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タグ: イラクサ科

  • ヤブマオ Boehmeria japonica var. longispica

    イラクサ科カラムシ属
    漢字:薮苧麻
    名前の由来:
    藪に生えるマオ(苧麻)。
    「マオ(苧麻)」は、カラムシの別名でカラムシに似る。
    葉:対生、粗鋸歯(先ほど粗く大きくなる)、ざらつく
    花:雌雄同株(茎の上部 雌花序、下部 雄花序)、穂状花序
    花期:8~10月
    習性:多年草
    備考:[1-1932][214][野390P]
    ふつう雄花はつけず、雌花は受精せず無融合生殖で種子をつくる。

    ヤブマオ
    20251124_朝鮮岩
    ヤブマオ
    20251124_朝鮮岩
    ヤブマオ
    20251124_朝鮮岩
  • コアカソ Boehmeria spicata

    イラクサ科カラムシ属
    漢字:小赤麻
    名前の由来:
    小さい「アカソ」。草本の「アカソ」に比べて全体が小さい。
    「アカソ(赤麻)」は、茎や葉柄が赤い。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:雌雄同株(上部 雌花序 下部 雄花序)、穂状花序
    花期:7~10月
    果実:瘦果
    果期:11~12月
    備考:
    草本のアカソは、葉の先端が3裂することで区別できる。
    普通に見られるのは3倍体の無融合生殖で、雄花序をつけず、雌花は受精せずに果実を結ぶ。
    葉は、サカハチョウ、アカタテハ、シータテハの食草、シカの好物。

    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20240517_竜爪山
    コアカソ
    20240517_竜爪山
  • キミズ Pellionia scabra

    イラクサ科サンショウソウ属
    漢字:木みず
    名前の由来:
    ウワバミソウ(別名:ミズ)に似て、茎の下部が木質化している。
    葉:互生
    花:雌雄同株
    花期:4~5月
    果実:瘦果、褐色、小凸点あり
    習性:多年草
    備考:林内の陰湿地に生える。

    キミズ
    20221127_朝鮮岩
    キミズ
    20221127_朝鮮岩
    キミズ
    20221127_朝鮮岩
  • カラムシ Boehmeria nivea

    イラクサ科カラムシ属
    漢字:茎蒸
    漢名:苧麻(チョマ)
    別名:クサマオ(草真麻)
    名前の由来:
    茎(幹(から))を蒸して皮をはぎ、繊維をとる説、
    蒸してから乾燥させる(乾蒸(からむし))など諸説あり。
    葉:互生、鋸歯、裏面に白い綿毛を密生
    花:雌雄同株(茎の上部 雌花序、下部 雄花序)
    花期:7~9月
    習性:多年草
    備考:[1-1941][224][野388P][1-225P]
    皮のある茎を蒸して皮をはぎ取り、その繊維で上質の織物(上布(じょうふ))を作った。
    「ポンポン草」や「パンパン草」の呼び名あり。軽く握った手に葉をのせて、勢いよくこれを叩くと「ポン」という音がする遊びあり。
    「ラミーカミキリ(中国原産の外来種)」が好んで葉を食べる。
    「アカタテハ」の幼虫は、葉をたたんで糸でとめて身を隠す。

    カラムシ
    20221218_朝鮮岩
    カラムシ
    20221218_朝鮮岩
    カラムシ
    20251124_朝鮮岩
    カラムシ
    20251124_朝鮮岩
    カラムシ
    20251124_朝鮮岩
    カラムシ
    20251124_朝鮮岩