【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タグ: ムクロジ科

  • オオモミジ

    基本情報

    • 学名:Acer amoenum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:大紅葉

    名前の由来

    • 「イロハカエデ(イロハモミジ)」より葉が大きい

    生育地

    • 山地。多少湿り気のある日当たりのよい斜面。太平洋側の山地に多い

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰褐色。若木ではなめらかだが、のちに縦に浅く割れる

    • 葉序:対生
    • 葉形:掌状に7裂(ときに5裂や9裂)(イロハカエデより多い)、葉身長6~12cm(イロハカエデより大きい)
    • 葉縁単鋸歯か小ぶりな重鋸歯
    • 葉質:裏面の基部脈液の淡褐色の毛を除いて無毛
    • 葉柄:2~8cm
    • 紅葉:赤色、黄色になるものもあり

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:複散房花序、雄花と両性花が混じる、直径4~6mmの花を15~30個つく
    • 花被:花弁と萼片5個、花弁は淡黄色ときに紫色を帯びる。雄しべ8個。萼片は暗紫色
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2~2.5cm、翼はやや鋭角または鈍角に開く
    • 成熟期:6~9月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗は4対あり、外側の1対だけ見える。基部は黄褐色の膜質鱗片に包まれ、鱗片のふちに毛が並ぶ。頂芽はできず、枝先に仮頂芽が2個並ぶ、側芽は対生

    葉痕

    • :三日月形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2369]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1566]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-322P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[477P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下217]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[170P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    オオモミジ
    20231031_健康の森
    オオモミジ
    20231031_健康の森
    オオモミジ
    20231031_健康の森
    オオモミジ
    20251029_寸又峡
    オオモミジ
    20251029_寸又峡
    オオモミジ
    20251029_寸又峡
  • オオイタヤメイゲツ

    基本情報

    • 学名:Acer shirasawanum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:大板屋名月

    名前の由来

    • 「オオ(大)」は、コハウチワカエデの別名イタヤメイゲツより葉が大きい
    • 「イタヤ(板屋)」は、大きな葉が水平によく茂り、板で葺いた屋根「板屋」に見える
    • 「メイゲツ(名月)」は、秋の名月の光で紅葉を見られる

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 暗灰色または灰褐色。成木では浅く縦に割れる

    • 葉序:対生
    • 葉形:掌状に11~13裂、時に9裂、葉身長6~10cm
    • 葉縁:細鋭重鋸歯
    • 葉質:表面は脈上を除き無毛、裏面は主脈と脈液に少量の軟毛が残る
    • 葉柄:3~7cm、葉身と同長または2/3の長さで無毛

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:雄花と両性花が混じる花序(上向き)と雄花だけの花序(下垂)あり。複散房花序に直径6~8mmの花を10~20個つける。無毛
    • 花被:花弁と萼片5個、花弁は淡黄色。雄しべ8個。両性花の花柱は先が2裂し外に曲がる。子房には長毛がすこしあり。萼片は黄白色で紅色を帯びるかほとんど紅色
    • 開花期:5〜6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2cmほどで、翼はほぼ水平に開く
    • 成熟期:7~9月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗は長さ4~5mmで4対あり1対だけ見える。下部は膜質の大きな鱗片に包まれ、鱗片の内側に毛あり。頂芽はできず、枝先に仮頂芽が2個並ぶ、側芽は対生

    葉痕

    • :V字形またはU字形で細い
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項

    • ハウチワカエデとの葉柄の違い
      • オオイタヤメイゲツは、葉身10cmほどに対して6~7cmと長く無毛、ハウチワカエデは、葉身の1/2以下と短く有毛

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2373]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1570]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-332P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[480P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下217]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    オオイタヤメイゲツ
    20221013_しらびそ高原
    オオイタヤメイゲツ
    20221013_しらびそ高原
    オオイタヤメイゲツ
    20221013_しらびそ高原
    オオイタヤメイゲツ
    20230527_岩岳
    オオイタヤメイゲツ
    20230527_岩岳
    オオイタヤメイゲツ
    20230527_岩岳
    オオイタヤメイゲツ
    20230527_岩岳
    オオイタヤメイゲツ
    20230527_岩岳
  • ウリハダカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer rufinerve
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:瓜膚楓/瓜肌楓

    名前の由来

    • 「ウリハダ(瓜膚)」は、若い幹や枝の樹皮の緑色に黒い縦縞が入り、その様子がマクワウリ(真桑瓜)の未熟な果実の模様に似ている
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地。やや湿気のある谷間やゆるやかな斜面、疎林内に多い

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 若木は暗緑色に黒い縦縞が入り、菱形状の皮目が点在。老木は灰褐色で縦に浅く裂ける

    • 葉序:対生
    • 葉形:五角形状で3~5浅裂。葉身長10~15cm。裂片は中央から基部側へいくほど小さくなる
    • 葉縁:細重鋸歯
    • 葉質:表面は葉脈が凹んでややシワ状、葉裏は脈上に赤褐色の毛があり特に脈液に多い
    • 葉柄:2~6cm、上面に溝あり、緑色

    • 花性: 雌雄異株(まれに同株)
    • 花序:淡緑色~淡黄色の花が総状花序に10~15個つく、長さ5~10cmで褐色の軟毛あり
    • 花被:花は直径8~10mm。雄花は雌花より大きい。花弁と萼片5個、花弁はへら形。花柄は長さ2~5mm
      • 雄花:雄しべ8個
      • 雌花:花柱はくるっとまるまる、子房には赤褐色の縮毛あり
    • 開花期:5月。葉の展開と同時
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2.5~3cmで、赤褐色の縮毛あり。翼はほぼ直角に開き、種子の部分はまるくふくらむ
    • 成熟期:7~10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 混芽
    • 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は柄があり対生する。芽鱗は2対で外側の1対だけ見える、紅色または紫紅色。頂芽は長さ7~13mmの長卵形

    葉痕

    • :V字形またはU字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項

    • 雄から雌に「性転換」することがある
    • ホソエカエデとの葉の違い
    葉裏の脈腋葉柄
    ウリハダカエデ三本脈のつけ根と主な葉脈の脇に褐色の軟毛あり緑色
    ホソエカエデ無毛、水かき状の膜がある赤色

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2381]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1578]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-340P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[482P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下218]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[172, 173P]
    • 「読む」植物図鑑:[2-143P]

    写真

    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20220613_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240303_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240303_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリハダカエデ
    20250427_高山・市民の森
  • ウリカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer crataegifolium
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:瓜楓
    • 別名:メウリノキ(女瓜之木)

    名前の由来

    • 「ウリ(瓜)」は、樹皮がマクワウリ(真桑瓜)の果皮に似ている
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地。やや乾燥する尾根筋、または尾根に接する傾斜地。明るい場所を好む

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 緑色に黒い縦の筋が入り、なめらか。マクワウリの果皮に似ている

    • 葉序:対生
    • 葉形3浅裂が多いが、成木の樹冠上部は不分裂が多く、徒長枝では5中裂することもある。葉身長4~10cm。裂片の先は尾状にとがる
    • 葉縁:ふぞろいの重鋸歯
    • 葉柄:1.5~3cm

    • 花性: 雌雄異株
    • 花序:淡黄色の花が総状花序に10個内外つく、長さ3~5cmで赤褐色の縮毛あり
    • 花被:花は直径約8mm。花弁と萼片5個
      • 雄花:雄しべ8個
      • 雌花:花柱はそり返り、子房には赤褐色の短毛あり
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ約2cmで無毛。翼は水平に開き、種子の部分はあまりふくらまない
    • 成熟期:6~10月、赤みを帯びる

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ4~6mmで、紅色~紫褐色。芽鱗は2対あるが、外側の1対だけ見える。側芽は背着して対生する

    葉痕

    • :V字形またはU字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2380]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1577]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-344P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[484P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下218]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[172P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240614_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20240608_遊木の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
    ウリカエデ
    20250427_高山・市民の森
  • イロハカエデ(イロハモミジ)

    基本情報

    • 学名:Acer palmatum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:伊呂波楓
    • 別名:タカオカエデ(高雄楓)

    名前の由来

    • 「イロハ(伊呂波)」は、7つの葉の裂片を「いろはにほへと」と数えた
    • 「カエデ(楓)」は、葉の形がカエルの手に似ていることから、「カエルテ(蛙手)」が転訛した

    生育地

    • 山地の多少湿り気のある日当たりのよい斜面や沢沿い

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 若木は緑色でなめらか。成木は淡灰褐色で縦に割れ目が入る

    • 葉序:対生
    • 葉形:掌状に5または7裂、葉身長4~7cm
    • 葉縁:不ぞろいの重鋸歯
    • 葉質:裏面の基部脈液の淡褐色の毛を除いて無毛
    • 葉柄:2~5cm
    • 紅葉:赤色

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:複散房花序、雄花と両性花が混じる、直径4~6mmの花を10~20個つける、短い軟毛密生
    • 花被:花弁と萼片5個、雄しべ8個、花からつきでる、葯は紫色。両性花の花柱は先が2裂し外に曲がる。萼片は暗紫色。花柄は紅色を帯びる
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ約1.5cmで無毛、翼はほぼ水平に開く
    • 成熟期:7~9月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗は4対あり、2対だけ見える。基部にはごく短い膜質鱗片があり、ふちに毛が並ぶ。頂芽はできず、枝先に仮頂芽が2個並ぶ、側芽は対生

    葉痕

    • :三日月形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項

    葉身長鋸歯葉先を結んだ線翼果
    イロハカエデ4~7cm重鋸歯楕円形
    中央の裂片が特に長い
    ほぼ水平
    上向き
    オオモミジ6~12cm細かい単鋸歯が多い円形やや鈍角に開く
    下向き

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2366]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1563]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-320P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[476P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下217]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[170P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    イロハモミジ
    20220801_県立美術館
    イロハカエデ
    20220911_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240331_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20240420_その他
    イロハカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
    イロハカエデ
    20250404_県立美術館
    イロハカエデ
    20250430_県立美術館
    イロハカエデ
    20250430_県立美術館
  • イタヤカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer mono Maxim.
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:板屋楓

    名前の由来

    • 「イタヤ(板屋)」は、大きな葉が水平によく茂り、雨が降っても雨宿りできる板で葺いた屋根「板屋」にたとえた
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 日当たりのよい谷間や谷間に接する斜面

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 暗灰色。若木ではなめらか、老木では浅く縦に裂ける

    • 葉序:対生
    • 葉形:扁円形、掌状に5~7裂(浅裂~深裂まで変化あり)、葉身長5~18cm
    • 葉縁全縁
    • 葉質:表は光沢あり、裏の脈液に淡黄褐色の毛叢がある以外は無毛
    • 葉柄:4~15cm
    • 紅葉:黄色

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:枝先に散房花序、黄緑色の雄花と両性花が混じる
    • 花被:花の直径5~7mm、花弁と萼片5個、雄しべ8個
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2~3cmで無毛、翼は直角~鋭角に開く
    • 成熟期:9~10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。頂芽は長さ5~8mmの卵形で濃紅紫色、芽鱗は5~8対、側芽は葉柄内芽のものもあり

    葉痕

    • :浅いV字形
    • 維管束痕:3個

    用途

    • :木肌が白く弾力があり、加工も容易なため、かつては家具や楽器、スキー板などに利用された、細いものはテープ状に剥いで籠編みに用いられた
    • 日本産の樹木としては糖分が多く、東北から北海道にかけて、春先に「メープルサップ」と呼ばれる甘い樹液を採取した
      • 樹液が甘い理由
        寒い時期の広葉樹は、養分を貯蔵している柔細胞内の濃度を濃くして、凍らないようにしている。春、根が休眠状態から目覚めて水分吸収を始めると、根にある柔細胞内の濃い細胞液を薄めるために、水分が細胞内に吸い込まれる。順次上にある柔細胞が水分を吸収し、幹の道管に水が上がっていく。この時、道管液には、柔細胞から排出された糖分が溶け込んでいる。幹に穴をあけると道管液がにじみ出る。

    特記事項

    • 静岡県内には4変種あり
      • エンコウカエデ(猿猴楓)(別名:アサヒカエデ)f.dissectum
        • 葉が掌状に5~9深裂
      • ウラゲエンコウカエデ(裏毛猿猴楓)(var. connivens
        • 葉が掌状に5~9中裂
        • 葉裏の脈上葉柄上部白色開出毛密生
      • モトゲイタヤ(元毛板屋)(別名:イトマキイタヤ(糸巻板屋))var. trichobasis
        • 葉が掌状に7~9浅裂
        • 葉裏脈液と葉柄上部褐色の毛叢
      • オニイタヤ(鬼板屋)(別名:ケイタヤ(毛板屋))var. ambiuum
        • 葉が掌状に5~7浅裂
        • 葉裏全体に短毛

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2386]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1583]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-354P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[492P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下213]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    イタヤカエデ
    20230502_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20230502_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20230502_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240303_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240303_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240428_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240428_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240428_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240428_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240504_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20240504_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20250309_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20250412_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20250412_高山・市民の森
    イタヤカエデ
    20250412_高山・市民の森
  • アサノハカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer argutum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:麻の葉楓

    名前の由来

    • 「アサノハ(麻の葉)」は、葉が麻の葉に似ている
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地の谷間や谷間に続く斜面に多い、高所に多い

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 灰褐色~灰色で平滑。皮目が点在

    • 葉序:対生
    • 葉形:5~7裂(5裂が多い)、葉身長4~10cm、裂片の先は尾状に細長く伸びてとがる
    • 葉縁:細重鋸歯
    • 葉質:表面は無毛で葉脈が凹み細かいシワになる
    • 葉柄:3~10cm

    • 花性: 雌雄異株
    • 花序:短い総状花序を出し、淡黄緑色の花をつける
      • 雄花序:5~15個の花がつく、基部に葉はつかない
      • 雌花序:10個ほどの花がつく、基部に葉が一対あり
    • 花被
      • 雄花:花柄の長さ約1.5cmで有毛、花弁と萼片4個、雄しべ4個
      • 雌花:花柄の長さ5~10mmではじめ有毛、子房は無毛、花弁と萼片4個、柱頭は2裂しそり返る
    • 開花期:5〜6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2~2.5cmで無毛、翼はほぼ水平に開く
    • 成熟期:8~10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生。芽鱗は紫褐色で2対

    葉痕

    • :V字形またはU字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2375]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1572]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-368P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[489P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下214]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    アサノハカエデ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    アサノハカエデ
    20240719_富士山太郎坊周辺
  • メグスリノキ Acer nikoense

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:目薬の木
    名前の由来:樹皮や葉を煎じて洗眼液に用いた。
    樹形:落葉高木
    葉:対生、3出複葉
    花:雌雄異株、散形花序、淡黄色
    花期:5月
    果実:翼果、ほぼ直角に開く
    果期:8~10月
    備考:
    日本固有種。
    若枝、葉柄、葉裏(特に葉脈)、花柄に灰白色の粗い毛が密生している。
    <ミツデカエデとの花序の違い>
    ミツデカエデの備考参照。

    メグスリノキ
    20220911_高山・市民の森
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
  • ムクロジ Sapindus mukurossi

    ムクロジ科ムクロジ属
    漢字:無患子
    名前の由来:
    和名は、同じムクロジ科で中国原産のモクゲンジ「木欒子」を誤って本種にあて、日本語読みの「モクランシ」が転訛した。
    漢字の「無患子」は、「子が患わ無い」という意味。種子は羽根突きの玉に使われ、羽子板が厄や病気を跳ね返す無病息災のお守りになったり、種子自体をお守りにする。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、全縁、偶数羽状複葉、小葉の葉軸へのつき方にずれがあり左右不相称
    花:雌雄同株、円錐花序、黄緑色、心皮は3個だが1個だけ成熟、虫媒花
    花期:6月頃
    果実:核果、球形(径2~3cm)、袋状の半透明な飴色の果皮に包まれる、核は黒色(径1cm)、動物散布(被食と貯食?)
    果期:10~11月
    備考:[2-2361][1599][2-390P][500P][下226][2-118P, 121P]
    冬芽には主芽と副芽あり。
    果皮にはサポニンが多く、泡立ちがよく、昔は洗剤や洗髪に用いた。
    種子(核)は硬く黒く、径1cmほどの球形で、羽根突きの玉や数珠などに用いた。
    果皮の薄いところを削って穴をあけ、ストローまたは直接息を吹きかけると、ホイッスルのように大きな音で鳴る。

    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20240912_有度山 成熟しなかった心皮が残る 
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241129_県立美術館
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
  • ミツデカエデ Acer cissifolium

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:三出楓
    名前の由来:
    「ミツデ(三出)」は、3出複葉。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:対生、3出複葉、葉柄は紅色
    花:雌雄異株、総状花序、黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果、翼は鋭角に開く
    果期:7~10月
    備考:
    日本固有種。
    葉柄、小葉に毛はあるが疎らで、葉裏脈液に毛叢がある。
    メグスリノキとの花序の違い>
    ミツデカエデは、5~15cmの細長い総状で垂れ下がり、20~30と多数の花が着くが、メグスリノキは、散形で垂れ下がり、花は1~5個で少ない。

    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森