基本情報
- 学名:Salix integra
- 科名・属名:ヤナギ科ヤナギ属
- 漢字名:犬行李柳
名前の由来
- 「イヌコリ(犬行李)」は、柳行李(やなぎごうり:コリヤナギの皮をはいだ枝を編んで作った行李(こうり))を作るコリヤナギ(行李柳)に似ているが役に立たない
- 「ヤナギ(柳)」は、アカメヤナギの名前の由来参照。
生育地
- 乾燥した場所にも生えるが、川沿いに多い
樹形
- 落葉低木
- 株立ちになる
樹皮
- 暗灰色でなめらか
葉
- 葉序:主に対生、互生もまじる
- 葉形:丸みのある楕円形、葉身長3~8cm
- 葉縁:低細鋸歯(鋸歯が気づかないくらい)
- 質感:両面無毛、裏面は粉白色
- 葉柄:0~4mm(ほとんどない)
花
- 性: 雌雄異株
- 花序:穂状花序、細い円柱形、ほとんど無柄、苞は倒卵形で両面に長い白色の毛あり
- 雄花序:長さ2~3cm、雄しべ2個、花糸は合着して1個、基部に腺体1個、葯は紫紅色で黄色の花粉がこぼれる、苞の上部は黒色、中部は淡紅色、下部は淡緑色
- 雌花序:長さ1.5~2.5cm、子房は卵形で淡緑色、花柱は短い、柱頭は黄緑色~紅色、腺体は1個、苞の上部は黒褐色、中部は紅色、下部は淡緑色
- 花被:無花被花(花冠と萼なし)
- 開花期:3月、葉の展開前
- 送粉方法:虫媒または風媒
果実
- 種類:蒴果、熟すと裂開
- 形:‐
- 色:‐
- 成熟期:5月
種子
- 数:多数、白い綿毛(柳絮(りゅうじょ))に包まれる
- 形:‐
- 色:‐
- 散布方法:風散布
冬芽
- 鱗芽
- 花芽は卵形で長さ5~8mm
- 側芽は枝に背着して対生する
葉痕
用途
特記事項
- 葉芽の虫えい(ヤナギシントメハナガタフシ)がバラの花に似ていて、「柳のバラ」と呼ばれる
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-2148]
- 新牧野日本植物圖鑑:[94]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-46P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[431P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上113]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[96P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]































