基本情報
- 学名:Malus tschonoskii
- 科名・属名:バラ科リンゴ属
- 漢字名:大裏白の木
- 別名:オオズミ
名前の由来
- ナナカマド属の「ウラジロノキ」に葉や果実が似ており、果実が大きい
- 「ウラジロノキ(裏白の木)」は、ウラジロノキの名前の由来参照。
- 「オオズミ」は、果実がリンゴ属のズミの果実と似ており、ズミより果実が大きい
生育地
- 山地のやや乾燥した尾根など
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 紫褐色。小さな皮目が多く、クレーター状の落枝痕が目立つ
葉
- 葉序:互生
- 葉形:広卵形、葉身長6~14cm
- 葉縁:ふぞろいな鋸歯、しばしば山形の重鋸歯
- 葉脈:ほぼ平行
- 葉質:裏面に白い綿毛を密生
- 葉柄:2~4cm、白い綿毛を密生
花
- 花性: 両性花
- 花序:短枝の先に散形花序をだし、直径2.5~3cmの白色の花を数個つける、まれに淡紅色を帯びる
- 花被:花弁5個、楕円形~円形で、先端はまるく、基部は細くなる。雄しべ多数。花柱5個、下部に白い軟毛あり。萼筒は長さ5~7mmの鐘形、萼片は卵状三角形で長さは萼筒とほぼ同じ、萼には軟毛密生
- 花柄:長さ2~2.5cm、軟毛密生
- 開花期:5月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:ナシ状果(偽果)
- 形:直径2~3cmの球形、頂部に萼片が残り直立、表面に褐色の皮目が多い
- 色:黄緑色→淡紅色
- 成熟期:10月頃
- 果肉:緑色を帯びた白色、石細胞あり
- 食用の可否:可。淡紅色に熟すとリンゴのような酸味があり食べられる。熟した果実を冬まで家の軒下に置くと、表面が黒く変色し、渋味がなくなって甘くなる
種子
- 数:数個?
- 形:長さ7mmほど
- 散布方法:動物(主に哺乳類)散布
冬芽
- 鱗芽
- 芽鱗のふちに白毛が密生
葉痕
用途
- 材:重硬で割れにくいため、大型の木槌や、斧・鍬の柄、器具材などに用いた。炭焼きでは良質の原木
- 樹皮は水で煮出すと黄色染料が採れる
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1708]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1055]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-632P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[258P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上159]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[5-63P]

















































