キンポウゲ科オダマキ属
漢字:山苧環
名前の由来:
山に生える「オダマキ」。
「オダマキ(苧環)」は、距の立った花の形が、カラムシ(苧)やアサ(麻)の繊維を枠糸巻きに巻いて中空の玉にした苧玉(おだま)に似ている。
葉:根生葉 2回3出複葉、茎葉 3出複葉
花:萼片 紫褐色、花弁 上部は淡黄色で基部の距は紫褐色
花期:5月下旬~8月
果実:5つの袋果が合体した集合果、熟すと先端が開いて黒色の光沢のある種子が出る
習性:多年草
備考:
花全体がクリーム色の黄花種(var. buergeriana f. flavescens)は「キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)」
<距>
萼片や花弁の一部が突き出した細長い袋状になった部分で、この中に蜜がたまっている。距の中にハナバチなどの昆虫が蜜を求めて入ろうとするが、この狭い距を通らせることで、昆虫たちを花粉まみれにして他家受粉をさせる戦略。
<キンポウゲ科>
キンポウゲ科の多くは有毒植物。葉や茎を折ったり、傷つけたりすると、毒成分のある汁がつくられる。皮膚に触れると皮膚炎や水疱を発生させ、誤食すれば胃腸炎を引き起こす。
キバナノヤマオダマキ