【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タグ: バラ科

  • シモツケ

    基本情報

    • 学名:Spiraea japonica
    • 科名・属名:バラ科シモツケ属
    • 漢字名:下野
    • 別名:キシモツケ(木下野)

    名前の由来

    • 栃木県の旧名「下野国(しもつけのくに)」で最初に発見されたあるいは多く自生する説あり
    • 「キシモツケ(木下野)」は、草本の同じバラ科の「シモツケソウ(下野草)」に対する名前。シモツケソウの葉は、掌状で中裂する

    生育地

    • 岩礫地など日当たりのよいところ

    樹形

    • 落葉低木
    • 枝の出方:前年の枝の下に新しい枝がでる(コゴメウツギと同じ)

    樹皮

    • 暗褐色。縦に裂けてはがれる

    • 葉序:互生
    • 葉形:狭卵形、変異が多い。葉身長1~8cm。先はとがる
    • 葉縁:不ぞろいな重鋸歯
    • 葉脈:表面で凹み、裏面に隆起
    • 葉質:両面有毛/無毛など変異が多い
    • 葉柄:1~5mm。有毛

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に半球形の複散房花序をだし、直径3~6mmの花を多数つける
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は広卵形~円形で、淡紅色、紅色まれに白色と変異が多い。雄しべ25~30個、花弁より長い。雌しべ5個。萼の内面に縮れた短い軟毛あり
    • 開花期:5~8月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:袋果
    • :長さ2~3mmの卵形で、5個集まってつく。表面は光沢があり、頂部に花柱が残る
    • 成熟期:9~10月。裂開して、細かい種子がこぼれでる

    種子

    • 散布方法:風散布または重力散布?

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ1~2mmの紡錘形または長卵形。芽鱗は紅紫色を帯び、ふちには白色の微毛あり

    葉痕

    • :隆起する
    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1674]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1027]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-678P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[265P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上166]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • ハマナス

    基本情報

    • 学名:Rosa rugosa
    • 科名・属名:バラ科バラ属
    • 漢字名:浜梨
    • 別名:ハマナシ

    名前の由来

    • 果実をナシにたとえた「浜梨」が転訛(東北訛り)した説、
    • ナスの古い栽培品種の中に似ているものがあり「浜茄子」説もある

    生育地

    • 海岸の砂地
    • 本州の太平洋側で茨城県、日本海側で島根県から北の海岸地帯に自生する

    樹形

    • 落葉低木
    • 地下茎をのばしてふえる

    • 太くて大きいとげと細くて小さいとげが密生

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ9~15cm。小葉3~4対
    • 葉軸:軟毛が多い
    • 小葉形:楕円形。頂小葉は長さ2~5cm
    • 小葉縁:鈍鋸歯
    • 葉質:厚い。表面は無毛、細かい葉脈まで凹んでしわとなって目立つ。裏面は軟毛が密生し、白い小さな腺がまじる
    • 托葉:膜質で幅が広く、耳のようにはりだす。なかほどまで葉柄に合着。先はとがる

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径5~8cmの紅色または紅紫色の花が1~3個ずつつく
    • 花被:花弁と萼片5個。雄しべ多数。花柱は短く有毛で離生。萼筒はほぼ球形。萼片は長さ3~4cmで、背面に軟毛と細いとげあり、ときに腺毛がまじる
    • 花柄:長さ1~3cmで、小さなとげあり
    • 開花期:6~8月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:強い芳香あり

    果実

    • 種類:バラ状果(偽果:そう果が集まった集合果)
      • 萼筒(花托筒)が肥大して液果状になったもの
    • :直径2~3cmの扁球形。先端に萼片が残る
    • 成熟期:8~9月、赤色
    • 食用:果肉は可、ビタミンCが多い。種と毛は不可。

    種子

    • :長さ5~6mm
    • 散布方法:動物(鳥)散布、または海流散布?

    冬芽

    • 鱗芽
    • 卵形

    葉痕

    • :馬蹄形で上を向く
    • 維管束痕

    用途

    • :香水の原料になる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1804]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1190]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-570P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[307P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上151]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[159P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ハマナス
    20240918_箱根湿生花園
    ハマナス
    20240918_箱根湿生花園
  • サンショウバラ

    基本情報

    • 学名:Rosa hirtula
    • 科名・属名:バラ科バラ属
    • 漢字名:山椒薔薇
    • 別名:ハコネバラ(箱根薔薇)

    名前の由来

    • とげのつき方や葉の形が「サンショウ」に似ているバラ

    生育地

    • 山地
    • 富士山周辺の静岡・神奈川・山梨県に分布が限られる準絶滅危惧種

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 灰褐色で、老木でははがれる

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ7~15cm。小葉4~9対
    • 葉軸:軟毛が密生
    • 小葉形:楕円形。頂小葉は長さ2~6cm。基部よりの小葉は先がまるくなる
    • 小葉縁:鋭鋸歯
    • 葉質:両面に毛が散生。裏面は主脈に軟毛が密生
    • 托葉:葉柄基部に合着し、腺毛あり

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径5~6cmの淡紅色の花がつく
    • 花被:花弁と萼片5個。雄しべ多数。花柱は合着しない。萼筒は扁球形でとげが密生。萼片は広卵形で、ふちに大きな裂片あり
    • 花柄:とげあり
    • 開花期:6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:バラ状果(偽果:そう果が集まった集合果)
      • 萼筒(花托筒)が肥大して液果状になったもの
    • :直径2cmほどの扁球形。針状のとげが多い。先端に萼片が残る
    • 成熟期:10~11月

    種子

    • :長さ5~6mm
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • いぼ状

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1800]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1186]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-573P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[308P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上151]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20240918_箱根湿生花園
  • フジイバラ

    基本情報

    • 学名:Rosa fujisanensis
    • 科名・属名:バラ科バラ属
    • 漢字名:富士茨

    名前の由来

    • 富士山麓に多い「バラ」

    生育地

    • 標高の高いところ。日当たりのよい林縁や疎林内など

    樹形

    • 落葉低木
    • バラ属では最も幹が太くなり、径10cm以上にもなる

    樹皮



    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ6~10cm。小葉3~4対
    • 葉軸:腺毛が少しある
    • 小葉形:広楕円形。頂小葉は長さ2~5cmで、側小葉とほぼ同大
    • 小葉縁:細かい鋭鋸歯
    • 葉質:表面はやや光沢あり
    • 托葉葉柄基部に合着し、上部がそり返る

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先の円錐花序に、直径約2.5cmの白色の花を多数つける
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は倒卵形。雄しべ多数。花柱は毛が密生し、上方が合着して柱状。萼片は毛あり
    • 開花期:6~7月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:バラ状果(偽果:そう果が集まった集合果)
      • 萼筒(花托筒)が肥大して液果状になったもの
    • :頂部に花柱が残る
    • 成熟期:10~11月?。赤色

    種子

    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 小さないぼ状

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1817]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1199]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-557P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[305P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上150]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    フジイバラ
    20230817_西臼塚
    フジイバラ
    20230817_西臼塚
    フジイバラ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    フジイバラ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    フジイバラ
    20240724_富士山太郎坊周辺
    フジイバラ
    20240724_富士山太郎坊周辺
  • ノイバラ

    基本情報

    • 学名:Rosa multiflora
    • 科名・属名:バラ科バラ属
    • 漢字名:野茨
    • 別名:ノバラ(野薔薇)

    名前の由来

    • とげのことを「茨」といい、茎にとげを持ち野に生える

    生育地

    • 河原、原野、林縁など

    樹形

    • 落葉低木
    • 枝はよく分かれて、他物に寄りかかるようにのばす

    樹皮

    • 黒紫色

    • 托葉の基部に、対になった鋭いとげあり

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ6~14cm。小葉3~4対
    • 葉軸:白い軟毛密生。小さいとげあり
    • 葉柄:長さ約1.5cm
    • 小葉形:卵形または長楕円形。頂小葉は長さ2~5cmで、側小葉よりやや大きい
    • 小葉縁:鋭鋸歯
    • 葉質:表面は光沢はなく、葉脈がしわに見える。裏面は白い軟毛密生
    • 托葉葉柄基部に合着し、ふちはクシの歯状に深く切れ込み、先端は腺になる。腺毛もまじる

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先の円錐花序に、直径約2cmの白色の花を多数つける。軸には軟毛と腺毛あり
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は倒卵形。雄しべ多数。花柱は無毛で、上方が合着して柱状。萼筒は壺状で、萼片は広披針形。萼、小花柄には軟毛と腺毛あり
    • 開花期:5~6月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:芳香あり

    果実

    • 種類:バラ状果(偽果:そう果が集まった集合果)
      • 萼筒(花托筒)が肥大して液果状になったもの
    • :直径約6~9mmの卵球形
    • 成熟期:9~11月。赤色

    種子

    • :そう果が5~12個
    • :長さ3~4mm
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途

    • 果実:青みがかかったうちに採取して乾燥させたものを生薬の「営実(えいじつ)」と呼び、下剤、利尿薬に用いた

    特記事項

    • 園芸バラの原種の一つ
    • 偽果について
      • 子房が肥大した「真果」に対して、子房以外の萼や花床(花托)などが肥大した果実を「偽果」という。バラ属、リンゴ属、ナシ属は発達した花床(花托)が肥大して偽果を形づくっている

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1808]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1194]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-552P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[301P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上150]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[158P]
    • 「読む」植物図鑑:[4-132P]

    写真

    ノイバラ
    20230724_八島湿原
    ノイバラ
    20230724_八島湿原
    ノイバラ
    20230724_八島湿原
    ノイバラ
    20231115_遊木の森
    ノイバラ
    20231115_遊木の森
    ノイバラ
    20231115_遊木の森
  • バライチゴ

    基本情報

    • 学名:Rubus illecebrosus
    • 科名・属名:バラ科キイチゴ属
    • 漢字名:薔薇苺
    • 別名:ミヤマイチゴ(深山苺)

    名前の由来

    • 茎葉にとげが多い、あるいは花がバラに似ているイチゴ

    生育地

    • 山地の日当たりのよいところ

    樹形

    • 落葉小低木

    茎や枝

    • 無毛で角ばり、とげあり

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ10~25cm。小葉2~3対
    • 葉軸:無毛。細いとげあり。最初の一対の小葉と次の一対の小葉の間隔が、他の一対の小葉の間隔より長い
    • 小葉形:披針形。頂小葉は長さ3~8cm
    • 小葉縁:鋭重鋸歯
    • 小葉脈:平行に並ぶ側脈が多く目立つ
    • 葉質:表面はわずかに軟毛あり、裏面はほぼ無毛
    • 托葉:長さ1cmほどの線形

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に直径4cmほどの白色の花が1~数個つく
    • 花被:花弁と萼片5個。萼は無毛。雄しべ多数。雌しべは離生し多数
    • 花柄:無毛。小さなとげあり
    • 開花期:6~7月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果が集まった集合果
    • :長さ約1.5cmの広楕円形
    • 成熟期:8~10月。赤色
    • 食用:可

    種子

    • 散布方法:動物(鳥や小型哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1768]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1108]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-596P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[298P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上153]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    バライチゴ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    バライチゴ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • クサイチゴ

    基本情報

    • 学名:Rubus hirsutus
    • 科名・属名:バラ科キイチゴ属
    • 漢字名:草苺
    • 別名:ワセイチゴ(早生苺)/ナベイチゴ(鍋苺)

    名前の由来

    • 丈が低く草のように見えるイチゴ
    • 「ワセイチゴ(早生苺)」は、果期が早いイチゴ
    • 「ナベイチゴ(鍋苺)」は、果床をとり除いた集合果を鍋に見立てた

    生育地

    • 山野

    樹形

    • 落葉小低木

    茎や枝

    • 短い軟毛と腺毛が密生し、細いとげがまばらにあり

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ10~25cm。小葉1~2対(花がつく枝の葉は1対)
    • 葉軸:軟毛と腺毛が密生し、細いとげあり
    • 小葉形:卵形~卵状長楕円形。頂小葉は長さ3~13cmで、側小葉より大きい
    • 小葉縁:細重鋸歯
    • 葉質:表面は軟毛、裏面は主脈上に軟毛と小さなとげあり

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:前年枝の葉腋から枝をのばし、直径約4cmの白色の花が上向きに咲く
    • 花被:花弁と萼片5個。萼の外側に軟毛と腺毛が混じる。雄しべ多数。雌しべは離生し多数
    • 花柄:軟毛と腺毛が混じる
    • 開花期:4~5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果が集まった集合果
    • :直径約1cmの球形
    • 成熟期:5~6月。赤色
    • 食用:可。甘味がありおいしい

    種子

    • 散布方法:動物(鳥や小型哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1772]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1104]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-600P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[296P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上153]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[161P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    クサイチゴ
    20250420_遊木の森
    クサイチゴ
    20250420_遊木の森
    クサイチゴ
    20250420_遊木の森
    クサイチゴ
    20251124_朝鮮岩
    クサイチゴ
    20251124_朝鮮岩
    クサイチゴ
    20251124_朝鮮岩
  • ミヤマニガイチゴ

    基本情報

    • 学名:Rubus microphyllus var. subcrataegifolius
    • 科名・属名:バラ科キイチゴ属
    • 漢字名:深山苦苺

    名前の由来

    • 標高の高い山地に生える「ニガイチゴ」
      「ニガイチゴ(苦苺)」は、ニガイチゴ名前の由来参照

    生育地

    • ニガイチゴより標高の高い所。静岡県内では、標高1500m以上

    樹形

    • 落葉低木

    茎や枝

    • 無毛で、小さなとげがまばらにあり

    • 葉序:互生
    • 葉形:長卵形で3中裂することが多いが、花がつく枝では不分裂もあり、変異が多い。中央の裂片は大きく長くとがる。葉身長4~13cm
    • 葉縁:重鋸歯
    • 葉質:両面無毛。裏面は粉白色を帯び、脈上に小さなとげあり
    • 葉柄:2~7cm。小さなとげあり
    • 托葉:長さ1cmほどの線形

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:前年枝の葉腋から長さ7~10cmの枝をのばし、直径2~2.5cmの白色の花を1~3個つける
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は楕円形。雄しべ多数。雌しべは離生し多数
    • 開花期:5~6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果が集まった集合果
    • :直径1~1.5cmの球形
    • 成熟期:8~9月。赤色
    • 食用:可。甘くておいしい

    種子

    • 散布方法:動物(鳥や小型哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項

    • ニガイチゴとの違い
      • 小型で茎は短く細い
      • とげは小さく弱い
      • 葉は大きく中央の裂片が大きく長くとがる
      • 枝先の花の数が2~3個で多い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1760]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1113]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-591P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[285P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上153]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ミヤマニガイチゴ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ミヤマニガイチゴ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • ニガイチゴ

    基本情報

    • 学名:Rubus microphyllus
    • 科名・属名:バラ科キイチゴ属
    • 漢字名:苦苺
    • 別名:ゴガツイチゴ(五月苺)

    名前の由来

    • 果実は赤く熟すと果肉に甘味があるが、種子(核)を噛むと苦味がある

    生育地

    • 山野の林縁や荒れ地

    樹形

    • 落葉低木

    茎や枝

    • 無毛で白いロウ質の粉がつき、細いとげが多い

    • 葉序:互生
    • 葉形:広卵形で3中裂することが多いが、花がつく枝では不分裂もあり、変異が多い。切れ込みが深いほど、先がとがる。葉身長2~10cm
    • 葉縁:不ぞろいな鋸歯
    • 葉質:両面無毛。裏面は粉白色を帯び、脈上に小さなとげあり
    • 葉柄:1~5cm。小さなとげあり
    • 托葉:長さ5mmほどの線形

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:前年枝の葉腋から枝をのばし、直径2~2.5cmの白色の花が上向きに1個咲く
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は楕円形、花弁と花弁の間にすきまあり。萼筒は半球形。雄しべ多数。雌しべは離生し多数
    • 開花期:4~5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果が集まった集合果
    • :直径約1cmの球形
    • 成熟期:6~7月。赤色
    • 食用:可。果肉には甘味があるが、種子(核)を噛むと苦味あり

    種子

    • :核は長さ1~1.5mmで、網目状のしわあり
    • 散布方法:動物(鳥や小型哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1759]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1113]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-590P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[284P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上153]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[161P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ニガイチゴ
    20220619_遊木の森
    ニガイチゴ
    20220619_遊木の森
  • フユイチゴ

    基本情報

    • 学名:Rubus buergeri
    • 科名・属名:バラ科キイチゴ属
    • 漢字名:冬苺
    • 別名:カンイチゴ(寒苺)

    名前の由来

    • 果実が冬に熟す「イチゴ」

    生育地

    • 山野や沿海の山地の林縁や林下など

    樹形

    • つる性の常緑小低木

    茎や枝

    • 褐色の短毛密生。とげは少ない

    • 葉序:互生
    • 葉形:円形で3~5浅裂。葉身長6~12cm。先はとがらずまるい
    • 葉縁:歯牙状の細鋸歯。鋸歯の先端は小さな芒
    • 葉質:表面は短毛が散生しざらつき、光沢あり。裏面は褐色の短毛が密生し、脈上に開出毛が多い
    • 葉柄:3~9cm、褐色の短毛密生
    • 托葉早落性。葉柄から離れてつく。長さ1~1.5cmで細かく枝分かれし、腺毛多数(フユイチゴのグループ)

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先や葉腋に白色の花が5~10個集まって咲く
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は長さ7~8mm、萼片とほぼ同長。萼の外面に淡褐色の短毛密生。花柱は雄しべより長い。雄しべ多数。雌しべは離生し多数
    • 花柄:淡褐色の短毛密生
    • 開花期9~10月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果が集まった集合果
    • :直径約1cmの球形。頂部に花糸が残る
    • 成熟期11~1月。赤色
    • 食用:可

    種子

    • 散布方法:動物(鳥や小型哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 褐色の短毛密生

    葉痕

    • 維管束痕

    用途

    • 果実:ジャムや果実酒にする。クエン酸やリンゴ酸、ビタミンCなどを含むため、強壮強精や疲労回復効果あり

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1746]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1094]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-609P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[278P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上152]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[2-131P]

    写真

    フユイチゴ
    20221127_朝鮮岩
    フユイチゴ
    20221127_朝鮮岩
    フユイチゴ
    20221127_朝鮮岩