつける
    • 花被:花冠は長さ6~7mmの筒状漏斗形で先は4裂。雄しべ2個、花筒からつきでる。萼は無毛
    • 開花期:6~7月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:ほのかな芳香(甘い香り)あり?

    果実

    • 種類:核果
    • :直径7~8mmの球形
    • :紫黒色
    • 成熟期:10~11月

    種子

    • :核は1個?
    • :表面に斑紋あり
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 卵形で先はとがる。芽鱗は3~4対、茶褐色に黄緑色や薄茶色がまじる。頂芽は側芽より大きく長さ2~4mm

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕:1個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3358]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2296]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-274P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[687P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下300]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ミヤマイボタ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ミヤマイボタ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ミヤマイボタ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ミヤマイボタ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • シマトネリコ

    基本情報

    • 学名:Fraxinus griffithii
    • 科名・属名:モクセイ科 トネリコ属
    • 漢字名:島梣/島十練子
    • 別名:タイワンシオジ

    名前の由来

    • 「シマ(島)」は、沖縄諸島
    • 「トネリコ(梣)」は、樹皮につくイボタロウムシ(カイガラムシの一種)が分泌する白蝋を固めたイボタ蝋(虫白蝋(ちゅうはくろう))を、敷居の溝に塗って滑りをよくしたことから「戸に塗る木(とにぬるき)」が転訛した説、
    • 樹皮の煮汁等を加えて墨をすると、墨色が美しく蛍光を発するため共練濃(ともねりこ)が転訛した説あり

    生育地

    • 亜熱帯~熱帯の山地
    • もともと沖縄以南から東南アジアにかけて生育する亜熱帯植物だが、関東地方以南では街路樹やシンボリツリーとして植えられている

    樹形

    • 常緑(半常緑)小高木

    樹皮

    • 灰褐色。若木の樹皮はなめらかで、円形の皮目が多い

    • 葉序:対生
    • 葉形:奇数羽状複葉、小葉4~5対、長さ12~25cm
    • 葉軸:小葉柄も含め、稜があり角張る
    • 小葉形:長卵形(菱形状)、長さ3~10cm、左右不相称
    • 小葉縁:全縁
    • 小葉質:革質で、表面は光沢があり無毛
    • 小葉柄:5~15mm

    • 花性: 雄性両性異株
    • 花序:新枝の先や葉腋から大型の円錐花序をだし、白色の花を多数つける。短毛密生
    • 花被:花冠は4全裂し、裂片は長さ2~3mmの線形
      • 雄花:雄しべ2個
      • 両性花:雄しべ2個、雌しべ1個
    • 開花期:5〜6月
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :長さ2~2.7cm、幅3.5~5mmの倒披針形
    • 成熟期:10月頃?

    種子

    • :翼の付け根に1個?
    • :長さ8~9mm
    • 散布方法:風散布(翼で回転し遠くに飛ぶ)

    冬芽

    • 裸芽

    葉痕


    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[‐]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[‐]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-248P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[679P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下297]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    シマトネリコ
    20220627_その他
    シマトネリコ
    20220627_その他
    シマトネリコ
    20220627_その他
    シマトネリコ
    20220627_その他
    シマトネリコ
    20240407_駿府城公園
    シマトネリコ
    20240407_駿府城公園
    シマトネリコ
    20240407_駿府城公園
  • ヤチダモ

    基本情報

    • 学名:Fraxinus mandshurica
    • 科名・属名:モクセイ科 トネリコ属
    • 漢字名:谷地梻

    名前の由来

    • 「ヤチ(谷地)」は、谷地または野地で湿地に生える
    • 「ダモ(梻)」は、アオダモ名前の由来参照

    生育地

    • 山地。渓流沿いや湿地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰白色で縦に深く裂ける

    • 葉序:対生
    • 葉形:奇数羽状複葉、小葉4~5対、長さ30~50cm
    • 小葉形:長楕円形、長さ6~15cm、先は長く伸びてとがる
    • 小葉縁:細鋸歯
    • 小葉質:表面は無毛、裏面は脈沿いに短い開出毛あり
    • 小葉柄:なし。小葉のつけ根に茶褐色の縮れた毛が密生

    • 花性: 雄性両性異株
    • 花序:前年枝の葉腋から円錐花序をだす
    • 花被:萼はごく小さい→無花被花(萼と花冠なし)
      • 雄花:雄しべ2個、葯は黄色または赤色を帯びる
      • 両性花:短い雄しべ2個、雌しべ1個、花柱は2裂
    • 開花期:4〜5月、葉の展開前
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :長さ2.5~3cm、幅7~8mmの広倒披針形
    • 成熟期:10月頃?

    種子

    • :翼の付け根に1個?
    • :長さ1.3~1.5cm
    • 散布方法:風散布(翼で回転し遠くに飛ぶ)

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ5~8mm、幅5~10mmの円錐形。側芽は小さく球形で、対生する。芽鱗は1~2対あり、黒紫色でほとんど無毛

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕:多数、半円~U字形に並ぶ

    用途

    • :かたく、加工しやすく、建築の内装材、バットなどの運動具や家具材に用いる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3348]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2286]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-256P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[672P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[‐]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ヤチダモ
    20240918_箱根湿生花園
    ヤチダモ
    20240918_箱根湿生花園
    ヤチダモ
    20240918_箱根湿生花園
    ヤチダモ
    20240918_箱根湿生花園
  • マルバアオダモ

    基本情報

    • 学名:Fraxinus sieboldiana
    • 科名・属名:モクセイ科 トネリコ属
    • 漢字名:丸葉青梻
    • 別名:ホソバアオダモ

    名前の由来

    • 「マルバ(丸葉)」は、葉の形ではなく、葉縁の鋸歯が低く不明慮
    • 「アオダモ(青梻)」は、アオダモ名前の由来参照

    生育地

    • 平地から山地まで、日当たりのよいところにふつう

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 暗灰色でなめらか

    • 葉序:対生
    • 葉形:奇数羽状複葉、小葉2~3対、長さ12~25cm
    • 葉軸:若枝とともに微細な毛と短い腺毛あり
    • 小葉形:卵形、長さ3~10cm、基部の小葉は特に丸みが強く小型
    • 小葉縁:鋸歯は低くて目立たない、時には全縁
    • 小葉質:裏面の主脈沿いに白い毛あり
    • 小葉柄:ほぼない

    • 花性: 雄性両性異株
    • 花序:新枝の先に円錐花序をだし、白色の花を多数つける。腺毛あり
    • 花被:花冠は4全裂し、裂片は長さ6~7mmの線形
      • 雄花:雄しべ2個
      • 両性花:雄しべ2個、雌しべ1個、柱頭は赤みを帯び、子房は黒っぽい
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:風媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :長さ2~2.7cm、幅4~5mmの倒披針形
    • 成熟期:10月頃?

    種子

    • :翼の付け根に1個?
    • 散布方法:風散布(翼で回転し遠くに飛ぶ)

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ4~6mmの広卵形で、頂生側芽を伴う。芽鱗は1~2対見え、微細な粉状毛におおわれる。側芽は対生

    葉痕

    • :半円形/ハート~浅いU字形
    • 維管束痕:多数、半円~U字形に並ぶ

    用途


    特記事項

    • アオダモとの違い
      • 葉の鋸歯が低く不明瞭だが、アオダモは明瞭
      • 若枝、葉軸、花軸などに微細な粉状毛あり
      • 基部の小葉が特に丸みが強く小型

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-3345]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[2283]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-240P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[677P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下297]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    マルバアオダモ
    20230702_高山・市民の森
    マルバアオダモ
    20230702_高山・市民の森
    マルバアオダモ
    20230702_高山・市民の森
    マルバアオダモ
    20240608_遊木の森
    マルバアオダモ
    20240608_遊木の森
    マルバアオダモ
    20240608_遊木の森