バラ科キイチゴ属
漢字:冬苺
名前の由来:果実が冬に熟す「イチゴ」。
樹形:蔓性常緑低木
葉:互生
花:両性花、白色
花期:9~10月
果実:核果が集まった集合果、赤色
果期:11月~1月
備考:
花糸が残存している果実は赤く熟しおいしい。ジャムや果実酒にする。クエン酸やリンゴ酸、ビタミンCなどを含むため、強壮強精や疲労回復効果あり。
フユイチゴのグループは、托葉が葉柄から離れて着き細く裂ける。
タグ: バラ科
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ビワ Eriobotrya japonica
バラ科ビワ属
漢字:枇杷
名前の由来:果実あるいは葉の形が弦楽器の琵琶に似ている(琵琶も昔は枇杷の文字だった)。
樹形:常緑小高木
葉:互生
花:両性花、円錐花序、白色、芳香あり。
花期:11月~1月
果実:ナシ状果、黄橙色
果期:5~6月
備考:
花は冬に咲く鳥媒花だが、自家受粉も可能。
枝葉は春、夏、秋と年三回の伸長成長する。
実は食用。
材は弾力があり木目が美しいため櫛材や印材、木刀、杖などに用いた。
葉は生薬「枇杷葉(びわよう)」として、あせも、打ち身・捻挫、咳止め、暑毛(しょっき)あたり、胃腸病などに用いる。種子を乾燥させたものは生薬「枇杷仁(びわにん)」として、鎮咳・鎮静剤に用いる。 -
ノイバラ Rosa multiflora
バラ科バラ属
漢字:野茨
名前の由来:トゲのことを「茨」といい、茎にトゲを持ち野に生える。
樹形:落葉低木
葉:互生、奇数羽状複葉
花:両性花、円錐花序、白色、芳香あり
花期:5~6月
果実:バラ状果(集合果)、赤色
果期:9~11月
備考:
枝にかぎ状に湾曲した鋭いトゲが対生する。
托葉は葉柄の基部に合着し、羽状で、先端は細かく分かれ腺となっている。
赤い果実は、冬に落葉しても残って越冬する。ローズヒップと呼ばれ、食べられる。
果実を青みがかかったうちに採取して乾燥させたものを生薬の「営実(えいじつ)」と呼び、下剤、利尿薬に用いた。
(参考)
子房が肥大した「真果」に対して、子房以外の萼や花床(花托)などが肥大した果実を「偽果」という。バラ属、リンゴ属、ナシ属は発達した花床(花托)が肥大して偽果を形づくっている。 -
ナンキンナナカマド Sorbus gracilis
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ナナカマド Sorbus commixta
バラ科ナナカマド属
漢字:七竈
名前の由来:
材が燃えにくく七度かまどに入れても燃え残る説、
木炭として製炭するのに7日かかる説あり。
樹形:落葉高木
葉:互生、奇数羽状複葉
花:両性花、複散房花序、白色
花期:5~7月
果実:ナシ状果、緑色→赤色
果期:9~10月
備考:
静岡県内ではブナ帯に見られる。
材は重硬・強靭で割れにくく、道具の柄や細工物の材料に用いられる。
果実は一度にたくさん熟すが、苦味成分や青酸配糖体を含み美味しくない。鳥は少しずつ食べて何度も来ることになり、種子は時間的にも空間的にも広くばらまかれることになる。
































