ムクロジ科カエデ属
漢字:目薬の木
名前の由来:樹皮や葉を煎じて洗眼液に用いた。
樹形:落葉高木
葉:対生、3出複葉
花:雌雄異株、散形花序、淡黄色
花期:5月
果実:翼果、ほぼ直角に開く
果期:8~10月
備考:
日本固有種。
若枝、葉柄、葉裏(特に葉脈)、花柄に灰白色の粗い毛が密生している。
<ミツデカエデとの花序の違い>
ミツデカエデの備考参照。
タグ: ムクロジ科
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メグスリノキ Acer nikoense
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ムクロジ Sapindus mukurossi
ムクロジ科ムクロジ属
漢字:無患子
名前の由来:
和名は、同じムクロジ科で中国原産のモクゲンジ「木欒子」を誤って本種にあて、日本語読みの「モクランシ」が転訛した。
漢字の「無患子」は、「子が患わ無い」という意味。種子は羽根突きの玉に使われ、羽子板が厄や病気を跳ね返す無病息災のお守りになったり、種子自体をお守りにする。
樹形:落葉高木
葉:互生、偶数羽状複葉(小葉の葉軸へのつき方にずれがあり左右不相称)
花:雌雄同株、円錐花序、黄緑色
花期:6月頃
果実:核果、袋状の半透明な飴色の果皮に包まれる、核は黒色
果期:10~11月
備考:
冬芽には主芽と副芽あり。
果皮にはサポニンが多く、泡立ちがよく、昔は洗剤や洗髪に用いた。
種子(核)は硬く黒く、径1cmほどの球形で、羽根突きの玉や数珠などに用いた。
果皮の薄いところを削って穴をあけ、ストローまたは直接息を吹きかけると、ホイッスルのように大きな音で鳴る。 -
ミツデカエデ Acer cissifolium
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ホソエカエデ Acer capillipes
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ヒトツバカエデ Acer distylum
ムクロジ科カエデ属
漢字:一葉楓
別名:マルバカエデ(丸葉楓)
名前の由来:
「ヒトツバ(一葉)」は、葉に切れ込みがない、別名も同様。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生、葉脚は深い心形
花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、総状花序、黄色
花期:5~6月
果実:翼果、翼は鋭角
果期:8~10月 -
ハウチワカエデ Acer japonicum
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トチノキ Aesculus turbinata
ムクロジ科トチノキ属
漢字:栃/橡の木
名前の由来:
アイヌの人々が実を「トチ」、幹を「トチニ」と呼んだことに由来する説、
トは「十」、チは「千」を表わし、果実がたくさんなる説あり。
樹形:落葉高木
葉:対生、掌状複葉
花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花(上部)と両性花(下部)が混じる)、円錐花序、白色
花期:5~6月
果実:蒴果、熟すと果皮が3裂し、種子が1,2個現れる
果期:9~10月
備考:
花は円錐花序の下から咲きあがり、白い花びらには黄色い蜜標(ガイドマーク)があり、花粉や蜜がなくなると赤色に変わる。蜜標は、送粉者であるマルハナバチ類に対するもので、マルハナバチの仲間は、黄色と赤色を識別している。
寒さと乾燥や虫から保護するため、冬芽の頂芽は、冬の間、樹液が浸み出して樹脂状になり粘る。
種子は最大クラス、そのままではシブくて食べられないが、アク抜きしてもち米と一緒について「栃餅」にする。
花は蜜蜂の重要な蜜源の一つ。
材は堅く模様(杢:もく)が美しいため、家具類やお盆、椀、建築材などに用いる。
大きな葉は光合成の能力が高く、成長を速くする。ただし、水分の蒸散も激しく、根からの供給が追いつかなければ水不足になる。分布が沢沿いに多いのはこのため。 -
トウカエデ Acer buergerianum
ムクロジ科カエデ属
漢字:唐楓
名前の由来:
「トウ(唐)」は、中国(唐)原産。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序、淡黄色
花期:4~5月
果実:翼果、翼は幅が広くあまり開かない
果期:7~9月
備考:
剪定や大気汚染に強く、紅葉が美しいため街路樹に用いる。
幼木の葉には葉縁に細かい鋸歯があるが、成木ではなくなる。 -
チドリノキ Acer carpinifolium
ムクロジ科カエデ属
漢字:千鳥の木
別名:ヤマシバカエデ(山柴楓)
名前の由来:翼果の形を千鳥が飛ぶ姿に見立てた。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄異株、総状花序、淡黄色
花期:4~5月
果実:翼果
果期:8~10月
備考:
日本固有種。
黄葉した葉は落葉しにくく、春まで着いているものが多い。