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タグ: バラ科

  • シャリンバイ Rhaphiolepis indica var. umbellata

    バラ科シャリンバイ属
    漢字:車輪梅
    名前の由来:
    「シャリン(車輪)」は、枝葉が輪生(車輪)状に出る。
    「バイ(梅)」は、花が梅に似ている。
    樹形:常緑低木~小高木
    葉:互生、枝先に輪生状につく
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:5~6月
    果実:ナシ状果、黒紫色、頂端に萼片の落ちた痕が輪状に残る
    果期:10~11月
    備考:
    樹皮から得られる染料が大島紬に用いられる。
    <海岸植物>
    トベラの備考参照。

    シャリンバイ
    20221104_その他
    シャリンバイ
    20221104_その他
    シャリンバイ
    20221104_その他
    シャリンバイ
    20230304_その他
    シャリンバイ
    20230304_その他
    シャリンバイ
    20230304_その他
    シャリンバイ
    20230804_県立美術館
    シャリンバイ
    20230804_県立美術館
    シャリンバイ
    20230804_県立美術館
    シャリンバイ
    20231016_県立森林公園
    シャリンバイ
    20231016_県立森林公園
    シャリンバイ
    20231016_県立森林公園
    シャリンバイ
    20241028_県立美術館
    シャリンバイ
    20241129_県立美術館
    シャリンバイ
    20241207_県立美術館
    シャリンバイ
    20241207_県立美術館
  • シモツケ Spiraea japonica

    バラ科シモツケ属
    漢字:下野
    名前の由来:栃木県の旧名「下野国(しもつけのくに)」で最初に発見されたあるいは多く自生する説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、複散房花序、淡紅色
    花期:5~8月
    果実:袋果、5個集まってつく
    果期:9~10月
    備考:
    枝の出方は、コゴメウツギと同じように前年の枝の下に新しい枝が出る。
    シモツケに似ている草本として同じバラ科の「シモツケソウ」(葉は掌状で中裂)あり。

    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケソウ
    20230619_富士山こどもの国
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    シモツケ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • サンショウバラ Rosa hirtula

    バラ科バラ属
    漢字:山椒薔薇
    名前の由来:とげの着き方や葉の形が「サンショウ」に似ているバラ。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:両性花、淡紅色
    花期:6月
    果実:バラ状果(集合果)
    果期:9~10月
    備考:富士山周辺の静岡・神奈川・山梨県に分布が限られる準絶滅危惧種。

    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20230619_富士山こどもの国
    サンショウバラ
    20240918_箱根湿生花園
  • コデマリ Spiraea cantoniensis

    バラ科シモツケ属
    漢字:小手鞠
    名前の由来:球形の花序を小さな手鞠に見立てた。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、散房花序、白色
    花期:4~5月
    果実:袋果
    果期:6~8月
    備考:
    中国原産。
    枝は細く束生し、先が下垂する。

    コデマリ
    20240414_県立美術館
    コデマリ
    20240414_県立美術館
    コデマリ
    20240414_県立美術館
  • コゴメウツギ Stephanandra incisa

    バラ科コゴメウツギ属
    漢字:小米空木
    名前の由来:
    「コゴメ(小米)」は、白い小さな花を小米(米粒を砕いたもの)に見立てた。
    「ウツギ(空木)」は、花がウツギの花に似ている。髄は充実しており、葉形も葉序もウツギとは異なる。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、散房花序、白色
    花期:5~6月
    果実:袋果、球形で永存性の萼があり有毛
    果期:9~10月
    備考:
    枝は1年で先端の成長が止まり、次の年には側芽が伸びて新しい枝が出る。側芽は枝の下にあり、毎年枝が出るので枝は縦一列に並び、下の枝ほど若い枝で太くなっている。また、この枝は一年毎に出る方向が右と左にずれている。

    コゴメウツギ
    20220504_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20220504_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20220504_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20220504_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20220504_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20230423_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20230423_朝鮮岩
    コゴメウツギ
    20230423_朝鮮岩
  • ボケ Chaenomeles speciosa

    バラ科ボケ属
    漢字:木瓜
    名前の由来:本種を中国産の中国名「木瓜」と思い、その読み「もっか」が転訛した。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:雌雄同株、両性花と雄花がまじる、紅色
    花期:3~4月
    果実:ナシ状果、黄色
    果期:7~8月
    備考:
    中国原産。
    観賞用に庭などに植栽されている。
    とげ刺状の小枝がある。
    果実は、砂糖漬や果実酒にして食べられ、疲労回復の生薬になる。

    クサボケ
    20220321_その他
    クサボケ
    20220321_その他
    クサボケ
    20220321_その他
    クサボケ
    20240524_その他
    クサボケ
    20240524_その他
  • クサイチゴ Rubus hirsutus

    バラ科キイチゴ属
    漢字:草苺
    名前の由来:丈が低く草のように見えるイチゴ。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、小葉が1~2対の奇数羽状複葉
    花:両性花、白色
    花期:4~5月
    果実:核果が集まった集合果、赤色
    果期:5~6月
    備考:
    枝、葉柄、葉表に軟毛と腺毛が多い。枝に疎らにとげあり。
    果実は食べられる。

    クサイチゴ
    20240410_有度山
  • キンミズヒキ Agrimonia pilosa var. viscidula

    バラ科キンミズヒキ属
    漢字:金水引
    名前の由来:金色の細長い花穂を「ミズヒキ(タデ科)」にたとえた。
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:穂状花序、黄色、萼筒の縁にカギ状のとげが多数あり
    花期:7~10月
    果実:瘦果、萼のとげで動物にくっつく
    習性:多年草

    キンミズヒキ
    20240918_箱根湿生花園
    キンミズヒキ
    20240918_箱根湿生花園
    キンミズヒキ
    20241015_遊木の森
    キンミズヒキ
    20241015_遊木の森
    キンミズヒキ
    20241015_遊木の森
  • カマツカ Aronia villosa Decne. var. laevis Stapf.

    バラ科カナメモチ属
    漢字:鎌柄
    別名:ウシコロシ(牛殺し)
    名前の由来:
    材が丈夫で折れにくく、鎌の柄(つか)などに用いられた。
    「ウシコロシ(牛殺し)」は、材を削って牛の鼻輪を通す穴開けに用いたり、鼻輪自体に用いた。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生、短枝では輪生状
    花:両性花、複散房花序、白色
    花期:4~6月
    果実:ナシ状果、赤色
    果期:10~11月
    備考:
    株立ちしたものが多い。
    果柄にはいぼ状の皮目が多い。
    長枝(光環境が悪い)と短枝(光環境がよい)がはっきり分かれている。

    カマツカ
    20231016_県立森林公園
    カマツカ
    20231016_県立森林公園
    カマツカ
    20231016_県立森林公園
    カマツカ
    20231124_有度山
    カマツカ
    20231124_有度山
    カマツカ
    20231124_有度山
    カマツカ
    20240410_有度山
    カマツカ
    20240410_有度山
    カマツカ
    20240414_有度山
    カマツカ
    20240414_有度山
    カマツカ
    20240414_有度山
    カマツカ
    20240428_高山・市民の森
    カマツカ
    20240428_高山・市民の森
    カマツカ
    20240428_高山・市民の森
    カマツカ
    20240428_高山・市民の森
    カマツカ
    20241006_高山・市民の森
    カマツカ
    20241006_高山・市民の森
    カマツカ
    20241006_高山・市民の森
  • カナメモチ Aronia glabra

    バラ科カナメモチ属
    漢字:要黐
    別名:アカメモチ(赤芽黐)
    名前の由来:
    別名のアカメモチが転訛した説が有力、
    モチノキに似ていて、材が扇の要に使われた説もあり。
    「アカメモチ(赤芽黐)」は、若葉が赤く、葉や樹形がモチノキに似る。
    樹形:常緑小高木
    葉:互生
    花:両性花、複散房花序、白色
    花期:5~6月
    果実:ナシ状果、赤色
    果期:12月頃
    備考:
    国産材では最も重硬で比重が重い材。車輪、車軸などに用いられる。
    春の若葉は赤くて美しい。落葉前にも紅葉する。
    生垣としてよく植栽される。

    カナメモチ
    20231016_県立森林公園
    カナメモチ
    20231016_県立森林公園
    カナメモチ
    20231016_県立森林公園
    カナメモチ
    20231016_県立森林公園
    カナメモチ
    20240809_県立美術館
    カナメモチ
    20240809_県立美術館
    カナメモチ
    20240809_県立美術館
    カナメモチ
    20240809_県立美術館
    カナメモチ
    20241129_県立美術館
    カナメモチ
    20241129_県立美術館