基本情報
- 学名:Viburnum wrightii var. stipellatum
- 科名・属名:ガマズミ科ガマズミ属
- 漢字名:大深山莢蒾
名前の由来
- 「オオミヤマ(大深山)」は、深山にはえる葉の大きい
- 「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照
生育地
- ミヤマガマズミの変種で、母種の生育地より標高の高い山地。太平洋側のブナ帯ではほとんど本種が分布する
樹形
- 落葉低木
枝
- 若い枝は紫褐色
樹皮
- 灰褐色
葉
- 葉序:対生
- 葉形:丸形、葉身長7~14cm?、先は尾状に長くのびて鋭くとがる(ミヤマガマズミより長い)
- 葉縁:三角形の鋭鋸歯(ミヤマガマズミは角張る)
- 葉脈:表面は凹んで裏面で隆起。鋸歯が多く25対以上(ミヤマガマズミは15対前後)
- 葉質:表面全体に微毛が生える(ミヤマガマズミは長毛が散生するかほぼ無毛)
- 葉柄:1~2.5cm?、長毛が散生
- 腺点:葉裏は全面に細かい腺点が多く、葉身基部に大きな腺点が2~3個あり(ガマズミ属共通)
花(ミヤマガマズミ)
- 花性:雌雄同株/同花
- 花序:枝先に直径6~10cmの散房花序をだし、白い小さな花を多数つける。軸や小花柄には長い毛がまばらに生え、星状毛がまじる
- 花被:花冠は直径5~7mmで5中裂し平開。雄しべ5個、花冠からつきでる。雌しべは短い。萼片5個、ごく小さい
- 開花期:5~6月
- 送粉方法:虫媒
果実(ミヤマガマズミ)
- 種類:核果
- 形:長さ6~9mmの広卵形
- 成熟期:9~10月、赤色
種子(ミヤマガマズミ)
- 数:核1個
- 形:長さ4~6mmの卵球形
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽(ミヤマガマズミ)
- 鱗芽
- 頂芽は長さ5~7mmの卵形。芽鱗は2対あり無毛または粗い毛あり、1対の小さい頂生側芽がつく
葉痕
- 形:浅いV字形?
- 維管束痕:3個?
用途
- ガマズミ属の枝:ガマズミの用途参照
特記事項
- ミヤマガマズミとの違い
- 葉の表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える。
典型的なものは、葉がミヤマガマズミより大きく、先端は尾状にのびて鋭くとがる、鋸歯も鋭く明瞭で、ミヤマガマズミが15対程度に対し、25対程度になる
- 葉の表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える。
- ガマズミとミヤマガマズミの違い
- ガマズミは葉の先のとがり方が鈍く、葉柄に短毛や星状毛が密生しているのに対して、ミヤマガマズミは葉の先が鋭くとがる、葉柄には長い絹毛がまばらに生える
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[2-4137] ※ミヤマガマズミ
- 新牧野日本植物圖鑑:[2829] ※ミヤマガマズミ
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-448P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[725P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下327]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]






























































































